アセルス編クリア
ファシナトゥールに戻る前に、リマスター版の下記追加イベントをこなしました。
- フルドの工房
- ヌサカーン加入
- 生命科学研究所
フルドの工房は、調べたら他の主人公でも訪問できるようですが、マジックキングダムはエミリア編の時に訪れただけで、この場所に気付かなかったので、今回アセルスバージョンが初訪問となりました。
まさかの一騎討ちで少し焦りましたが、下級妖魔は上級妖魔に勝てない、ということを改めて明示する展開だったと思います。
ボス戦に行き着くまでの方が手間取りました。石化を解く前に一度工房を出たら妖精たちが消えてしまったり、うっかり妖精に近づきすぎて戦闘になってしまい、二度もセーブからやり直しました。
ヌサカーンのところは、変わり者の妖魔を見に行くくらいのノリでしたが、会話が面白くて良かったです。
アセルスが人間に戻れるか聞いた際の、赤い液体と青い液体を混ぜて紫の液体にしたら元に戻せない、という説明は結構王道ですが、サガフロ世界の科学力だと、遠心分離器くらいありそうだな、と思いました。
アセルスが、半妖になったことと同じくらい、半分男になっているのでは?と心配しているのが少しおかしかったですが、白薔薇を愛している自分が認められないからこその発言なのか、とも考えさせられました。本作が現代の新作なら、逆にアセルスのこう言う葛藤はなかったかも知れないですね。
生命科学研究所は、まず入口にて関係者みたいな顔で立っているゾズマに笑いました。
見学という形で中に入り、段々真相に近づくという展開でしたが、いつも勝手に入っては研究員と問答無用で戦っていたから、新鮮でした。本来こういう流れがあるべき場所だよな!と強く思いました。
しかしゾズマは本当に顔が広いですね。妖魔の研究をしていることは公表していないのに、どこで知り得たのか疑問です。
イベントを大体こなして、入れ替えたメンバーの育成もそこそこできたので、ラスボスに挑むため、ファシナトゥールに戻ることにしました。
運び屋が白薔薇姫の不在に気付くのが、ちょっと心にダメージを与えてきました。
針の城に戻り、かつて、脱出ルートかと思って通った道を奥に進んでいきました。
道中に立ち塞がる中ボス・巨人は、ラストダンジョンの門番だったのですね。プロローグ中に白薔薇姫と2人で挑んだときに、手も足も出なかったのは当然だったんだと納得しました。
しかし、妖魔の城にイマイチそぐわないロボっぽい見た目の敵がここに配置されていることは不思議です。
その後はセアト(影騎士)、金獅子姫と対決。
妖魔にも亡霊的な概念があるんですね。しかしそんなセアトの足掻きを見苦しいと評する辺り、ゾズマは「変わり者」と言われていても妖魔であることに違いないんだなと、いささか寂しく感じました。
なお、セアトとの戦いは長期戦になったので、妖魔パーティだと攻撃の大技がないせいで、火力が足りないと感じたのですが、金獅子姫は割と楽に撃破できたので、属性相性なのかも知れません。どの種族がどの属性に強い/弱いとかゲーム中ではわからないので、6人クリアした今も適当に戦っています。
3番目の踊り場にラスタバンが待っていたので結界石を使ってセーブしたのですが、戦わずに済みました。
一度も妖魔の武具を使っていないのに何故? と思ったら、ジーナを助けることを忘れていました。仕立て屋でジーナが連れて行かれたことは聞いたのに、どこにいるのか分からなかったから、そのままにしちゃいましたよ。
と言うわけで、ジーナを救出していないので、半妖エンドルートになりました。
このルートだと、アセルスに妖魔らしい行動を求めるオルロワージュの台詞は、絶対の支配者と言うには子供っぽいような気もします。
最終バトルの場所や三人の寵姫などは、先にロマサガRSの方で見ているので、これがオリジナルなんだなと言う気持ちで見ました。
オルロワージュの攻撃はさほど痛くなかったのですが、一撃死させられるLP攻撃に苦労しました。せっかく盾や回復をかけておいても、気絶すると無駄になってしまうから面倒でした。もしかしたら気絶効果だったのかな。気絶対策してみれば良かったです。
EDは、一気に5〜70年後の世界。妖魔だからそう言うこともできるのですね。でも、きちんとジーナの視点で終わる、いいEDでした。
白薔薇は戻って来ているし、ジーナも結局救出されているのだから、ラスタバンの企みも判明しているでしょう。数十年経ってもアセルスの覚悟が決まっていないこと以外は、いい展開だと思います。
ゾズマがアセルスの優柔不断っぷりを揶揄していたけれど、確かにアセルスは外見や設定に反して女々しい性格で、白薔薇の方が余程男前ですよね。ただ、アセルスをサバサバした格好いいキャラにしなかったところに、キャラの描き方の妙があるのかなと思います。
と思っていたら、脈絡ないハーレム一枚絵で終わることに笑いました。
さすが女殺し(笑)。