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2021年7月開始TVアニメ「かげきしょうじょ!!」1話を視聴。
https://kageki-anime.com/

原作漫画既読。

タイトルは移籍後の「かげきしょうじょ!!」ですが、アニメはちゃんと出会いの物語であるシーズンゼロ(旧「かげきしょうじょ!」)から開始。1話にして、受験から授業開始前の自衛隊訓練までと、結構な日数が進みました。
テンポよく、それでいて必要な情報はきちんと入っていて、好スタートだったと思います。
決して「原作そのまま」の展開ではありません。一気に話を進めているため、大量のセリフカットがされています。しかし「原作通り」のアニメ化だと錯覚するくらい、上手く構成されていました。
さらさが単なる天然おバカなだけでなく、バックボーンに歌舞伎があることを示唆するため、1話で自衛隊訓練まで進める必要があったこともわかるので、カットされた要素は2話以降に上手く盛り込まれることを期待しておきます。

PVを見た時、私は、コミックス表紙のカラーはあくまで「イメージ」だと思っていたので(事実、キャラクターの髪色が巻によって異なる)、あのパステル調の色合いでそのままキャラクターを動かすことに驚きましたし、脳内カラーと違うことに戸惑いもありました。
また、音と動きのあるアニメにすると、歌やダンス、芝居を現実に表現しなければならなくなるので、舞台ものはそれがネックで難しいとも思っていました。
しかし、原作愛を感じられるアニメ化だったので、色々な不安が消えて、週末の新たな楽しみになりました。
原作でアナゴボイスと明言されている穴井一尉が、ちゃんと若本氏でしたしね(笑)。

あとは、漫画でも顕著でしたが、色と動きがついたせいか、より元ネタがわかりやすいと思いました。OPにある劇場の2階から見下ろすアングルなんて非常に見慣れたもので、ニヤニヤしてしまいました。
劇伴が斉藤恒芳先生というのも、とても豪華。

原作既読組なので、さらさと愛以外のメンバーの方に目がいきました。
好きなのは紗和ですが、やはりアニメ化で気になるのは、最初にキャラエピソードがある山田さんがどうなるかですね。可愛いのに「超普通の子がいる」とか言われていて、おじさん(安藤先生)たちは酷いわと思いました。ちなみに、この台詞は原作にはなかった(笑)。
薫と2人部屋だと思っていたのに、紗和と薫との3人部屋で驚いたのですが、原作でも描かれなかっただけでそう言う設定だったのか、バチバチ感を入れるためにアニメ独自で設定したのか気になります。明日発売の公式ガイドブックで、明らかになるかもしれませんね。

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