PS4版リアルタイムストラテジーゲーム「グリムグリモア OnceMore」開始。
現在地:Day5「事件発生」クリア
PS2オリジナル版時点で興味はあったのですが、タイミングを逸して未プレイでした。
正直、RTSというジャンルのせいか、特別に評価が高いゲームではなかったと記憶していて、私もヴァニラウェア開発という点と、グラフィックとジャンルが違ったら記憶していなかったと思うので、リマスター移植されたのは驚きました。
世界観やキャラの前知識はないものの、ループ物ストーリーだということは、どこかで見掛けて知っていました。もし知らずにオープニングを見たら、「たった5日間の話!?」と少し驚いたかもしれませんね。
もっとも、同じ魔法学園ものでループ設定の「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」に比べたら、5倍の日数でループするのだから、長いと言えるかもしれません。
本棚の右上は「全体の進捗」だと思われますが、最初の5日でここまでメモリが進んだので、全体は5〜6周くらいで決着がつくのかな?と想像しています。
どうやって初日に帰ってくるのかと楽しみにしていたので、時間が巻き戻ったという明確な演出がないまま、到着日の夜に戻ったことに驚きました。
逃げ込んだ部屋の魔法陣が作用したとか、賢者の石を手に入れるとか、なんらかのアクションがあると思っていたのに、死んだ可能性が示唆された暗転だけというのは、結構地味ですね。
キャラクターたちはビジュアルも魅力的ながら、結構細かく表情や動きを変えるのが良い感じ。
主人公のリレは、ごく普通に真面目ないい子で好感が持てました。イメージイラストの印象から、もっと幼くやんちゃな感じの子かと思っていたので、敬語が使える女の子なんですね。思えば、ヴァニラウェアの主人公勢は、言動がまともなタイプが多いかもしれません。
先生と生徒たちは、みんなちょっと怪しいところがあります。
種族的に一番アドヴォカート先生が怪しいですけれど、創作物において最初から怪しい人はまず犯人じゃないので、たぶん害意はないんだろうと想像してます。ガンメル先生が言っていた通り、紳士っぽく振る舞おうとしているところなんかは、可愛さも感じます。
アドヴォカート先生以外は、みんな人間でいいのかな。
シャルトリューズ先生が、こういう獣人種族なのではなく、呪いでこの姿になっているのは驚きました。なるほど「美女と野獣」モチーフなわけですね。
私は「美女と野獣」で、人間に戻るエンディングを迎えては野獣のままの方が魅力的なのにとガッカリするケモナーなので、オパールネラ先生とは気が合わないなと思いました(笑)。
生徒たちは、まだ関わりが少なくて未知数です。
アマレットは妖しい雰囲気があったり、ハイラムは何をしでかしても奇怪しくない様子でしたけれど、魔王の台詞(ルジェの弟子云々)から考えると先生たちの世代が物語の肝じゃないかと想像しています。
バディドが、ナンパの常套句みたいなことを言っていたのを見ると、ループがもっと早い段階から始まってる可能性もあるでしょうか。まあこういう考察は不得意なので、単純に先の展開を楽しみにしたいと思っています。
ゲーム部分のストラテジーは、ユニットグラフィックが大きく、逆にフィールドの全体像が掴めないことが少し気になっています。味方ユニットと敵ユニットが重なっていると、最早何が起きているのかわかりません。
操作性が結構独特で、慣れていない現在は間違った指示を出してしまうこともあります。個人的には、一度召喚したユニットを自分で消す機能が欲しいと思いました。特にタリスマンは、設置箇所が悪いとコストだけ掛かって勿体無いです。
チュートリアルは丁寧な方だけれど、魔法陣に指示をしたあと、召喚まで時間がかかるとか、マナさえあれば魔法陣別に召喚数をストックしておけるとか、結構大事なことが抜けているので、自分で学んでいかないと無駄がありそう。
とはいえ、まだ使役できる使い魔も僅かですし、いまのところ詰まっていないので、全タイプの魔法陣が出揃ってから勉強しようと思います。