「THE IDOLM@STER SideM 6thLIVE TOUR ~NEXT DESTIN@TION!~ Side TOKYO」Day1配信を見ました。
今日は感想ではなく、声優ライブに興味がない私がアイマスライブを観るに至った理由などを書き残しておきます。
「アイドルマスター」においてライブの歴史は古く、アーケードゲーム時代の2005年から行われています。当然、私もライブをやっていることは知っていました。
また、ライブ重視の同僚(アイマスプレイヤー)が友人にいたので、ライブが良いことも布教されて理解していました。
そして昨年10月に「アイドルマスター SideM GROWING STARS」がリリースされたことで、念願の315プロ就職を果たし、プロデューサー自認もするようになりました。
しかしアイマスライブは全く観る気がありませんでした。
なぜなら、声優が出演するライブに対して、漠然とした苦手意識を持ってたからです。
率直に言えばいまも、完全払拭はしていない気がします。
声優が出演するイベント自体は、トークショー、公開アテレコ、ラジオ公開収録と参加して楽しんだことがあるし、キャラクターソングをリリースしたりイベントステージで歌うことも気になりません。しかし、昨今よくあるアイドル育成ゲームなどのコンテンツとセットで開催される声優ライブに対して、私はどうも触れる気がしませんでした。
問題は、観る側である私が、舞台上の声優たちを何者と捉えればいいのかわからなかったことにあります。
ほとんどの場合、容姿はキャラクターに似ていない人が、キャラクターの衣装を着て、キャラクターの声帯で、でもキャラクターが言わないようなことも言う、と言う点が私にはチグハグに見えました。
例えば、アニメやゲームの舞台化(2.5次元)はそういった混乱が起きません。
舞台であれば、幕が降りるまでの間、舞台上にいるのは役であって、役者本人ではないとハッキリしているからです。オンオフの切り替わりがハッキリしているので、舞台を降りたら全く役とはかけ離れた人物でも構いません。
ところが、声優ライブの場合、ライブをしているのが声優本人なのか役なのか、境界が曖昧になっていると感じます。それどころか、ライブ以外の局面でも、公式がキャラクターと声優を同一視させようとしていると感じることがあります。
これがどうにも苦手でした。
これは、私が元来、役者の私生活に興味がないタイプの舞台ファンであることが影響しているかもしれません。
まあ、そもそもアイマスの場合はプレイヤー=プロデューサーなのに、なぜ客席から舞台を観ているんだ、と言うツッコミしたい気持ちもありました。
そんなわけで、本当にライブは観る気がなかったのです。ーー11月10日までは。
そう、11月10日に行われた「アイドルマスター SideM特別生配信2021」をゲーム情報目的で視聴したのが転機でした。この配信でC.FIRSTの3人が生歌唱を初披露する一場面がありました。
私にとって歌唱シーンは目的でなかったのですが、出演者の顔と名前が誰一人わからない私が、大塚剛央氏を観た瞬間、眉見鋭心だとわかったことに驚かされました。背が高い。目線が鋭い。そして笑わない!
「眉見鋭心って三次元の実在アイドルだったかな?」と思い、トークになると全然別人であることに安心したくらいです。つまり、少なくとも眉見鋭心役大塚剛央は、歌唱中は役を演じているということが理解できたからです。
そんな感じで、C.FIRSTの初歌唱に妙な衝撃を受けたので、C.FIRSTのライブデビューも見届けておくか、という気持ちに変わりました。さらに、東京公演二日目は全16ユニットが揃う(一部欠員あり)と言う一大公演であることもあって、Day1・2両日チケットにしました。
そのため、全体的な感想は明日まとめて残したいと思います。