現在地：クーン編クリア＆ヒューズ編（指輪の兄弟事件）クリア
遂に、ヴァジュイール様と直接対決！
と言っても、妖魔の君に一介のモンスターや人間が立ち向かえるものでなく、戦いの中で連携技を見せて、ヴァジュイール様が満足するだけの合計点数を獲得したら勝利という特殊ルール。
ファシナトゥールを離れた上級妖魔というのは、基本的に変人揃いだと思うのですが、その中でも「ワープの君」だとか「花火の君」だとか数々の異名をプレイヤーから捧げられているヴァジュイール様は、やっぱり無茶苦茶面白いですね。
０ダメージとはいえ、連携技を喰らった後に、花火を打ち上げて「美しい連携だった」と喜んでくれるのが最高に笑えました。
ただ、芸術点をもらうには「最低３連携」繋ぐ必要があり、その上「既出の連携は採点対象にならない」らしく、最初に５点稼いだあとが続かず困ってしまいました。
しかも、連携がし易くされているような調整もないんですね。
なんとか３〜４連携でチマチマ稼いだものの、攻撃を喰らって戦闘不能になるし、最後通牒である「もはや見るに値せず」宣言を喰らってしまいました。
諦めてやり直そうと思ったのですが、クーン１人残ったので、メサルティムを起こして生命の雨でギリギリ立て直し、なんとか新しい３連携をもう一つ出したら、そこで勝利ラインを超えるという劇的な幕引きを迎えました。
９つの指輪が揃ったので、マーグメルに帰還。オープニングと同じ場所に、人型をとったクーンで立つのは、時間の経過を感じて感動的でした。
そして、これで感動の大団円エンディングかと騙してからの、ラスボス戦。
お供を多数引き連れた、ちょっと珍しいボスです。何回か編成を変えてきて、ボスがいないターンもあるのが非常に不思議なんですが、これもしかして黒の指輪（マスターリング）と９つの指輪の兄弟に対応したモンスターだったのか、と倒した後に気付きました。
なお、お供にいたマリーチを吸収できて喜んだのですが、よく考えたらラスボス戦で吸収してもセーブしないから記録に残らないのですね。悔しい……。
指輪を分けて捨てていく描写で終わりますが、ゲンさんが１つ預かってワカツに戻っていったのが衝撃でした。
基本的に元の場所に返したけれど、スクラップの分（商人の指輪）とバカラの分（勇気の指輪）は、ヌサカーンとゲンさんに渡したみたいですね。
ヌサカーンは上級妖魔だから指輪に魅入られることもなく安心ですが、ワカツに戻るゲンさんの精神状態がどうなるかは少し不安です。
そのまま、ヒューズ編もクリア。
クーンの冒険が始まるより僅かに早く、ヒューズがカバネロから指輪を押収したことが切っ掛けで、ヒューズが指輪を集めることになる展開でした。
なんと、クーンとはラスボス直前まで会うことがないまま進むので驚きました。クーンたちからすると、毎回ヒューズに先を越される形なので、メイレンの機嫌がどんどん悪化しただろうなぁと、楽しくなさそうな旅路が想像できてしまいました。
２回目のマスターリング戦は、予想外に厳しいものになりました。マーグメルを蘇らせる行程がなかった分、本編より力が蓄えられている状態だったのかしら。或いは、単に戦闘メンバーの差異だったのかもしれません。
リージョン一つを生んだり滅ぼしたりできる古代遺産を、肩こり解消が主目的かのように対処したのは、ヒューズらしい日常の延長の非日常でした。