現在地:大課題4「目覚める遺跡」まで
システム的には憲兵科が新設され、きまぐれトンカチが解放され、小課題が中級に進んだところまで。
しかし新設の学科は、その学科の新入生を一度入部させないとクラスチェンジもできなかったのですね! それを知らず憲兵科を採用しなかったので、まだ使えません。他の科の有望な子をクラスチェンジさせようと目論んで、失敗しました。
そんな失敗はありますが、1回のクエストの獲得経験値が増えたり、先輩の指南書のお陰で、上級クラスも少しずつ解放できるようになってきました。
下位職も伸ばしたいけれど、上級職も早く使いたいし、でもクラスチェンジ直後はスキルが減るから配慮も必要だし、と編成でいつも頭を悩ませます。
段々仕様がわかってきましたが、魔法科の場合、下級職がソーマタージでもクレリックでも次の職はワーロックになるように、上級職は学科ごと1つみたいですね。それなら、一方の下級職に絞って下積みさせた方が、成長速度を早くできそうです。
上級職ワーロックの「ファイアウォール」が阿呆みたいに強くて大活躍だったので、下級職ソーマタージの「ファイアーボルト」と入れ替えの指南書ができたのはガッツポーズでした。
また、同学年の学科は分けないともったいないとも思います。2人とも魔法科を採った世代があったのが失敗でした。レベル上限に達した後も、大課題に行くのにクレリックなしは危険だと思って、クレリックのままにして経験値を無駄にしてしまいました。
そんな感じで、編成が大事なゲームなので、UIの悪さがもったいないです。
装備の付け替えもスキルの見直しも、奥まった画面に進まなければできず、一覧性がないので確認も一苦労です。同名同レベルスキルでも効果量が異なるから効果を確認したいのに、説明文が長いアイテムの説明がスクロール表示されるのも、イライラする点です。いま使えるスキルを確認するのに3回スクロールする仕様も、せめて編成画面では画面一杯に表示して欲しいと思います。装備やスキルの付け替えが発生するゲームで、確認・比較が簡易にできないのはストレスが溜まります。
この辺の作りは、エインシャントにRPGのノウハウがなかったことも一因でしょうか。
操作性そのものが複雑なゲームは、長く遊べば慣れるけれど、編成画面で見たい要素が見えないという問題は、アップデートに期待するしかないですね。
ストーリーの方は、一話ずつの短編連作という感じで、それぞれの話がどう絡んでいるのかいないのか、現状は謎です。
学園関係者以外にも、顔付きキャラクターがチラホラ登場するようになったので、少し愛着が湧くようになってきました。
ただ、一話限りで使い捨てるにはちょっと消化不良のリンジーとか、今後も関わりそうなバスティールには顔がなかったので、顔のあるなしの基準は謎です。
可愛いけれど、この子が再登場するとも思えない……。
レンシやイーラたちは、悪人面だから敵なのかと思っていましたが、思想や立場が違うだけで悪人というわけでもなさそうな様子が出てきました。
ただ率直に言うと、設定や因果関係がフワッとした雰囲気で進んでいるので、面白いとか感じる以前に、「よくわからない」状態です。
その一方で、小課題の教官たちや兵士たちの発言など、小ネタは楽しんでます。
特に守護石の小課題のように、世界観がわかる話が出てくるとグッと面白く感じます。
小課題で、3人目の兵士を生徒たちが完全にスルーするのは笑いました。
パイク先生が、生徒たちに兵士のような仕事をさせることを抗議してくれたことや、それを「ちゃんと先生やってる」と評されて不貞腐れた感じを見せたのは、可愛いなと思いました。腹黒キャラクターと言われつつも、今のところ、武器屋のババアを除けば一番お世話になっているし、好きです。
まぁ、他の大人がパイク先生より底知れないので……(笑)。