PS4版ローグライク・アクションRPG「HADES(ハデス)」プレイ開始。
現在地:タルタロス脱出まで(脱出試行回数5回)
放蕩息子ザグレウスが、何度も死にながらオリュンポスの神々の力を借りて冥界を脱出するゲーム。
ゴッドモードはONにしています。
さすが、インディー作品でありながらGOTY候補になっただけあって、期待通りの面白さです!
ダンジョン構造のランダム性と、冥界探索中、オリュンポスの神々からどの「功徳」(スキル)をもらうかで戦いかたが変わっていくのが、ローグライク要素ですね。
また、功徳とは別に、冥界で入手できるアイテムを貯めてザグレウスに能力を付与したり、冥界内に有利ステージが出現する改装を施すなど、永続的な強化をすることもできます。
キャラクターのステータス面でも、プレイヤーのゲーム理解を深めていく意味でも、次第に強くなっていける手応えがあって、死んでも直ぐ再挑戦したくなります。
武器は初期武器の剣の他に、コロナハト(弓)とアイギス(混沌の盾)を解放しました。
弓は、特殊攻撃で範囲を一斉攻撃できるのが楽ではあるのですが、基本攻撃力が弱いのと、通常攻撃を溜める必要があって接近してくる敵に弱いのが悩ましいところだと思います。
盾は、無茶苦茶強くて驚愕しました。防御中は正面からの攻撃に対し無敵なので、初見の敵と戦うときは手放せない武器になりそうです。
第一ステージであるタルタロスは、割とサクサク進んで、2回目の脱出でステージボス(復讐の女神メガイラ)に辿り着きました。
最初は、こんな強敵に勝てるか?と思ったけれど、挑むうちに次第に攻撃パターンがわかり、最終的には盾と無敵(ポセイドンの加護)がハマって撃破。
しかし第二ステージであるアスポデロスは、ぐっと難易度が上がったので、ここの攻略には骨が折れそうです。敵は硬いし、マグマのせいで足場に気を付けながら戦わないと、あっという間にHPがなくなります。
それに、一度死に戻るとまたタルタロス攻略からやり直しですよね。メガイラを安定して倒せるようにならないと、アスポデロスに慣れることすらできないので、まだしばらくはアスポデロスに行くこと自体が目標になりそうかなと思います。
いきなりダンジョン探索から始まったので、最初は状況がわからなかったけれど、ストーリーも非常に楽しんでいます。
テキスト数が膨大で、脱出に挑み直すたび、ハデスの館の人々が新しい会話パターンになることに感心しました。死にかたに応じた会話もあったから、きっと大部分のプレイヤーが聞いたこともない台詞なんてものもあるだろうなぁと期待します。
しかしザグレウスって、本作では今のところハデスとニュクスの息子のように語られているのですが、違いますよね? ハデスの息子という存在自体も、私が知る限りでは神話に登場しないので創作だと思いますが、その創作のキャラクターを敢えてザグレウスという名にしたということは、そこに物語上の謎が隠されていそうだと思います。
冥界の書を埋めていくのも楽しそうです。
キャラクターは一癖ありますが、ケルベロスが可愛くて癒されます。
ザグレウスが家出したことに荒れて、酒場を破壊してしまうエピソードと、そのことでザグレウスが監督責任を問われて申し訳なさそうにするのが、グッときました。ネクタルはもちろん真っ先に渡しました。
あと、武器庫の試し切りでザグレウスから毎回バラバラにされてるスケリーも、憎めない奴です。
もっとたくさんネクタルを手に入れて、みんなの好感度あげたいなぁと思います。