アイドルマスター SideM GROWING STARS(サイスタ)感想
現在実装されているメインストーリー全話(1章5話まで)と、10日からはじまったイベントストーリーを読み終わった感想です。
1話、2話、イベントはC.FIRSTのストーリー。
C.FIRSTの3人に全力で殴り飛ばされて、私は死にそうです。
いや、いい子たちではあるのです。3人もまた、トップの素質がある、素晴らしいアイドルであることは間違いありません。
が、百々人の闇が深くて、ヤバイとしか言えません。善良で、気配りもできるいい子なんだけど、自己肯定感が低すぎて、プロデューサー(P)に見捨てられたと思った瞬間に息絶えてそうな恐ろしさがあります。
さすが、「百々人 」で検索すると「親権」がサジェストされるキャラクターです。
とりあえず、2話で請け負った仕事のことを真剣に考えている二人に対し、Pの声にうっとりしている百々人に慄きました。
Pとハートマークでお揃いを狙うのも、本人に作為がなさそうだから反応に困ります。
Pとしては、百々人の「親」という新しい依存先になるわけにいかず、百々人が自分の存在を自分で肯定できるようになるまで居場所を作るしかできないので、今後、時と場合によっては百々人を突き放さねばならない局面もあると考えています。仕事ですからね。
そのとき、Pだけと手を繋いでいる状態だとマズイことは確定です。だからそのときまでに、最低限C.FIRSTの他の2人とも手を繋いで欲しいと願っています。
でもPには「怒らないで」をお願いできたけれど、まだC.FIRSTのメンバーにはそこまで言えなそうです。
鋭心から意見を聞かれても、自然な流れで秀にお鉢を回したり、LINKの会話で、休日をどう過ごすか、自分から振っておいて自分は話さなかったりしているのも、まだユニットメンバーと距離感があることの表れだろうと思います。
遊戯大会の案を出したりしているから目立たないけれど、自分の意見や気持ちは主張していないですよね。
まあ、SideMの世界は大人が多いし、基本的には優しい世界なので、出発地点がどん底の百々人は、あとは上がっていくだけだと信じてはいます。今回のイベントストーリーで結構自信がついたみたいですしね。
背景がわからない鋭心の方が、よほど爆発物の危険があります。この人、寝癖の一件からして、学校に友達がいないんだろうけれど、本人含む誰一人としてその事実に気付いてないことに震えました。
とはいえ鋭心の爆弾は、たぶん私が慣れ親しんだタイプだと予想しているので、普通に萌えて済むだろうと思っています。受け入れる準備は万端です。
一方、百々人のような全力でこちらに寄り掛かってくるキャラクターは、自分で好きになったことがないので対処に困ります。いや、百々人が好きかと言われると、いまも微妙なところだと思っています。私は基本的に、自分の道を全力で進む人が好きなので、他人のために行き先を委ねる百々人を好きとは言えません。ただP=私を命綱にされてしまうと、放っておけなくて、目を離せないだけです。
……それが困ってしまうんですよね。
私が百々人を担当しなくても、世に百々人Pは多数いるので、その方々にお任せすれば良いと思う反面、私のスマホ内では、私が面倒見るしかないとも思わされて、苦しんでいます。
秀は、無茶苦茶いい子で安心して見守っています。敬語も使えますしね。
なにより、エピソードゼロの一件があった上で、それでも突き進むメンタルの強さと、天元突破している自己肯定感が好きです。確かに音楽に関しては天性かもしれないけれど、イベントストーリーで告白していた通り、本当は努力の人なんだということもわかるから、大口も可愛いです。
天才自称で自分の首を締めることになるかも、と思っていましたが、先輩たちにコソ練したことを素直に言えたあたり、まったく問題なさそうです。
2話で「クラスの連中と仲良くない」と独白したときは心配になったけれど、あれも今まで親友とばかりベッタリしていたから、周りは気を遣ってそっとしていただけで、実際は凄い愛されてるようだったので、安心しました。
勤勉さは、誰も負けてないんですよね。
2話でベーゴマ練習したのは秀なのに鋭心が勝った件は、もしかしたらこの人、自分の担当分と別に、ベーゴマも練習したんじゃないか? と思いました。後にイベントストーリーで、鋭心が他の2人のフォーメーションも覚えていたと分かったし、やっていてもおかしくないですよね。
鋭心に関しては、最初はお堅いキャラに見えたので、百々人を追い詰めてしまわないか心配もしてました。しかし子供に優しかったり、生徒会長の権力をうまく使う柔軟な面があったり、イベントストーリーでは少し抜けてる時もあるとわかったりしたので、大丈夫だといまは信じています。
彼は、百々人の闇に気付いていそうでもあるし、そうでもないのかも知れないけれど、トロフィーを捨てる現場に居合わせて止めたことは、後々どこかで響いてくるんじゃないかと期待しています。
イベント曲「Not Alone」は、最初はキャッチーでないし、疾走感も薄くて物足りないと思ったのですが、3、4回聴くうちにスルメ曲だとわかりました。イベントで何度も聴くこと前提でこういう曲を当てたのだとしたら、慧眼ですね。
歌詞にはコロナ禍の状況を織り込んでいるような時代性や、百々人のソロフレーズが「偽りばかり上手くなる」「僕がついてるよ」であることに緊張するなど、いまのC.FIRSTだから歌える曲かもしれないです。
ゲーム的には、ノーツが素直で、初見normalからA評価フルコンボが取れた点も助かりました。なお、調子に乗って挑んだhardは瞬殺されました。私はスマホで音ゲーをする才能がないとつくづく思います。
3話以降は、話ごとにメインユニットが変わりつつ進んでいます。
アニメで感じたSideMならではの爽やかな空気は、アプリストーリーでも健在で、C.FIRSTに振り回されてヘトヘトになった心に沁みました。
High×Jokerは真っ直ぐに青春していて眩しい印象。
4話は、LegendersのプロフィールをPが答えるところがあって、少し緊張しました。分岐はしないと思うのだけれど、ミスったらどうなったのかも少し気になります。
あと、クリスの魚愛は、ぬいぐるみにも発揮されるのですね(笑)。昨日の誕生日エピソードも面白かったです。
虎牙道は、いきなり少年漫画にジャンルが変わってました。JIF一番乗りが虎牙道になったのは、なかなか意外な展開です。ただ、まだ漣を掴めてないので、虎牙道3人の関係性は謎めいてます。単なるツンデレキャラでもなく、むしろ難しいキャラクターだなということはわかりました。
エピソードゼロは、解放できたユニットから少しずつ進めています。
私が最初に解放できたのは、もちろんJupiterでした。
フルボイスの恩恵で、黒井社長の台詞まで音声付きなのはすごい豪華だなぁと思いました。
アイドルエピソードは、誕生日ごとに解放。
リリース後、最初に誕生日を迎えたキャラクターはアスラン=ベルゼビュートⅡ世でした。
最高にインパクトのあるキャラクターが突如ピックアップされて、今作からSideMに触れた新人Pの目が点になったのでないかと気になります。
なお、エピソードは解放されるのが誕生日というだけで、内容は別に誕生日ネタではなかったです。その代わり、ユニットのLINKが誕生日祝いメッセージで、ほっこりしました。
Jupiter以外は誕生日を把握していないので、誕生日が来るたびに新鮮な気持ちです。
アニメ未登場ユニットのアイドルは、名前も把握できていないので、一応プロフィールをチェックしました。さすが315プロだけあって、面白いキャラクターが揃っています。
プロフィールに突っ込みどころ満載で面白かったのは、黒野玄武です。アスランも面白かったけれど、突っ込むところしかないと分かっていたので(笑)、ギャップのある玄武に負けました。
この容姿で17歳。インテリ属性、全国一斉テスト・統一模試1位。なのに特技が天玄氷刃波。爆笑しました。
しかし、玄武が全国模試一位ということは、おそらく同学年の鋭心は、どの科目も一位を逃しているのですね。ちょっと意外でした。鋭心自身は順位を気にするタイプでなさそうですけれど、周りからは色々言われてるんじゃないかと思います。事務所で会って、なにかの拍子にあれが一位の男だと知ったら、その時鋭心がなにを思うのかは気になります。
<10/13追記>黒野玄武、17歳にして高一設定でした!どういうことだ、玄武!?
……百々人のことを考えて、あれこれまとめるうちに、気付いたら鋭心の名前を連呼してました。
百々人という沼を全力回避しようとした結果、鋭心という沼に落ちていた……?
C.FIRSTは、やはり怖いユニットでした。