現在地:Day4「真実のウソ」・Day5「サイキッカー×サイキッカー」
4日目は、ススキチの持ちかけたゲームに参加して、ナギの能力紹介や、チーム同士の対立具合を理解していく内容。
5日目は、リスタート能力をフル活用しつつ幽川舎と戦う展開。
ミナミモトから「他のヤツラを陥れて今日のポイントを奪え」と指示されたから、どんな陰湿な話になるのかと思ったら、一応ゲームのルールに乗っ取って黄金豚の討伐ポイントを獲ったので、「陥れる」という印象ではなかったです。他の参加者を妨害しているのは、みんな一緒ですしね。
それに、幽川舎が河川オタクの集団だとプレイヤーが理解した瞬間の、あのなんとも言えない面白さが、展開を暗くしなかった要因だと思います。川そのものが好きな奴から、河川擬人化に行き着いてる奴まで、かなり高レベルなネタが充満していて、ウケました。
そしてこのスクリーンショット、「擬人化」を脳内変換できているか否かで、リンドウ(隠れオタク)とフレット(非オタク)が見分けられるのも地味に面白いです。
それより、ツイスターズ参戦以来、一度も標的討伐していないルーインがトップを維持している、このゲームのポイント仕様が謎です。
6日目冒頭で、トップのルーインがゲームの継続を望むから、誰もゲームから抜けられない、という事情も明かされましたが、幽川舎メンバーは消滅を恐れていたので、生き返りはなくても消滅はあるんですよね。最下位だけ消滅になって、チームが減っていく状態なのでしょうか。
周回するごとにライバルチームが減って、最後にルーインとツイスターズが一騎打ちする展開だったらキツイな、と思います。
だって、幽川舎のリーダー・フウヤを好きになっちゃったんですよ!
ツイスターズとの勝負に負けた後、大泣きするという醜態まで含めて、この人が好きだと思いました。
臆病で自己評価が低いなりに、幽川舎というオタク集団をまとめ上げ、趣味を優先しがちなメンバーを動かしているのも凄いし、負けてもメンバーからの信頼は失っていないということは、それだけリーダーとして真っ当に頑張っている証左で、応援したくなります。消滅しないで欲しいなぁ。
そしてフウヤに対するミナミモトの圧の掛けかたは、完全な苛めっ子。ノリノリで楽しそうでなによりでした。
その他のキャラも、どんどん味が出て可愛く感じています。地味に好物設定が面白くて、全体的に甘いものが好きで、ナギよりよっぽど女子大生みたいな味覚のミナミモトに笑います。
リンドウは、流されつつも自分の考えを持っていて、きちんと行動できているので、プレイするほど好感が上がっていく主人公でした。意外と気を遣うタイプだったり、前作に続いて「今時」の若者を描写するのが上手いなぁと感心します。
フレットは、ウザい奴だと思っていたし、実際そういう面もあるけれど、リスタート能力のせいで突拍子もないことをするリンドウを否定しないところに救われてます。
そして「ナギセン」ことナギは、属性多すぎて面白いです。
ミナミモトは、たぶん3人を利用し切った後、捨てていくと思うので、そのときナギセンがどう折り合いをつけるかがターニングポイントになりそうだと思っています。一応、推しとは顔が似てるだけの別人と理解できているけれど、ミナミモトが動いて喋るだけで、あの娘限界オタクになってますからね。
それから、今回のプレイ範囲ではカリヤが登場。新宿死神と違い、きちんとわかるように説明してくれるのが嬉しかったです。
そもそも新宿死神は、「死ぬ前に人間に参加者バッジを配っておけば、死んだ瞬間からゲームに参加させられて楽」などという手抜き運営をしている時点で、仕事に不真面目すぎます。そのせいで参加者が一律スタートでないのも、死神ゲームの目的からズレていると思います。
もしカリヤが3年前時点で幹部になっていたら、今の新宿死神が我が物顔で渋谷を支配する状況を変えられたのか?などと考えてしまうけれど、本人はその辺どう思っているんでしょうね。一先ず、ミナミモトの生存を知ったら、温厚なカリヤもさすがに嫌味くらい言いそうなので、渋谷死神たちが顔を合わせる時が楽しみです。
先の展開は全く想像していませんが、会話シーンはあっても姿を見せないルーインのトップがヨシュアかも?という疑念は抱いています。
スワロウさんの正体も、まだ判断材料が少なくて謎です。RGにもUGにも関与できているなら、死神だと思うので、素直に消去法するとショウカ一択ですが、本作がそんな素直な解を持ってくるとは思えないので、楽しみにしてます。
そうそう、無事に女性向けゴスロリファッションのお店を見つけました。
やはり今作はどの男性陣も、黙ってカチューシャを付けて、スカート履いてくれました。みんな勇気1000ポイントくらいあるな!(笑)
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