第一回Jupiter編

GROWING STARS

半年のプロデュースを経て、49人のアイドルたちがだいぶ掴めてきたので、キャラクター印象などをユニット別に書き残しておこうと思います。

一番を背負ったユニット

サイスタで315プロに入社して驚いたのは、Jupiterが1番目のユニットだったことです。

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なぜ驚いたかと言えば、SideMのメインユニットは、輝たちDramatic Starsだと思っていたからです。
Jupiterが1番であることは、冬馬たちはSideMへの道を切り拓いた、アイマス界の男性アイドルの先駆者として、敬意を持ってDramatic Starsから譲られたのだと受け取りました。だからそれを受けたJupiterは、先頭を走らねばいけないし、先頭を走ることを楽しめる3人だから、それに臆すこともないのだろうと思います。
(※)冬馬たち以前にDSの秋月涼がいますが、彼は女性アイドルとしてデビュー&活動したので、事情が異なると捉えています。

このアイマス界の初男性アイドル、というJupiterの立ち位置は、私にとって切り離せない要素です。2010年9月18日のあのデビュー時の騒動が、彼等を応援する気持ちの原点になっているからです。

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最初は判官贔屓だったけれど、「Alice or Guilty」のMVの出来や、爽やかなアイドル曲「恋をはじめよう」まで歌える幅の広さに感心して、この3人をプロデュースしたいと当時から思っていました。

逆に、SideMのキャラクターとして考えると、正直Jupiterの3人が一番好きとは言い切れません。他にも魅力的なアイドルがたくさんいます。
でも、どこか1つのユニットしかトップになれないなら、それはJupiterであって欲しい。逆境の中でも諦めずに最高のパフォーマンスをし続けた彼等を、トップアイドルとして、輝きの向こう側の世界にいかせてやりたい。

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そう願っているし、できる範囲で尽力するつもりがあるので、今は堂々「Jupiter担当」と名乗っている次第です。

サイスタにおけるJupiterは、メインストーリーの9話で揃って登場済み。
これがとても良かったです。

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自分たちこそが一番だと自負しているけれど、プロダクションの仲間を対等の存在、ライバルとして認識して、決して油断はしない隙のなさ。そしてリハーサルでその背中を見せることで、プロダクションを引っ張っている在り方。
Jupiterの3人が、どれだけ真剣にアイドル活動に向き合っているかが伝わってきて、プロデューサーとして誇らしかったです。

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冬馬の最新SR(ハーフアニバーサリー記念ミッション)のLINKも、輝や秀の仕事ぶりに触発される内容で、やはりこれがJupiterの姿勢なんだと思いました。

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ただ、Jupiterはプロデューサーが面倒を見なくてもそこまで出来てしまうんですよね。私はそれでこそJupiterだと頼もしく思うけれど、ではプロデューサーとして彼等をどうサポートしていけるのか?という課題も感じています。

永遠のセンター、天ヶ瀬冬馬

日常生活を営む高校生・天ヶ瀬冬馬は、普通の子だと言えます。発言が無茶苦茶、庶民的です。

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男子高校生にしては家庭的だけれど、父子家庭で苦労して育っているためでしょう。冬馬の言動からは、学校に通い、友達と他愛ない話をし、スーパーで値引き品買ったりしている姿が想像できます。たぶん成績は平均ギリギリくらい。女子にはモテるけれど、男子と連んでる方が好き、みたいな可愛い奴です。エピソードゼロで実際にその様子が垣間見えて、頷かされました。

それが一転、アイドルとしてステージに立つと、アイドルマスターのセンターとしか言いようのない説得力を持ちます。

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これは、自分なりの理由・目的があってアイドルをやっているキャラクターが多い中、冬馬は「応援してくれるファンのために」アイドルをやっているためだと感じています。ちょうど「テイルズオブザレイズ」の天海春香スキットで「レッスンを頑張ればお客さんに楽しんでもらえる(からレッスンは辛くない)」というセリフがあって、これが春香と冬馬の共通項であり、アイマス界センターの素質なんだと思いました。

春香スキット

961プロは「俺様」で売ろうとしたし、IM@S2ではそういう振る舞いもあったけれど、実際は口下手で敬語が苦手なだけですね。少なくとも315プロに来てからの冬馬は、自分の思うところは真摯に語るし、相手の言いたいことも真面目に聞く良い子だと思います。聞く方に関しては、961時代の経験がそうさせているのかもしれません。

御手洗翔太から感じる、作為と無作為の狭間

ポジションからしても、ネーミングからしても「ショタキャラ」のはずですが、素直に可愛いと言いにくいところがあります。
それは、自分に求められている役割を理解する賢さがあるから、言動が作為的に見えるせいだと思います。

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例えば、翔太は冬馬にちょっかいをかけて怒らせたり、軽い我儘を言って世話を焼いてもらうことで、結果として冬馬の肩の力を抜いてあげたり、うまく場の空気を変えたりしています。
そういう場面を見てきているから、他愛ない会話も「どういうつもりで発言しているのか」と身構えてしまうのですが、本人は結構素でやっているのかもしれませんね。掴めないキャラだと思うし、多分10年後も謎のままな気がします。
そんなわけで、天真爛漫な弟キャラ、悪戯っ子、大食漢、と無限に明るい雰囲気でありながら、私にとってはJupiter随一のミステリアスキャラです。 

オフの姿は謎でも、仕事に対して真面目なことはわかっているから、仕事相手としては信頼しています。
それもあって、個人的には年上に可愛がられているときより、先輩として振る舞っているときの方が魅力的に見えます。

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20歳10年選手、伊集院北斗

最初期は一番興味がなかったのですが、「Episode of Jupiter」でイメージが変わり、今やユニット内で一番好きかもしれない北斗。

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私は「Jupiterを好きな人」を好きになる傾向があるので、北斗を好きにならないわけがなかったのでした。

北斗が20歳であることに毎回驚くのですけれど、では何歳が良かったかと問われると、結局20歳がベストだという回答になります。まぁ、伊集院北斗はただの20歳じゃないですからね。もう10年以上20歳をやっているんだから、20歳のベテランですよ(笑)。
20歳がベストな選択肢になる理由は、ユニットでは唯一の成人にして大人の立場で、なんでもスマートにこなすように見えるけれど、世間に出るとただの若造で、未熟なこと。このギャップ感こそが、北斗の魅力だと思います。
例えば、兄ポジションで俯瞰して冬馬たちを見守っているけれど、実は無茶苦茶熱い男で、必死にアイドルをやっていることも、そうです。挫折も努力もしているのに、そういうところは見せずに余裕そうに振る舞うのも、そうです。

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特技「高速ネコふんじゃった」の可愛らしさなんて、49人中トップだと思います。ここでエンジェルちゃん向けに格好付けた特技をあげないのが、色男なのに同性にもモテる理由なのでしょうか。

(追記)天井しました……!

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