PS4版クリエイション・アクションゲーム「アクトレイザー・ルネサンス」をプレイ。
現在地：フィルモアACT2攻略・クエスト「誓い」終了
あの「アクトレイザー」がフルリメイク。しかも昨日の発表と同時に販売開始という、嬉しすぎる情報に、思わず椅子から立ち上がりました。
いますぐ買うぞ！と思ったら、ニンテンドーeショップの残高が足りなくて焦ったのですが、PS4でも配信されていたので無事購入できました。
SFCオリジナル版は未プレイ。
確か「PRESS START 2007」でアクトレイザーの楽曲を聞いて、初めて存在を知ったはずです。古代祐三サウンドは元々好きだったのですが、この時の衝撃で一気にファンになりました。「Beyond the GameMusic」演奏会に行ったのは、交響組曲アクトレイザーを演奏するからという理由もあったくらいです。
リメイクにおいても、本作のウリの一つが音楽だと把握しているようです。原曲＆アレンジ双方を収録、新規楽曲まであり。楽曲はゲーム内サウンドモードでも聴けるし、別途「Actraiser Renaissance Mini Soundtrack」としてMP3データ5曲も収録と、かなり手厚いです。MP3には「フィルモア」「捧げもの」が含まれていたので大満足でした。
一気に２時間くらいプレイして、フィルモア地域のストーリーは一区切りつきました（難易度NORMAL）。
アクトレイザー楽曲にハマった際、フィルモアの序盤攻略をプレイ動画で見ています。そのため、未プレイながらオリジナル版ゲームに対する「斯くあるべし」という印象があるため、リメイクはどうかなと思っていましたが、素晴らしい出来栄えだと思いました。
オリジナル版を損なわず、ビジュアルやプレイフィールを強化して今風に仕立てた印象です。
魔物が街を襲撃するタワーディフェンスモード（魔群の侵攻）など、新要素が多数増えていますが、違和感なく組み込まれています。
新キャラクター・英雄の存在によってストーリーが増えているけれど、それらのクエスト要素も自然な組み込み方をされています。
魔物の巣の封印が人間だけでは不可能になり、簡単な中ボス戦が挿入されるようになったのも、発展の都度、信仰が増すことへの説得力になって良い変更だと思いました。
なお、天使が「上から目線」で悪意なく人間を貶すのはオリジナル版通りですが、見た目が可愛いせいか、普通に聞き流しちゃいます（笑）。
アクションパートも同じように、あの時代らしいシンプルな操作性に、連続攻撃やバックステップといったプレイヤー有利の要素が少し加算されている程度。
気のせいか、挙動にまでSFCの雰囲気が残っていると感じます。少し重い動作が、石像に乗り移って動かしているという設定に説得力を持たせつつ、だからと言って思い通り動かせないなんて問題もありません。
ステージ構成はオリジナル通りで、ACT1は「このギミック知ってる！」とあちらこちらで興奮しました。
ACT2は自分に攻略知識が一切ないせいもあり、画面外から飛び道具を放ってくる雑魚敵と、ダメージ床系のギミックに大変苦しめられました。ダンジョン攻略は中間セーブまで意外と長いし、接触ダメージが厳しくてかなりシビアです。
逆に、ボス戦は今のところ苦労していません。ミノタウロスなんて、50％強化状態で炎の魔法を三発打ったら沈みましたよ。
まだ最初のステージが終わっただけですし、オリジナル版未プレイの身では僭越ですが、これぞリメイクの鏡と喧伝したい出来です。
ただ、フィールドからアクションステージへの切り替えにそこそこ長いローディングがあり、突入時SEからアクションパートBGMに続かない点だけはSFC版に劣っており、残念です。
長年遊びたいと思っていた「アクトレイザー」が、現代向けに刷新されて今遊べることに本当に感謝です。
エニックスはドラクエ以外のリメイクには積極的でない印象でしたが、考えを変えたのでしょうか。次は、ガイア三部作でよろしくお願いいたします。