現在地:メインシナリオ「依頼代行・1」進行中
ラミゼルを追う時間が、思ったより長かったです。
カゴがいっぱいになったら、アトリエに戻って仕切り直しているせいもあると思います。ファストトラベルでどこからでも移動できるのは、便利ではあるのですが、ストーリーへの没入感は薄れると思います。今回はラミゼルを追っているのに、ちょくちょくアトリエに戻っていたら行き違うじゃないかと突っ込みたくなりました。
そもそも本作のファストトラベルの扱い自体が、謎です。
システムとして存在するだけで、実際は移動していないと考えるべきかと思ったのですが、それだと各地にある転晶石はなんなのかということになります。
それに、戻って来られる保証もないまま、こんな怪しい時空の裂け目に入るのに躊躇がないのは、ファストトラベルで戻れる、という意識がキャラクターにもあるとしか思えません。
異の道と夢の遺跡自体は、序盤からこんなエリアに侵入できてしまうのか、と驚きと目新しさがありました。
しかし探索に続く探索には、音を上げました。
ダンジョンのフロアが広く、高低差もあって複雑です。
しかもカメラワークがキャラクターに寄っているから周囲を見渡しにくい上、雨の描写や晴れの照り返しがあって画面がチラつき、見ていて疲れます。アトリエシリーズにおける探索は、素材を拾い集める目的もあるのだから、ダンジョン探索はもっと楽なもので良いのでは。
前作では素材の位置を覚えたものですが、今作では迷わないことが第一で、とてもそんな気になりません。
そんな感じで、遺跡の奥につく頃には疲れ果てていたので、人形プラフタの声が聞こえて、ソフィーが暴走する展開には少しイライラしてしまいました。
思い込みや猪突猛進はアトリエ主人公に付きものだけれど、付き合ってくれているみんなへの配慮を失っている上、自分の限界も見誤っているようで、こんな視野が狭い子だったかな、とガッカリします。
見知らぬ異世界でプラフタと引き離されて、本当はとても心細い気持ちを抱えていた、と想像することはできます。でもそれなら、それらしい描写が欲しかったです。
そしてあんなにプラフタ探しに執着していたのに、街に帰ったら目先の出来事に奔走するのも、お話の都合を感じます。
そんなわけで、今後プラフタを取り戻すまでの展開には不安がありますが、調合はやはり楽しいです。
レシピ発現の条件を確認して、解放できるところから手を付けています。
リンクによって潜在能力が解放されるだけでなく、仲間の支援スキルが発生したりもするので、素材のセット順など色々考えてパズルできています。
採取でミニゲームをやらされたりするのは、ちょっとテンポが悪く面倒に感じるところもあるけれど、退屈させないためなのかなと感じています。
若プラフタの様子から、もしかしたらソフィーの方が錬金術の腕前が上なのかもと思っていたら、実際にプラフタでも調合できるようになり、錬金レベルが25と判明しました。
師匠であるプラフタにソフィーの方がコツを教えるというのも、素敵ですね。
ただレベルは大幅に下でも、大成功する率はプラフタの方が妙に高い気がしています。
戦闘の方も、ディーボルトが加入して5人になったので、役割分担ができて楽しくなりそうです。
現状、初見の敵を素材確保のために倒す以外は、ほとんど戦闘していないのですが、ボス戦もなんとか切り抜けられました。
弱点属性を突くことが重要そうです。