「ロマンシングサガ リ・ユニバース（Romancing SaGa Re;univerSe）」の感想。
3周年を迎え、アプリバージョンがver.2.0になる大改修、物語の主人公交代など、諸々を一新したロマサガRS。
新章はまだ始まったばかりなので、面白くなるかは未知数ですが、新主人公リアムが素直で聞き分けが良く、人と話すときに物怖じしないので、令和らしい主人公だと感じました。初期のポルカは、コミュ力に相当問題があったのと雲泥の差です。
また、キャラクターの召喚が「塔」が「扉」に変わり、ビジョンを見るだけだった塔システムに対し、相手側の世界に直接乗り込む扉システムは、より冒険譚らしくなりそうだなと期待も持てました。
色々な世界を摘み食いできるという点は、サガフロっぽいノリでもありますね。25年で技術力も一気に向上したようですし、実質的には「ロマサガRS2」というか、「サガフロRS」なのかも知れない？と感じています。
一章で、新キャラクター４人が全員顔見せしたのは良かったなと思います。
アーニャの登場はギリギリだったけれど、お陰でキービジュアルを見て「知らない子がいる」と思わずに済みます。
ダリウスは、いまのところ純粋に良いリーダーなので、一番好きになれそうだと見ています。まだ武器種や能力が不明なのでなんとも言えませんが、勝手に、第一部キャラクターの子供の可能性もあると思っています。例えばバートランドの息子だったら、無条件で人助けをしようとするのも理解できるし、いずれジョーが戻ってくるなら、結構燃える展開だと思うのです。
マスコット枠であるキャンディの活躍も期待していますが、硬くて自己回復できる体術使いの動物としては、コットンと競合するのが悩ましいです。
物語上の初期仲間にレスリー（サガフロンティア2）がいるのも、大変テンションが上がりました。
そしてレスリーを迎えるために、初日に天井まで回したので、３周年記念でもらった3万ジュエルは１日で消えました。ちなみに、150連目でレスリーが出てピックアップ４体が揃ったので、いつもと違う意味で交換するものに悩みました。
どうせなら、一新された恒常キャラクターを一人くらい引きたかったです。直前に引いたビューネイ編なんて、トーマスもアザミもウィルもジニーもグレイもアイシャも登場する大すり抜けガチャで、途中本気で吐きそうになったのに、今回は一体も出ませんでした。以前、キックなし爆発の演出（SS２枚確定）で期待させて、出てきたのが恒常のミカエルSS２体だった瞬間は机に突っ伏してましたけれど、いまは恒常キャラクターをお迎えしたいくらいです。
その後、一番欲しかったアントニウスお兄様はケルヴィンを天井で迎えるまでにきてくれたので、残りはゆっくり集めていきます。
……レスリーとケルヴィン連続２天井で、私の３周年は終わりですね。
そんなわけで、ガチャ運は相変わらず微妙なところです。しかし過去最低の引き（天井までピックアップ０体）は更新していないので、悪いと言ったらバチが当たるかなと思っています。
また、ロマサガRSは欲しいキャラクターは天井までいく覚悟を決めてから回すので、回したけれど確保できずに撤退する、という事態が起きにくい点は有難いです。
なんせロマサガRSは、ジュエルの価格破壊もかなり豪快です。
10月に行われた驚異の「一回だけ有償100ジュエル10連」の次は、「3000ジュエル100円セール」を実施。そして現在は、有償500ジュエル10連の復刻ガチャが開催されているから、今回の施策に限って言えば、100円で60連できるという、とんでもない計算になります。
ここまで極端でなくとも、「缶ジュース一本分のお金で10連ガチャ」という価格は、無課金のプレイヤーでも一回だけ課金してみようと思う、非常にお得感がある設定で、良い線を突いていると感心しました。
とはいえ、ダブルガチャ連続開催なので、目当てのキャラが分かれると、さすがに悶絶します……。
復刻されたハロウィンイベントの「最終試練」がUltra HARD１で終わっていたので、一年前はまだUltra HARDが突破できなかったことを思い出しました。今年の新年は、確かUltra HARD６辺りを周回していました。
今ではUltra HARDもオートで進めてしまうので、成長したなぁとつくづく思います。
しかし成長の実感はあっても、新たに階層追加された螺旋回廊は101階時点でキツく、楽に突破できるようになるまで置いておこうと諦めモード。
幻闘場も、武器種統一という縛りで普段使わないキャラクターが活躍するのは面白いけれど（槌パーティの人材不足に泣いてます）、編成が面倒なので、結局適当な難易度で切り上げています。ギミック戦になっているせいで、一定の技を持つスタイルが必須になってしまっている点も気掛かりです。
ロマサガRSで遊ぶ要素が増えるのは、本作をメインゲームで楽しんでいるプレイヤーには良いことだと思いますが、私はやはりコンシューマーゲーマーで、アプリはサブに留めたいので、やることが増えると面倒に感じてしまいます。
今後も、自分が楽しめる範囲で遊ぶよう、気を付けていきたいと思った３周年でした。