2020年11月にリリースされた「THE IDOLM@STER SideM NEW STAGE EPISODE03 JUPITER」を購入。
https://www.lantis.jp/sidem/releaseinfo/release_LACM-24033.html

JUPITER

「NEW STAGE EPISODE」は、ボイスドラマ&新曲&CDシリーズ共通曲が収録されたユニット別CDシリーズ。ドラマパートには、タイトルユニットの他に1ユニットがゲスト参加(本CDではCafé Parade)する形式。
このまま行くと、担当ユニットのCDが1枚も手元にないまま、C.FIRSTのCD2枚目がリリースされてしまうな……と思って、「Radiant Letter」目的で購入しました。

ユニット曲「Radiant Letter」は、色っぽいジャジーな楽曲で、Jupiterには珍しいと思う一方で、常に新しい境地を切り拓くJupiterらしい楽曲だとも思わされる一曲。

JUPITER

既存のJupiter曲の中では、北斗のソロ「ROMANTIC SHAKER」が近いですが、北斗の世界観が広がっていた「ROMANTIC SHAKER」に比べると、冬馬や翔太が加わっていることで、大人っぽさだけでなく、軽やかさ、気品など、表現に幅が生じていると思います。
リピートしていると、サビの「楽しんで」の伸びに冬馬の歌声の癖が出ていたり、翔太は悪戯っぽかったり、1人ずつは結構特徴があるのに、ユニゾンで合わさると、絶妙なバランス感を生むところにゾクゾクします。

共通曲「NEXT STAGE!(Jupiter Ver.)」は、Jupiterに限らずユニットごとのバージョンがありますが、「Radiant Letter」の影響なのか、冬馬の「Welcome to Next Stage」という歌い出しが色っぽくて驚きました。
思わず、C.FIRSTの「NEXT STAGE!」と聴き比べてしまったくらいです。そうしたら、歌い出しが鋭心の力強い声だったことに今更気付いて、ビックリしました。

ドラマパート(前半)と曲(後半)が完全に分かれているのは、私としてはGROWING SIGN@Lシリーズより聴きやすく思いました。
内容も、有名音楽番組のMCに抜擢されてーーと言う連作で、オファーから当日のMCシーンまで描かれるので、聞き応えがありました。Jupiterが真剣に仕事に取り組むところは、何度何パターン見ても感心します。
まず翔太が、事前に演歌など普段触れないジャンルを自主的に聴いて、勉強しているところに感心しました。北斗が「仕事が絡むと翔太はちゃんと〜」と言うのも頷ける勤勉さです。

JUPITER

また、演歌を自分でも歌ってみたいと言うのも、ジョークではなく「ファン層が広がる」と真面目に考えているところが素敵ですね。

Café Paradeの5人は、まさにゲストという感じの軽い絡み。事前に菓子に関する発言があり、ここで登場だなと予測もできて、良い感じにまとまっていました。
なお、羞恥心が薄い方だと想像していた神谷が「こういう登場は恥ずかしいね」と宣ったのが印象に残りました。本気で恥ずかしがっているようには聞こえなかったけれど……。

初代「アイドルマスター」プレイヤーとしては、あの「魔王エンジェル」が名前だけとはいえ登場したことに盛り上がりました。
収録当日30分前に、出演不能になった「魔王エンジェル」の代打で、新曲初披露することになるという展開は、翔太の「ステータス:幸運S」が引き寄せた運だと思いますが、それをグッと手を伸ばして掴むリーダー冬馬の格好よさが光っていました。
そして、3人が裏での弱気やハプニング、泥臭い努力を表側には足さず、本番では出来上がった美しい部分を「予定通り」であるかのように見せて、観客を沸かせるところに、彼等のプロ意識を感じて泣きそうになりました。

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