富士見ファンタジア文庫クロスオーバーRPG「ファンタジア・リビルド」WORLD04と、最近のイベントの感想です。
以前も書いた通り、育成が進んだら高難易度コマンドバトルゲームとして面白くなってきました。ここ数ヶ月、スマホゲームの中では本作を一番真面目にプレイしているかもしれません。イベント報酬全回収なんて、ほかのゲームではやっていないですからね。
遂に親密度10に到達したキャラクターも生まれました。
もう少し星4以上のキャラクターのガチャ排出率を上げてくれれば、一般受けする可能性もゼロではなくなりそうなのに、惜しいと思います。
メインシナリオ(WORLD04)
敵の大ボスの正体が早くも分かり、意外とスピーディーな展開にワクワクしました。
しかし実際は、仮面の女の誰一人倒せていないので、これから長い戦いがはじまるのかもしれません。
WORLD04「囚われの棺姫と魔女狩りの徒」は、WORLD03に比べると、全体的なストーリーは短めに感じました。
考えてみたら敵キャラクターは2人しかいないし、第三勢力もないし、小品にまとまるのは当然です。逆に言えば、WORLD03はサーリスに加えて、カシム、ガウルン、フリードと、一人で1イベント担当してもおかしくない超豪華な敵布陣だったことに、改めて眩暈がしました。よくぞ、あの中から生還できたものです。
最初はモンスターに襲われるパニック映画風、中盤はゾンビ・吸血鬼もの、後半はスリルホラー風と、短編集のようにカラーが変わっていく展開だったのと、一回に解放されるクエスト数が多く一気に遊べたこともあり、飽きずに進めました。
ホーンテッドがサクッと一太刀で殺されたのも、無闇に話を引っ張らないという点で個人的には高評価でした。
ただ、私自身はパニック映画もゾンビもスリル系も嫌いなので、嫌いなものを全部盛りしてくるクヴィーナは、今回トドメを刺して欲しかったところです。
また、今回は前半をトール@棺姫のチャイカ、後半をタケル@対魔導学園35試験小隊という男主人公二人がそれぞれ仲間を引っ張る感じだったので、両作品の設定や雰囲気も感じられて、オールスターものとしての役目も果たしていたと思います。
設定で面白そうだなと思ったのは、棺姫のチャイカです。また、フレドリカも「竜になれる女の子」ではなく、「竜が人間の姿を取れる」タイプのようで、人間と違う考えかたがちゃんと描写されていて興味深く感じました。クラスも含めて良い性能だと思ったので、ピックアップガチャを回しましたが、そちらは縁がなくて残念でした。
期間限定イベント
ハーフアニバーサリーは、幻想石セールと復刻ガチャだけでしたが、イースタールミア、チェリー、セラ、メダル交換でブラッドベリーを確保できたので、しばらく育成で楽しめました。
特に、OPクエスト上級の敵弱点を突けるペネトレイターで、且つ全体攻撃必殺技持ちのチェリーは、毎日のミッション消化を楽にしてくれる、ありがたい存在です。
ブラッドベリーは、相変わらずリナが引けないので、代わりに全体攻撃できるイグナイトキャラとして活用しています。
この期間にあった期間限定クエスト「とりあえず伝説のゲーマーズ!」「マジックゴーレムパニック」は、どちらも、道中同じことの繰り返しをした上で話のオチが弱く、シナリオ的にはやや残念な内容。
トピックは、マジックゴーレムパニックの限定星3フラグメントが懐かしの「どらまきやま」だったくらいですね。
とりあえず伝説のゲーマーズ!限定星3フラグメント「黒叡の指輪」が、リアスに欲しい即死成功率アップ効果だったため、これを完凸するためフレンドポイントを使い切ったところでした。そのため、星3フラグメントのために通常ガチャを回す羽目になったりしました。スレイヤーズ関連フラグメントだというだけで、性能的には完凸を狙う必要などなかったのですが……。
しかしその後、水着イベント「海だ!夏だ!略奪だ!? 水着海賊アドベンチャー」がはちゃめちゃな内容で面白かったので、前イベントの不満は吹き飛びました。
好みの差はあれど、小ネタでウケを狙いつつ、最後はキチンと締めるコメディシナリオだったと思います。
「わたしが町長です」は、まさか本作でロマサガネタを見るとは予想しておらず笑いました。
富士見ファンタジア文庫の初期読者層とロマサガファンは、世代的に被っていそうですね。かくいう私がそうですし。
ガチャも水着姿のリナ、リアス、チャイカ、システィーナ、狂三、配布が十香(反転)と、かなり本気の人選でしたし、シナリオもその豪華なキャラクターをうまく動かしていたと思います。
リアスお姉様の尊い「オッ」とリナの比較は、やっちゃダメだよ!という感じでしたが……(笑)。
女子だけのお陰か、全員水着でもエッチな方面に流れなかったのも良い点だったと思います。どちらかというと、水着を「解放感」の演出にしていたのが特徴的だと思いました。
欲を言えば、主人公だけ着込んだ姿が暑苦しかったので、主人公にも水着衣装が欲しかったです。そして、エンデには水着スキンが欲しかったです。
エンデはイラストがあるのだから、当然スキンがあると思っていたら、入手できなくて残念でした。
ガチャも過去最高に運が良く、第三弾で水着狂三と水着システィーナが引けました。クリスマス十香以来となるイベント中に引けた限定星5キャラで、無茶苦茶嬉しかったです。
この二人はイベントストーリーでリビルド後の姿を先に見せるパターンだったので、後で実際にガチャが実装された時は、まったく姿が違うことに驚きました。特に狂三の黒髪は、誰!?と思ったくらいですが、この姿で猫を被ったセリフをいうのが、とても「お嬢さん」っぽくて好きになりました。
ただ、性能的には通常狂三の方が便利っぽいですね。水着5人は、デメリットスキルの扱いが難しいです。
続く「甘城ブリリアントパーク 絶体絶命!ラティファ救出大作戦」は、いい方向に水着イベントと対照的で、ストーリーが軽く、戦闘も少なめで、ちょうどいい塩梅でした。
ただし追加クエストの最後、本作初の推奨レベル100超高難易度クエスト「対決!甘ブリ三羽カラス」は、本当に超高難易度でした。
火力勝負も耐久戦もスタン攻めも上手くいかず、悩みながら各人のスキルやフラグメントを見直しました。
一応、グレン先生の必殺技が防御無視なので、これを上手く回せれば一体ずつ倒せそうだったのですが、今回はターンが進むほど敵の火力も上がるルールだったので、長期戦は難しい感じでした。
そうしたところ、フラグメントの中に救世主となる「執行人ナンバー17《星》」を見付けたので、なんとか突破できました。
敵の特防効果を無視できるので、スキルで防御強化してくる今回のボスには大変有効でした。持っていなければ諦めたかもしれません。
アルベルト、ありがとう!いつか、本人が実装されたらできる限りガチャを回して恩返します。……確実に星5キャラでしょうから、引くことは誓いません(笑)。そもそもこのフラグメントだって、イヴ欲しさに100連くらいして代わりに手に入れたものです。
なお、モッフルたちはスキルも攻撃方法も悪意全開なのに、倒すと「善属性の敵を×体倒す」ミッションが進んだので、「えっ」と思いました。
これで善なのかぁ(笑)。
現在開催中の「まぶらほ~こんせいせかいの巻~」は、まぶらほを中心としつつ3作品合同のイベント。
他の誰でもなく、ライバルである夕菜が、リーラを一番理解しているのは、王道ながらなかなか熱くて好きな展開でした。
また、ライナが全力で昼寝しようとしつつも、引率の大人として要所で若者たちを守り導いていたのが意外と格好よく、「とりあえず伝説のゲーマーズ!」の時より、主人公らしいのでないかと思いました。
ただ、和樹さんポイントを集めるのは無茶苦茶苦労してます……。今回は素材ドロップクエストも回りたいから、150万で妥協ですね。
異世界探訪クエストはもう何度も開催されていた気でいましたが、ゲーマーズの後に4回目、そして甘ブリイベント後に5回目ですね。
第3回までは、このクエストが始まると憂鬱でした。出撃後クールタイムのせいで毎日数階しか進めないことが面倒だったためです。しかし仲間が増えて、制限エリアをサクサク進めるようになったので面倒臭さがだいぶ解消されました。
また、育成エリアが設置されて金マスターコードを荒稼ぎできるようになったのも、私としては好評価ポイントです。
第4回メイン高難易度は、超巨大ボーンTくんとのギミック戦だったのも、なかなか面白かったです。最初の挑戦時は、こんなの倒せないだろ!と絶望したけれど、黄色いボン太くん(宗介)がこちらにバフを撃ってくれることに気付いたあとは、耐久戦でなんとかなりました。
最後は、勢いあまって黄色いボン太くんも吹き飛ばしちゃいましたけれど。
そんなところも、ある意味富士見ファンタジア文庫っぽいオチでした。