第六回FRAME(フレーム)編

GROWING STARS

呼ぶぜ、FRAME!!

元警察官、元消防士、元自衛官の肉体派公務員3人ユニット。
「困った時は呼んでくれ!」というキャッチコピーの通り、FRAMEからは、人を勇気づけたい、支えになりたいという「アイドルを通じてやりたいこと」を明確に感じ取れます。

GROWING STARS

315プロのアイドルはみんな善良ですけれど、成人男性で構成されたFRAMEが、これほどまでに善人のユニットであることには、眩しさすら感じます。

その善性は、目の前に車に轢かれそうな子供がいたら、全速力で助けに向かうとイメージできます。
プロデューサーとしては、アイドルたちに危ないことをして欲しくないですけれど、FRAMEなら生還して笑顔を生み出してくれるはず。誰かを助ける代わりに誰かを泣かせてしまったら、彼等の目標に反してしまいますものね。

GROWING STARS

とは言え、英雄的に格好いいというより、3人とも家庭的な面があり、地に足の付いた身近なヒーローだと思います。

FRAMEは曲のメッセージ性も一貫していて、前向きで優しく、聴き手の背中を押してくれます。

GROWING STARS

難易度NORMALからプレイし始めた、音ゲー初心者の私が、初めて難易度EXPERTでフルコンボしたのが「勇敢なるキミへ」だったこともあって、そういう点でも優しいユニットだなと感じました。

子供たちを守るヒーロー握野英雄

GROWING STARS

「握野英雄のプロデューサーにはガチ恋勢が多い」と噂に聞いたのですが、真偽は分からずとも納得するくらい、いい男です。
地に足が着いていて、優しく、頼りになり、でも隙がない窮屈な完璧さではなく、サインが署名だったり、甘党だったり強面を気にしている可愛いところがあって、この人となら助け合って過ごしていけそうだと思わせます。
もっとも、怖がられるとよく本人が溢している件は、顔だけ見たら、315プロでも指折りの美男だと思います(単に私の好きな顔なだけかもしれませんが)。声が優しいので、怒っていると誤解することもありません。
ただ、ギザ歯は普通に怖いと思います。

エピソードゼロで、スカウトを受けた組ではなく、自分からアイドルを目指していたことが分かったときは、意外だと思いました。

GROWING STARS

孤独や不安を感じている子供に自分の伝えたい言葉を届けるため、受け入れられやすいアプローチに変える、という発想はSEMと通じるところがあります。しかし硲先生は、Jupiterという実例を目の当たりにし、いわば天啓的に、且つ確実な解として辿り着いたのに対し、英雄は自らの観察と経験則から「アイドルなら自分の言葉が届くかもしれない」と推測し、その期待だけで安定した前職を捨てたところが凄い思い切りだなと驚かされます。
ある意味、23歳という英雄の若さが現れた結果だったんでしょうか。

GROWING STARS

お仕事エピソードにある、子供たちが自分の歌(メッセージ)を歌っていた=言葉が届いたことを目の当たりにした時、どれほど嬉しかったか想像できて、ぐっときます。
ただ私自身は、話し声に比べると意外と声が高い英雄の歌声に慣れなくて、3DMVを見るたびに「このパート、英雄だったの?」と驚きます。

黒猫は横切り、靴紐は解け、それでも歩く木村龍

GROWING STARS

木村という「普通」の苗字がとても似合うキャラクターだと思います。

キャラクターとしての特徴は、やはりいかにも創作チックな不運要素でしょう。

GROWING STARS

と言いつつも、本人が言うほどサイスタ作中では不運に遭っていない気がします。
また、ただ不運にめげない前向きさだけでなく、「○○だったけれど□□で良かった」と、転んだ先で幸運を拾おうとするような、案外ちゃっかりした要素を持ち合わせていると感じます。

GROWING STARS

ユニットの最年少で、仲間が頼りになる大人2人なので、普段は世話を焼かれる方に見えますが、ユニット外のアイドルに対しては「お兄さん」として接するタイプですよね。
実際、不運に対しても、仲間やPに頼り切るのでなく、自分で替えの道具を用意していたり、早く準備に取り掛かったり、自分でリカバリーできるように備えています。彼が自分で対処しきれず助けてもらうときは、逆に言えば、周りに助けの手があるときだけなんだと思います。
不運さえなければ、普通に格好良いキャラクターなんですね。

なお、最初にFRAMEを面白いユニットだなと思ったのは、メインストーリー三話にて龍が「得意の裁縫」と自称したときに、英雄と誠司が「得意の……?」と内心で突っ込んでおきながら、そのまま話を流したことです。

GROWING STARS

そこで下手の横好きだと突っ込まない優しさが面白いし、どれだけ下手なんだ?と腕前を確かめたくなりました(笑)。

信玄誠司の逞しいキュートさ

最初に名前のことを語りたいのですが、歴史上には「武田信玄」がいますし、英雄が「信玄」と呼ぶせいで、最初のうちは苗字と名前を混同していました。英雄は、龍を名前で呼んでおきながら、年上の信玄さんを苗字呼び捨てというのも不思議ですよね。もしかして、英雄も信玄が名前だと勘違いして呼び間違えて、そのまま戻せなくなったパターンじゃないのかと疑っています。

アイドルを目指した切っ掛けが、後輩の死だったという重い過去に驚いたくらい、精神的に安定した大人だと思います。

GROWING STARS

「後方支援は任せてくれ」というキャッチコピーの通り、最初に前に出てくるタイプではないですけれど、必要なら前に立って攻撃を受け止めてくれるし、思い切り体重をかけるくらい甘えても、笑顔で支えてくれそうです。

そのくらい頼りになるイメージが強いマッチョ男性ですけれど、実はとても可愛い人でもあります。

GROWING STARS

なぜ可愛く感じるのか考えると、いつも素直な反応をするためだと思います。可愛がっている姪っ子には甘く、嬉しいことがあったときはニコニコと喜び、家吞みで気が大きくなってしまったと反省する姿は、ピーマン?が苦手だという、料理上手にしては意外な子供舌具合も相まって、幼稚園くらいの子供を連想させられます。
前述した通り、きちんと大人の思考も持っている男性でありつつ、そうした頼もしさと可愛らしさのギャップが、Pやファンの心を掴んで離さないのだろうなぁと思います。

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メール
URL
コメント
閲覧制限
投稿キー
(スパム対策に 投稿キー を半角で入力してください)