アイドルマスター SideM GROWING STARS(サイスタ)第2章第1話、本日配信。

GROWING STARS

全力トンチキストーリーが始まったので、急いで感想をまとめました(笑)。

GROWING STARSは、リリースから昨日までの5ヶ月強、月1回のメインストーリーも月2回のイベントストーリーも、いかにも女性向けアイドルコンテンツらしい、優等生な内容でした。
ホワイトデーキャンペーンは、乙女ゲームを参考にしたのかと思うくらい甘い内容があって驚いたくらいです。

GROWING STARS

その一方で、第1章第5話(トリニティ・アタック!!!)の時点で、「イベント出場権を賭けた格闘技勝負のため、山で修行する」という、アイマス以外でのアイドルコンテンツでは絶対出てこない面白エピソードは仕込まれていたのです。

GROWING STARS

ただ、あれはTHE虎牙道の話だったので、彼等なら少年漫画展開もアリかな、と思わされていました。

しかし本日配信の第2章は、完全に男児向けアニメに振り切ってきました。
楽屋に挑戦状が置かれていた時点でどうかと思うのに、続けて矢文、黒服の男、道端の雑誌、紙飛行機、伝書鳩(この鳩は大手事務所を裏切る)と、凄まじいセンスです。

GROWING STARS

GROWING STARS

サイスタからSideMを始めて、ごく普通のアイドルゲームだと思っていたプロデューサーの皆さんが躓いていないか、ちょっと心配なくらいです。

第2章の布石として「男極」と書いて「メンゴク」と読むイベント名が示唆された時点で、予感はあったのです。しかし、そこで最初にクローズアップされるのが三十代アイドル5人とは予想外でした。
キービジュアルの時点で、第1章との差が激しすぎます。
なお、麻生は元々765Pで、アイドルマスターというコンテンツ全体の「トンチキ」具合を知っているので、「遂に始まったな」と手を叩いて喜びました。このツッコミどころ満載のストーリーを、フルボイスで無料で楽しめるなんて、贅沢な話です。鳩のSEがあったところで、遂に声に出して笑いました。
真面目に考えると、所属アイドルの自宅が他事務所関係者にバレていることなど、いろいろ安全のために考えないといけない問題があるのですが、いわばこれは「遊戯王」みたいなノリですからね……。

GROWING STARS

信玄が「部活をしているみたい」と楽しんでいたように、315プロの年長者勢が、真面目に全力で男子校感覚で動いていて、微笑ましくなりました。

ただ、超小物感のあるアイドル業界の大物氏が言及していた「トップアイドルとはなにか?」は、結構大事なテーマだとも感じます。

GROWING STARS

アイドルマスターのアイドルたちが16年間「トップアイドルを目指します」と言い続けているけれど、我々プロデューサーは、アイマス界におけるトップアイドル像を理解できているでしょうか。
少なくとも私は、天海春香であっても、天ヶ瀬冬馬であっても、未だトップアイドルにはなっていない(しかし秋月涼は一度女性アイドルトップになっている)という事実にいつも驚くくらい、トップアイドルの定義を謎だと思っています。
だから、この第2章はトンチキと見せかけて、アイドルマスターの根幹に迫るお話になるのかもしれません。

GROWING STARS

ーーと一瞬思ったけれど、モテ部門とか体力部門とかある時点で、ただのコメディで終わりそうですね。

私はUPCCで戦わない分、男極に出場するアイドルたちを全力で応援していきたいと思います。

GROWING STARS

※アイマスP界では「トンチキ」を悪意ではなく好意的に使用しており、他の言葉ではニュアンスが変わるため、本記事でもその表現を採用させていただきました。

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メール
URL
コメント
閲覧制限
投稿キー
(スパム対策に 投稿キー を半角で入力してください)