Switch版スローライフゲーム「Luna's Fishing Garden」をプレイしました。

Luna's Fishing Garden

嵐によって精霊たちの住む島に吹き飛ばされた少女キャシーが、嵐で荒れた島に植物を植えて整えたり、魚を釣って精霊たちに食事をさせたりしながら、元の世界に戻る術を探るゲーム。

Luna's Fishing Garden

精霊たちの頼み事も全てこなすオールクリアまでに、およそ2時間半。
時間制限などはないので、のんびり遊べばよかったのですが、ゲーマーの性でつい効率的に稼いで、サクサクとプレイしてしまいました。

タイトルロールの「ルナ」は、最初に出会う犬のような姿をした精霊です。

Luna's Fishing Garden

これが無茶苦茶見事なツンデレキャラで、最初は人間であるキャシーを嫌っていたのが、小声で御礼を言うようになったり、帰還の時には引き止めちゃったりするのが最高でした。
他にも、数は少ないながら個性的で可愛い精霊たちが揃っていて、動物キャラ好きとしてはとてもホッコリするゲームでした。

Luna's Fishing Garden

翻訳の出来も良かったと思います。多少、直訳っぽいところや変な言い回しもありましたけれど、エキセントリックなキャラを示しているという風に受け取ることもできて、違和感はありませんでした。

最初のうちは、種を買ったり灯台に明かりを灯す(土地を広げる)ために必要な「魔法の葉」を入手するため、魚を釣ってルナに売る必要があります。

Luna's Fishing Garden

釣りモードは難易度設定があり、簡単設定の「リラックス派」にすれば気楽にプレイすることができました。
魚も見事なピクセルアートで描かれているため、新しい釣り場を見つけるたびに、全ての魚を釣り上げるのが楽しかったです。

Luna's Fishing Garden

Luna's Fishing Garden

ただ、後半になると精霊たちの納品依頼以外で釣りをする必要がなくなったのが、もったいなかった気がします。
と言うのも、庭に植えた作物からは一定間隔で魔法の葉に換金できる果実が採れるのです。それなのに庭を維持する手間は一切ないため、一度投資さえすればあとは回収し放題。あちこちの島に採取に行くのは大変ですが、カピバラやミヤマオウムの巣を設置すれば、対応する作物を自動収穫&換金してくれるので、キャシーが動き回る必要はなく、ただ時間を潰しているだけで勝手に魔法の葉が増えていきます。

Luna's Fishing Garden

最終的には、景観など気にせず、儲けのいいスイカを水辺に延々と植えてカピバラを走らせていました。こうなると効率はいいのですが、小作人を働かせて悠々自適の生活を営む大地主みたいな気分になって、ちょっと罪悪感が湧きました。まあ、真にスローライフをしようと思ったら、こういう不労所得が必要なんでしょうけれど、そういう資本主義を考えさせるゲームではなかったはず……(笑)。

ボリュームはありませんでしたが、可愛いピクセルアートの世界でのひと時を楽しませてもらいました。

Luna's Fishing Garden

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