三本足鳥の囀＠麻生壱埜

遂に三週目、最終週です。

あの攻撃が通らない透明なノイズ「ディジーズノイズ」が解き放たれた中を、シイバ打倒を目指して戦い抜く７日間となりました。
空の色が変わって、RGとUGの境界線が曖昧になっているようです。

スキャンしても「……」だけの空っぽな人が増えていて、確かに最終週だなという雰囲気が出てきました。

１日目は、ディジーズノイズを倒す方法を探して終わりました。

殺虫灯のブラックライトに照らすと実体化するらしい？という推測に行き着くまでが、かなり長い道のりでした。最終的には、多数のノイズに対抗するため、東急プラザ入口の鏡を利用することになりましたが、一日の序盤に話した何気ない会話が攻略ヒントになる流れで良かったです。
実際の戦闘で光球ラリーをしないと倒せない前作の禁断ノイズに比べたら、フラグさえ立てれば普通に攻撃可能になる今回のディジーズノイズは、優しいですね。

ディジーズノイズからダメージを受けるとシンクロ率が下がるので、100％を超えたら惜しみなくシンクロ攻撃を使って、刺される前に刺す戦法が良さそうでした。

今週は参加者全員が死神に立ち向かうという構図で、カノンとは引き続き協力体制を維持できており、その点は心強いです。これがモトイだったら、どこかで調子のいいことを言って裏切るんじゃないかと心配しないといけなかったですから（苦笑）。
フレットは言葉に「心がない」ことを指摘されて戸惑っていましたが、本人も自覚はしているんですよね。

本音を言って引かれたくないから、適度に場面にあった調子のいいことを言っているんだろうけれど、カノンの指摘もその通りなので、ぜひフレットはここで成長して欲しいです。

また、この局面でまさかの新キャラクター、新宿死神ヒシマが登場しました。

「仕事なんかしないと思っていた」と言う随分な評価をされていましたが、見た目は真面目そうなのに、面白いキャラ付けですね。
ただ、ツイスターズを煽る役ならクボウで十分間に合っているし、ショウカに新宿組から情報を流してくれる役なら、元々友好的なカイエでも良いのに、新たな現場死神を登場させた理由は気になるところです。

２日目は、ノイズに取り憑かれたアヤノと対決。

初っ端の未来ビジョンで、リスタートを使う日だと分かりましたが、戻せる時間軸ではどうやっても手遅れな状況でどうするのか？と、最後までハラハラさせられる一日でした。

リスタートする前、アヤノと戦いたくなくて動転するショウカに、ビイトが「ダイブして中で退治すればいい」と諭すのが、とても兄貴らしくて頼りになりました。

１日目の最後に「俺がしっかりしねえと」と自分に言い聞かせていたのを見て、ビイトのことだから空回りするんじゃないかと心配していましたが、すっかり大人になりましたね。ダイブに関しては都度ナギに確認を取り、勝手に請け負ったりしないのも好印象です。

ただノイズの影響はあるとしても、アヤノの心の中、ショウカのことしか考えてなくて病んでませんかね（笑）。

あまりに執着しているので、死ぬ前から本当の姉妹だったか何かかと思っていたのですが、普通に死神の先輩後輩だったみたいですね。

結局、リスタートしても運命は変えられないので、ショウカにアヤノと戦う覚悟を持たせてから向かうという展開だったんですが、選択肢のいくつかが酷くて笑えました。

やり直しが効くからって、リンドウ、適当すぎるぞ！

ノイズ化したアヤノ（イーリスカンタス）が強くて、久し振りにゲームオーバーになりました。
HPが大幅に減少したところで、仲間３人が拘束され、アヤノが攻撃する前に助けないとそこで強制敗北という仕様がキツかったです。

拘束されないリンドウとショウカに、回復の早い攻撃バッジを装備させておかないと絶対突破できませんね。
やり直しで全員のバッジを変えたら楽になったので、今後のボスは敵に合わせたバッジ構成にすることも考えた方が良いのかもしれません。

それにしても、アヤノがこういう形で消滅するとは意外でした。シイバは、仲間である新宿死神も使い捨てているように見えるけれど、よくショウカ以外のみんなは付いていきますね。自分が消滅したくないから、シイバに従っているだけと言われた方が納得です。
回想シーンで、ツグミも性格が変わったと触れられていたことも気になりました。彼女もちょっと異常な感じだったから、ノイズに取り憑かれてたりするんでしょうか。

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