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２週目のゲーム、最終日。
妨害を跳ね除け、ススキチとツグミを倒してトップに立ったツイスターズの前に、遂にルーインのリーダーが姿を現すーーというところで、やはりシイバだったのか……と脱力しました。
物語の盛り上がり的に、一度も顔見せしていない新キャラの可能性は低いと踏んでいたので、想定はしていた展開です。しかし、ずっと死神とルーインでグルになって参加者を消滅させていた事実が判明したことで、ゲームに対する絶望感が増しました。
そこに至るまでの、なんとか作戦を成功させようと頑張る展開は熱く盛り上がっていたのです。
それだけに、反動で気分は最悪でした。
運営側が一参加者のフリをしてランキングに参加してるなんて、ゲーマーとして許せない話です。
まだ来週に望みを繋いで足掻こうとするカノンや、絶対挫けない男ビイトなんかは貴重な人物で、普通の人は、絶対勝てないゲーム設定に絶望しちゃいますよね。
それにしても、普通の死神ゲームを行わずに、死神を参加者に紛れ込ませて不正なゲームをさせている理由がわかりません。
「渋谷消滅」が目的だとしても、ゲーム継続をすることでインバージョンが起きるという因果関係もわからないし、プロデューサーやコンポーザーはなにをしているんだ、という点もまだ謎のままです。
今回、リンドウのリスタート能力が死神側にもバレてしまいました。
逆に言えば、今までは違和感があっても誰も、時間を巻き戻す能力者がいるなんて思いもしなかったわけですね。自力で気付いていたミナミモトは、やはり異常者だと確信しました（笑）。
まあ、能力がわかっても、時を戻すことを止める対策はできないと思いますがーーとたかを括っていると、とんでもない目に逢うかも。ショウカを恨みたくないから、これで危機に陥ることがないよう祈っています。
そのショウカは、シイバに不審を抱いていることが伝わっていたから、リンドウの情報を流していたとわかっても、その後死神には戻らずツイスターズに残ってくれたことで帳消ししました。
こうしていると、ショウカは実は幼い女の子なんだと感じる局面が何度かあります。
たぶん本当に、見た目年齢通りくらいの歳なんでしょうね。最初は、リンドウをゲームから抜けさせてあげたいな、というくらいの気持ちで手助けしちゃったのかもしれません。
新宿死神の縁を切りたくない気持ちも、渋谷崩壊への加担が嫌だと思う気持ちも、どちらも捨てられないことも理解できます。それでもより困難な戦う道を選んでくれたことを思うと、その決意を後悔させたくないなと、この先の戦いへの気持ちが高まりました。
逆に、ツグミは見た目の印象よりずっと怖い女の子で、なるべく関わりたくないな……と思うようになりました。
にゃんタンを戦わせたあと、今回は本人がノイズ化して襲いかかってきましたが、やられても何度も立ち上がろうとする姿は、正に恐怖の対象でした。
にゃんタン戦の方は、「出たな、巨大ブタ！」「え、クマじゃね？」「ネコだっつの！」の掛け合いで面白かったんですけれどね。ビイト、いつまでブタと認識し続けるのか謎ですが、シキが聞いたら怒るぞ。
シキは「本物のシキ」の姿を描写するのか不明なので登場があるか不明ですが、時折挿入されていた謎のカットシーンで「少年」と思っていた人物の姿が見えたので、こっちはライムだったと気付きました。
でもライムだとすると、誰と通信しているのか疑問です。
ビイトはRGと連絡が取れないと言っていたから、違うはず。でもビイトの立ち絵って、なぜか不思議なタイミングでスマホを持っていることがあるんですよね。リンドウはいつもスマホを弄っているようなキャラだから違和感ないけれど、ビイトが頻繁にスマホに触れているのは不思議だと思っていました。その答えがライム関係にあるのかもしれません。
今週消滅したのは、モトイとピュアハート。
自分がハリボテだったことを露呈したことで、ある種の憑物が落ちて、ここからようやくモトイの人間的成長が始まるのかもしれないな、と思えただけに、少し残念です。
なにより、あんなことがあってからも、まだポエムを送ってくる度胸は好きでした。
たぶん、アナザーとしての言葉は全部嘘だけど、このポエムはモトイ本人の言葉だったんだと思います。だからこそ、普通のことしか言ってない無価値なポエムなんだけど（笑）。
「価値観に自信もなく 責任も持てない」モトイという人物は、リンドウの写し鏡でもあったはずで、だからリンドウもやり直して欲しくてモトイを許したと思っています。それが実を結ばなかったのは悲しいですね。
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