2015年4月にリリースされた「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -01 JUPITER」を購入。
https://www.lantis.jp/sidem/releaseinfo/release_LACM-14321.html

JUPITER

アイドルマスター SideM名義の最古のCD(Jupiterとして最古のCDは、961時代の2011年に発売)。

内容はドラマパート2本に、ユニット曲2曲と共通曲1曲。現在リリース中の「GROWING SIGN@L」シリーズと同じ構成です。
歌詞ノートにキャラ紹介があるのは最初期ならではで、今となっては新鮮でした。

ユニット曲は「BRAND NEW FIELD」と「Planet scape」。
「BRAND NEW FIELD」は、ライブだと台詞部分が変更されるので、これが歌詞通りの台詞なのか、と逆に新鮮に感じました。聴き慣れた「俺たちなら楽勝、だぜ!」は、一番の台詞でなかったんですね。

GROWING STARS

「Planet scape」は、B面と片付けてはもったいない「強い」曲です。珍しく、翔太が伸びやかな声で綺麗に歌い上げているのが好きです。
共通曲は「DRIVE A LIVE」。315プロを代表する楽曲なので散々聞いていますが、ユニットでの歌唱をフルで聞く機会はまずないので、Jupiterらしい歌唱を楽しみました。

ドラマパートは、意外と長め。
1本目は3人の収録時の会話。C.FIRSTのデビューシングルも同様だったので、最初にリリースするCDのドラマパートとして、お約束のテーマなのかもしれません。

GROWING STARS

ただ、Jupiterの場合はすでに関係性が出来上がっているので、ポンポン会話が続きました。
特にインディー時代の仕事に関する話は興味深かったです。Jupiterが路上ライブなんてやったら、それは大騒動になっちゃいますよね。
そして、ファンにとっての「理想の息子」「理想の恋人」というポジションを取られて、冬馬が口籠った時に、翔太から「理想のアイドル」が提示されるのがグッときました。その後茶化して誤魔化したけれど、翔太自身が冬馬を「理想のアイドル」だと思っているーーそんな本音が垣間見えて、微笑ましかったです。

2本目は、DRAMATIC STARSを交えて、315プロ創設間もないときにお互いを知るお話。
まったく打ち解けていない段階なので、気不味い空気から始まりました。いまの事務所の和気藹々とした雰囲気からは信じられないです。
特に、DRAMATIC STARS3人の仲が、戯れではなく普通に悪く感じたのは驚きでした。翼ですら2人への尊敬の念がなく、容赦ないです。また、輝のギャグで場が沈黙するのは、いかにも初期のシナリオだと感じました。
こちらの話は北斗がメインな感じで、自己紹介の口火を切って空気を和ませようとすることには彼らしいと感心させられた反面、薫先生をナチュラルに口説くのは笑ってしまいました。
こうしてみると、冬馬と輝は似た者同士だから、料理対決を通してすぐ仲良くなるだろうと思えるけれど、北斗と薫、翔太と翼は、まとまらなそうな組み合わせだと思います。いまではJupiterとDRAMATIC STARSが組めば、お仕事大成功の未来しか思い描けないけれど、それは7年の積み重ねあってこそなんだとわかった、歴史的価値を感じる1枚でした。

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