メインクエストクリア。好感度上げ周回中。
ストーリーネタバレを含みます。
10回目の脱出を成功させて、メインクエストが終了しました。
ペルセポネが冥界に帰ってきて、父子もきちんと自分のことを相手に語ることができて、一つの家族の形が戻りました。
これによりザグレウスが冥界脱出をする目的は消失してしまったけれど、今後は仕事として冥界脱出を繰り返すことになった、というオチがいいですね。クリア後も周回する理由付けになっていて、シナリオのあるローグライクとして完璧です。
待っていた夫ハデスと話すより先に、思わずケルベロスに帰還の挨拶をするペルセポネに、犬を飼ってるとそうなるよな!とちょっと笑いました。
ただ、「めでたしめでたし」ではあるのですが、やはり懸念事項に挙げられていたオリュンポスの神々との問題が解決していないので、ハッピーエンドと言い切るには少し物足りません。
となると、凄まじく長い旅路の末に見られる真エンディングを目指すべきか、少々悩みつつ脱出を繰り返しています。一応、キャラクターの個別クエストもある程度進めたいですしね。現在、ようやくオルフェウスが歌うようになったところです。
ただ、10回目までは一度コツを掴んだら楽にハデスを倒していたのですが、11回目から、ちょっと強くなった感じがします。お供にアーマー付きの亡者を呼び出したり、戦闘開始時のフィールドが変化したりして、鏡の力や強化の方向性によってはミスることも出てきました。
HP1で勝つという、脱出1回目以上の綱渡りを演じたりもしています。
好感度上げに関しては、これまで通り冥界でタナトスにネクタルを渡そうとしたら、話しかける前に報酬だけ置いて去ってしまうパターンが3回ほど続いて困りました。今は館で渡せるようになったのですが、それまでは館でも渡せなかったし、なにか条件があったのでしょうか。
タナトスが貰ってくれないので、オリュンポスの神々にも2本目以降を渡すようにしてみました。
貴重品だから渋っていたけれど、道中に会えた1回しか機会がないし、もし真エンディングを目指すなら必須のようなので、もっと早期に取り掛かるべきだったかもしれません。
ほとんどの神々は「まあそうだろうな」という反応を返してきますが、アルテミスはとても純情な反応をするので、可愛く感じてきました。
それから、デメテル様がコレ(ペルセポネ)の話をし始めたので、このゲームは「ペルセポネが消えて冬に閉ざされた時代」の物語だったことに気付きました。
文字通り古代ギリシャ時代に降り立って、神話の真相を知るという展開だったんですね。
ネクタル不足は、周旋屋で宝石10個を冥府の鍵に変換、冥府の鍵5個をネクタルに変換、という物々交換を繰り返せばなんとかなりそうです。
ただ、冥府の鍵はもう使い道がないと思うけれど、宝石はまだ館の改修に使うので、消費バランスに悩みます。
ようやく武具の「秘されし態」を解放できるようになりました。
が、使いやすい態の強化を優先しているので、まだ使いきれていません。「秘された態でクリアする」という運命の書の条件もあるけれど、操作感が変わるとうまく使えない私には、相当難しそうです。
盟約の熟度は武器種ごとに1ずつ上げて、最大3まできました(剣と双拳)。
強硬措置はレベル1(タルタロス)だけ挑戦しました。単に攻撃パターンが増えるだけと思いきや、復讐の三女神が3人かかりで襲いかかって来るのは驚きました。
と言っても、テセウスたちと異なり、3人をまとめて相手取るのでなく、HPバーは1人分だけで、他の姉妹たちは合間に攻撃してくるだけなので、そこまで難しくは感じませんでした。
功徳は何を選んでも基本強化になるけれど、ダイダロスの鎚は武具の使い勝手が大幅に変わってしまうことが多く、却って難易度アップでないか?と思うことがあります。元々苦手なエクサグリフの通常射程が短くなった時は、熟度2なのに脱出失敗しました。
館では、執務室に入れるようになりました。
最近のローグライクゲームなのに、攻略記録をクリア時にしか閲覧できないことが気になっていたのですが、ここで全履歴を確認できる仕様だったのですね。
この部屋についての回想で、ザグレウスがいかに書類仕事ができないかが語られていて笑いました。
回想でも、入室許可が出た後でも、ザグレウスが何か言ったり失敗するたびに、官僚亡者たちが嫌そうな顔(吹き出し)をするのもおかしいです。しかしこういう環境にあることで、ザグレウスの自尊心は滅茶苦茶傷付いて、父親への嫌悪感も余計に増しただろうなと納得もしました。
しかしそのハデスは、最初に好感度最大に到達しました(笑)。
この時の会話自体は、とても最高好感度とは思えない内容でしたが、地上で戦う時のやりとりが、次第に親が子供の成長を確かめているような雰囲気になってきて、ニヤニヤさせられます。
少なくとも、殺伐とした空気では無くなりましたよね。ハデス戦で、ハデスの側に川棲み(魚)がいるなと思ったら、父子がその魚の話から釣りの話をし始めたときは笑いました。本当に会話パターンが豊富です。