Switch版「unpacking アンパッキング」をプレイ。
現在地:2007年
引越しの荷解きをして、ダンボールから出てくる各種アイテムを収納していくゲーム。
基本的にはどこに収納してもいいけれど、一部のキーアイテムは適切な位置に置いていないと先に進めないようです。
最初は子供部屋一室。
次は大学進学と共に一人暮らしをはじめたらしく、単身者向けアパート(寝室、台所、バスルーム)に移動。
現在は3LDKくらいのマンションらしき場所に移動、と生活の変化が感じられます。
また、タイトル画面にも採用されている特徴的な紫の人形など、前の部屋で扱ったアイテムが出てくると、捨てずに持ってきたということは、思い出の品なのかなと思わされます。子供部屋のときは人形が沢山あったけれど、引越し先にまで持ってきたものは厳選されていたので、お気に入りはこの辺なのか、と窺い知れます。
そういった形で、持ち主はゲーム中に登場しないのに、その人物の人生を想像させる作りになっています。
靴下が順番に出てくるから引き出しに並べていたら、途中でいきなりトースターが出てきたり、見当たらないと思っていたキーボードが台所の段ボールから出てきた時は、かなり適当な子だなと為人が感じられました(笑)。
現在プレイしている部屋は、1人で暮らすには部屋数が多く(寝室が3つもある)、且つ既に生活の気配があるから、たぶんルームシェアか同棲だと推測しています。
それだけに、どう自分の荷物を収めていくのが良いか悩みます。
ドットで描かれた各種アイテムがとても細やかで、よくよく見るだけでも面白いです。
懐かしいブラウン管のパソコンに、テンションが上がりました。マウスとキーボード、マウスパッドが別々に収納されているのも、なんだか感動しました。
また、持っていくと位置で収納の仕方も変わり、洋服はハンガーと組み合わせれば吊るせるし、地面に置けば畳んで重ねていくので、どの順番で乗せるかなどでセンスを発揮できそうです。
ブラジャーはともかく、バスルームでナプキンが出てきた時はちょっと動揺しましたが……。
筒状のアイテムは、最初は謎アイテムだと思って引き出しにしまったのですが、正体は丸めたポスターでした。壁に持っていくと貼れるので、スペースを無駄にしないため、どんどん貼るようにしてます。
面白いもので、貼るときは、どうせならこの染みを隠そうとか、快適に過ごせそうな位置を考えます。ポスターはどの位置でも良いけれど、額はベッド周り禁止で、万一落下しても安心などと、自分のレイアウト感を改めて知ることもできました。
荷解きをするだけで、現状ゲーム性は乏しいのですが、ドットの出来が良いためか、並べているだけでも楽しいです。
ただ、画面をスクロールするためにカーソルを画面端まで移動しないといけない点は不満です。反応がやや悪いので、部屋が広くなるとストレスに感じました。物理キーで操作した方が楽なので、別部屋に移動するキーはZL /ZRにして、L /Rで画面内を移動できたら良かったです。
それと余談ですが、最初に主人公の名前を入力する際に、見たことのないアクセント符号が選べて驚きました。