ヒューズ編（シュライクの少女失踪事件Ver.）クリア
アセルスがシュライクの実家に寄った時に、通報されていたーーと言う導入で、今回はヒューズが関わっていく流れが自然で良かったです。
言葉の端々から失踪事件に対する思い入れを感じたので、少年ヒューズは事故現場にいたのかもしれない、と想像したのですが、ニュースで知った程度なんですね。いくらヒューズが捜査官として有能とはいっても、すべての未解決事件情報を読み込んで記憶しているとは思えないし、EDでは「あの事件は俺が解決する。そう決めてたんだ。ずうっと前からな」とまで言うので、もう少し強い繋がりがあっても良かったんじゃないかと思いました。
展開としては、まずシュライクから目撃証言を追ってドゥヴァンに行き、アセルスたちが追っ手に襲われているところに遭遇。
私もドゥヴァンで２番目の追っ手を退けたので、偶然だけれどリンクしている！と嬉しくなりました。
一度は見失うも、コットンを助けるため生命科学研究所へ行き、そこで偶然、ナシーラに連れて行かれるアセルスを発見する流れ。初めてコットンが生命科学研究所につかまっている必要性が生まれて、おおっと思いました。
逃走の際、ナシーラが繰り出す地竜が強すぎて、既に５周分引き継いだヒューズとコットンがいるのに、これ突破できるのか不安になりました。「遠慮する」選択肢を選べば戦闘を回避できたみたいですが、逮捕にあたって、ナシーラの化学を否定してやりたかったので、頑張りました。
なお、私はちゃんとコットンを助けてからアセルスを探しましたが、無視することも可能だったと思うので、その場合は、後日ドールから「コットンのこと連絡したでしょ！」と怒られる妄想ができそうです。
ゾズマから零姫を紹介されて12年前の真相を知るのは、まあ妥当なところですね。
オルロワージュを捕まえる、と言う大捕物にあたって、上層部から一筆もらっておく一幕で、意外とヒューズも組織人なんだなと思いました。
そして、それに応えて「自己責任で勝手にやれ」と言う令状を出すIRPOは、想像していたより遥かに柔軟な組織で、一気に好きになりました。こんな組織だから、ヒューズもドールも頑張って働くし、サイレンスもコットンも所属していられるのですね。
途中、闇の迷宮に入れられてしまうものの、追っ手の妖魔を置いて出ると言う、非道な方法で抜け出たりしながら、アセルスとオルロワージュの対決シーンへ。
生命科学研究所では一人だったから、白薔薇を失ったんだと思ったのに、最終戦の局面では白薔薇と一緒にいたのでズッコケました。まさかもう一度迷宮に行って、白薔薇と赤カブを再交換してきたのでしょうか（笑）。
アセルス編本編ではオルロワージュは消滅したと捉えていましたが、ヒューズ編ではただ眠りに着かせただけと明言されました。
オルロワージュとアセルスでは良いところ同格だから、そんなものなのかもしれません。
とはいえ、オルロワージュが人間のリージョンに囚われることになると考えると、絶対的な君主という印象が薄れ、単により上位の存在に倒されたという結論より、妖魔の意識改革に繋がりそうです。
妖魔話なので、サイレンスがもう少し関わるかと思ったのですが、針の城侵入経路を確保する程度の出番でした。
ただ、上級妖魔に関わらない不文律があったIRPOで、一応上級妖魔であるサイレンスが隊員に所属している理由はやはり気になってきました。とはいえ、昔読んだ解体真書によれば、全ての種族をIRPO隊員にするために加えただけで、河津プロデューサーもさほど設定を練り込んでいないようだったので、その辺は妄想で補うしかないのかな。ファシナトゥールに潜入するのを相当嫌がっていたし、あまり良い経緯で出てきたわけではなさそうです。潜入を指示されたサイレンスが、嫌々したあと、三度もヒューズを振り返りながら渋々出掛けたのが可愛くて笑いました。
それでも、現在の針の城の状況を的確に掴んで戻ったところを見ると、余程内実に詳しい知り合いがいたのでしょうか。
少なくとも、ラスタバンの考えはイルドゥンも把握していなかったのだから、それを調べてきたサイレンスないし協力者の情報収集力は結構なものだと思います。
なお、次周に備えてブルーを仲間に入れて、少しだけ育成しました。
技の閃きは悪いはずなのに、どんどん銃技を閃いたので、この調子だとルージュとの決闘は、古式ゆかしいウェスタンスタイルになるかも知れません。