アイドルマスター SideM GROWING STARS(サイスタ)メインストーリー感想
4月27日配信、メインストーリー第2章第2話「目指せ、Jupiterイチのモテ男!」。
担当が男極に巻き込まれるとは思っていなかったので、ここでJupiterメイン回かと、更新通知を見て動揺しました。
よく考えたら、楽屋にあった招待状はJupiter宛だったのだから、まずJupiterが出場せずしてどうする!という話なんですが、まだしばらくはトレーニング期間かと思っていたのです。
冬馬と「モテ部門」の話に関しても、雨彦の言及で終わりかと思っていました。
読みが甘かったです。
そして肝心の内容はーーモテの練習をする冬馬の可愛さと、Beitの面々の気持ち良い明るさ、北斗とみのりの深い会話、3人の口説き収録と見所は多々あったのですが、とんでもない最終決戦で全部吹き飛びました。
水没したスマホを口説いて電源復活させるアイドルが見られるのは、「アイドルマスターsideM」だけ!
北斗がダチョウを口説いていたのなんて、これに比べたら児戯です。
そして、ちゃんとスマホの電源を入れるのも見事でした。
ただ、他事務所のアイドルと直接競う展開ではなかったので、これで男極としてはどう勝敗を判定するのか疑問です。
トンデモな勝負内容なのに「なんでそうなるのかわからない」と言いつつも、3人全員が勝つ気で挑むのは、さすがJupiterです。「仕事を選べないジュピター」と言われていた時代を思い出したりもしましたが、正直無茶苦茶面白かったです。
特に、気合いの入った冬馬の迫真の演技と、その直後の「うんともすんとも言わねえ」には爆笑させられました。
全体的には、北斗が印象深かったです。
番組中、モテの権化と思われた北斗が意外にも最下位スタートになったのを、中間発表から原因分析し、戦術を変えて、わざと弱いところを見せて相手の心を掴む作戦に切り替える、インテリ属性っぽいところを披露した下りは素敵でした。
元々クールに見えて負けず嫌いな男だけれど、みのりとの会話も、一因だったのかなと思います。
博愛の男・北斗から、「みんなが好き」は「誰も好きじゃない」と同義だと思っているかのような謎かけの言葉が出たことに驚きました。
もしかしたら、サイスタ時空の北斗は、まだ自分が「Jupiter」を愛している自覚と覚悟もないのかな。変わっていく過程を新たに見られるのか?とドキドキします。
翔太の出番は今回控えめでしたけれど、最終的に有言実行で勝利を持っていくのはさすがでした。