現在地:エンディング到達
すべての大課題をクリアして、エンディングを迎えました。
その前年に、初年度にいたオースティン先輩が星6の新入生で戻ってきてくれたので、加入してもらいました。現在の部員構成からすると戦士職は不要だったのですが、見過ごせませんでした。
オースティン先輩と一緒にストーリークリアできるかも?と期待したのですが、残念ながら大課題13で終わったので、まだ1年のオースティン先輩の出番はありませんでした。
スタッフロール中は所属した生徒が行進する演出があり、ループ仕様のお陰で、初代オースティン先輩と最後に加入したオースティン先輩が一画面に収まった瞬間はちょっと面白かったです。
物語の方は、少しビターな終わりでした。
碑石の中の語りに、3人が箱庭を作っているような流れがあったので、地下世界を三賢者が作ったのは想定内でしたが、地上世界の人間も、彼らによって再生された新人類だったのですね。そして物語の終わりに三賢者が人々の前から消えたことで、人類は神を失って真に自分達の足で立つことになったーーそういう、人類に世界を託す物語だったんだなと受け取りました。
ただ、中盤以降は三賢者の転生体であるルトラ中心の展開が続いたことで、人間の物語だという印象が薄かった気もします。「まもって騎士」みたいに、最後までコミカル調でまとめてくれた方が楽しくよかったかな、と思います。
特に、結局一度もマリクを殴れなかったのは悔しかったです。クリア後に解禁された難行課題の中で殴れるのかな……。
最後は転生したような様子でしたが、私からすると好きになる要素がないキャラだったので、レンシやバルタザールが戻ってくる方が嬉しかったです。
とはいえ、そもそもストーリーよりシステム重視のゲームだと思っていたので、不満はありません。
自身が試行錯誤してシステムを理解し、強くなっていく過程を楽しめました。うまく育成が進んでパーティ内のスキルが噛み合ったときは爽快でしたし、一方で、急場凌ぎで編成したパーティが意外な強さを発揮してまた学ばされることもありました。
ただし、クラスやスキルなどの手札が増えることが楽しさを引き出しているので、全クラスを一通り育てて全EXスキルを集め終えてしまうと、その後はレベルアップと武器掘りの繰り返しなので、経験値稼ぎが苦痛になりそうですし、飽きるのも早そうです。
なんせ、下手に難易度の高い課題に行くより、最終課題を繰り返すのが効率が良いようなんですよね。
実は、追加課題1で初ゲームオーバーになったのです。さすが「常軌を逸した戦闘訓練」と説明されるだけのことはあります。
不要な戦いは避けるというヒントは貰ったものの、初見ではそううまくいかずにこの物量に囲まれることになり、攻撃に転じる余力がなくて負けました。6〜8回の攻撃が重なると、タンク役以外はHPが保ちませんでした。リトライ再戦では、敵をサガシリーズの要領で避け、ゴール前の固定の敵だけ倒してクリアしましたけれど、これだと経験値が稼げないので、結局最終課題を繰り返すのが効率的なようです。
エンディング後は、ガンガン成長させて、難行課題を攻略していくという育成本番なのだと思いますが、自分としては一通りのことを掴んで満足したので、これで一旦クリアとします。