現在地:脱出成功(1回目)
行手を阻むハデスを下し、地上に到達しました!
死神騙し(最終戦開始時点で「幸運の歯」の分も含めて残り2発)を使い切り、残りHP10と言う、文字通りギリギリの状態で、刺し違えるつもりで特攻したら倒せました。同じことをもう一度やれと言われても難しいので、次回勝てるかは疑問です。何より、盾以外を使って渡り合える気がしません。
一度脱出したことで、周回難易度を上げる「懲罰の盟約」という要素が解放されましたが、当面は盟約は使わずにクリア武器種を増やしていくつもりです。
脱出試行回数は確認し忘れましたが、17回目だったと思います。
さすがに強かったです。
ハデス自体の強さもさることながら、直前のステュクス神殿が難しいフロアであり、万全の状態で挑みにくい点が難易度を高めていたように思います。トラップの存在を忘れて、いきなりグサッとやられることが多いのは、私が下手なだけですが。
ハデス単体の攻撃なら、攻撃パターンは少なめですし動作も遅めなので、避けるのは難しくないと思っています。しかし、ドクロが複数設置されたり、雑魚が召喚されると、その処理をしているうちに攻撃を喰らってしまうことが多々ありました。
超広範囲にレーザーを撃ってくる攻撃は、盾だと楽に処理できるけれど、他の武器種だと物陰に隠れられるように場所取りしないと駄目そうです。
一度HPバーを削ったあと復活された時は、心が折れそうになったけれど、こちらも死神騙しを使っているので文句は言えませんでした。
地上は、ギリシアでありながらなぜか一面の雪景色。
その後、念願の母ペルセポネには会えたものの、冥界の住人は地上で生きられない原則がザグレウスにも当てはまり、わずかな時間で死んでステュクス川に戻ると言う展開には唸らされました。
だから周回して母に会いに行くわけですね。何度もダンジョンに挑むローグライクのシステムと、ストーリーが噛み合っていることに嬉しくなりました。
一応、10周すると真エンドらしいと聞いているので、そこまでの道のりで、なぜペルセポネはザグレウスが死産だったと誤解したのかとか、ハデスやニュクスたちの真意などが明らかになるのかなと想像しています。
脱出中に、タナトスが登場するようになりました。
酒場で「最優秀使用人」として頻繁に表彰されていましたが、表彰の似顔絵から想像していたより、ずっと色男です。しかも、言葉の端々から、ザグレウスが冥界脱出を始めるまでは彼といい仲だったのでは?と感じさせるものがあり、少々動揺しました。
というのも、タナトスが表彰されている時のザグレウスの反応が不服そうに見えていたので、勝手に犬猿の仲なのかと想像していたのです。実際はどちらかというと、元カレだから気まずい感じだったのでしょうか……。
こうなってくると、タルタロスのNPCとしてシュシポス(神話においてタナトスと因縁がある囚人)が配置されていることにも、意図があるのではと考えてしまいました。
※ギリシャ神話の世界では、同性愛と異性愛が普通に共存しているので、本作の感想では今後もオープンに記します。
パトロクロスやオルフェウスも登場しているのですが、話があまり進まないので、こちらも周回が必要そうです。
パトロクロスもとても好みのビジュアルです。彼には、アキレウスがハデスの館にいることと、ザグレウスが弟子であることを教えてあげたくて身悶えします。ザグレウスが二人の関係性を知らないせいで、顔を知っている他人レベルの付き合いが続いてるのが悔しいです。
本作は、インディーのゲームとは思えないくらいアクションの出来がよく、思い通りに動くのが嬉しいです。ここ最近のゲームで感じていた、ボタンを押したりスティックを倒した時の若干のラグであったり、アクションのキャンセルができなかったりする不満がありません。そのため、難易度は高くても気持ちよくプレイできています。
武器種によって立ち回りが変わるのも、このシステムなら手間ではなく楽しみになっています。
5つ目の武器「双拳」で1回回りましたが、これも連打が爽快です。ただ、魔法弾を飛ばしてくるタイプの強敵が複数登場した時は、地獄を見ました。
魔弾を撃つにしても、射線上に入らないといけないので、どう対処すれば良かったのか、悩みます。
6つ目の武器が武器庫に現れたので、早く鍵を貯めて解放したいところです。
エリュシオンの強敵部屋で、アステリウスと対戦ができたのも、驚くと共に燃えました。
ちなみに1人なら、ほとんど被弾せずに倒せました。やはり2体1は卑怯だと思います。