Switchで配信中のG-MODEアーカイブス「魔王が墜ちる日」をプレイ。

魔王が墜ちる日

1年後に襲来する魔王に備えて訓練や冒険を繰り返し、自身と仲間を鍛えて迎え撃つRPG。

最短5分でエンディング」が売り文句なだけあって、手軽だけれど、遊ぶと奥深さもある、アイデア型のゲームでした。
ラスボスである魔王がとにかく異次元の強さで、普通にプレイしてもまず勝てません。その代わり、主人公がラスボスに倒されても、ゲームオーバーではなく、隠しキャラがラスボスを倒してくれるので(Bエンド)、嘘ではなく5分でもエンディングは迎えられます。最初はびっくりしました。

魔王が墜ちる日

その後何度も繰り返しプレイして、魔王を倒すAエンドまでは到達できました。

1回目は、システムを理解するためにザッとプレイ。後半、仲間がどんどん死んでしまい、ほとんど育成していないアークスなどを入れて魔王を迎え撃つ羽目になりました。

魔王が墜ちる日

魔王が墜ちる日

2回目で、12ターンしか行動できないのに行動選択肢は多数あるから、知識をつけて最適行動を選べるようにならないとBエンドを繰り返すだけだとわかり、2回目からは仲間を鍛えたり、冒険で強い装備を探したり、魔王弱体化イベントがある可能性を探るなどと試行錯誤していきました。
7回目くらいでアンチアタック戦法を思いつき、次で実行したものの育成が足りずに敗北。リベンジの次々回でようやく初撃破となりました。

魔王が墜ちる日

とにかく強敵だったので、勝った瞬間の達成感はひとしおでした。

魔王が墜ちる日

しかし真のEDがまだ隠されているそうで、実際謎が残ったままですし、仲間キャラクター別のイベントなどは全然できていません。
最終戦でソティアをミスって死なせてしまい、後日談を見られなかったのも悔しい点でした。

正直なところ、本作は遊び方説明が不足しているので、仕様を理解していく過程が楽しめるタイプのゲーマーでないと、面白味が減るだろうと思います。
私自身、過去にプレイした類似ゲーム知識である程度は進められましたが、本作独自の要素はなかなか気付きにくかったです。例えば、魔法を買って装備できることに気付いたのは、最終週直前でした。

魔王が墜ちる日

補助魔法が多岐に渡っていて、これをいかにうまく活用するかが攻略の鍵でした。
元々魔法を装備しているキャラから外して、他のキャラに装備させることもできるのですね。金を貯めたい序盤は、なかなか有用な小技でした。

1ターンで敵を撃破できると、経験値が増えることも最近気付いたけれど、それで稼いだ経験値がなにに影響するかは謎なんですよね。レベルの概念がなく、ステータスは訓練でしか上がらないので、経験値が溜まってもメリットが感じられません。
実際に魔王撃破した回は、最終戦に挑むメンバーはひたすら訓練に明け暮れ、名声向上や宝箱回収のための冒険は残る2人に任せるという、なんだか「伝説のオウガバトル」における解放ユニット/死神ユニット運用みたいな攻略法になりました。

仲間キャラ数はかなり豊富。出現条件が色々で、一回しか会えていないキャラクターもいます。

魔王が墜ちる日

エルフリーダーのオームも、仲間にできたのは一回だけ。複数回会うことが条件かと思いきや、冬まで持ち越すと知らぬ間にエルフ全滅イベントが終わっているらしく、オームがいた場所がぽっかり空いていたのはショックでした。

魔王が墜ちる日

仲間キャラ同士のイベントもあるので、攻略のために使いたいキャラとのせめぎ合いで、どの子を仲間にするか、悩ましいところです。4人しかパーティに加えられず、新しい仲間を使いたいからと言って一度パーティから外すと、二度と戻せない仕様になかなか苦しめられました。

魔王が墜ちる日

仲間にできても、心臓病を患っているため、治療できないと最終戦前に死んでしまう高翔など、運用が難しいキャラもいます。治療方法はわかっているけれど、必要治療費が高すぎるし、このイベントをこなしつつ魔王討伐も達成するのは、かなり難しいプレイになりそうです。

なお、主人公の性別の違いによる会話差はあるのに、主人公を女にしてもグラフィックが変わらないのは少し残念でした。変わらないせいで、性別設定自体も変え忘れがちでした。

冒険の地は、5箇所。

魔王が墜ちる日

少しずつ探索できる範囲が増えたり、季節によって出現するモンスター属性が変わったり、変化が多くてなかなか全貌を掴みきれません。初めて冬の冒険を体験した時は、驚きました。

魔王が墜ちる日

探索時間には制限があるのに、意外とマップが広く、しかも表示範囲が狭いので、結構無駄足を踏むことも多く苦労します。しかし名声向上や宝箱確保など見返りも多くて無視できないので、久し振りにマッピングしてしまいました。
要所には中ボスが配置されていて、それを倒すと攻略完了となって名声が上がります。

魔王が墜ちる日

しかし撃破と同時に、どれだけ残り日数があっても一度帰還させられるのが憎いところです。中ボスを倒した先を探索したければ、次月以降に再訪問しなければならないのですよね。星3難易度までは適当に育成したサブ仲間で十分なのですが、星4以上の難易度になるとボスも強敵で、全滅もありえるので、なかなか挑戦し難いところでした。星5なんて、挑む前に逃げ帰りましたよ。

魔王が墜ちる日

なんせキャラクターは、冒険でHP0になると死亡。ロストするので、あまり無理はできません。無理せず、宝箱だけ回収して帰還を選ぶのも戦略だと思いました。

そんなこんなでまだゲームへの理解も半端ですし、真のエンディングは遠い道のり。とはいえ名声ランキングに入ることはできたので、全プレイヤー数から考えたら、魔王を倒せただけでも結構な戦績なのかなと自信が持てました。
今回は魔王の物理攻撃を封じて魔法戦を挑む、魔法特化タイプで勝ったので、次は逆に魔法を封じて力で殴る戦法も通じるか確認しておきたいところです。その時はゾルヴァーダがエースになりそうです。

魔王が墜ちる日

素早さ特化で回避を狙う戦法も検討してみたいのですが、ダステトッドの加入を早める方法が今のところ思い付かず、また魔王の素早さも相当なので、かなり運に左右されそうな気がしています。

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