第十一回もふもふえん編

GROWING STARS

予想外の長文になりました。

プロ集団もふもふえん

もふもふえんは男子小学生アイドル3人組ですが、ただ可愛いショタユニットに留まらず、全員が強いプロ意識と互いへのライバル意識を持って切磋琢磨し合っているところが、最高に格好いい存在でもあります。

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もふもふえんの新年の抱負は、内容がちゃんとしている上に、カラフル且つホワイトボードを目いっぱい活用していることから、楽しんで書いているのがわかって笑顔になります。

芸歴が他の大人たちより長い点が、もふもふえんの魅力を生んでいると思います。
私は、実年齢が高い人より、社会人歴が長い人の方が精神的に大人だと思っているので、もふもふえんの子たちが大人びていることには、毎回驚きつつも納得します。
まず「はるかぜバトン」イベントで、喧嘩状態になった志狼とかのんが、いざレッスン再開の時間になると一旦お互いへの腹立ちを抑えたところは感心しました。

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喧嘩の理由は子供らしい言い争いだったけれど、それを仕事には持ち込まないなんて、大人でもできないことがあります。きっとこれまでにも、監督の指示に不満があっても仕事としては全うしないといけないとかの経験があって、最早自然とオンオフは分けられるようになったのが、今の3人なんだろうなぁと思います。
このことについて、「普通の子供時代」を大人が奪ってしまったと捉えることもできそうですが、それは違うんだろうと思います。
もふもふえんは、大人に対して子供の可愛さを売りにするのでなく、自分たちより年下の子どもたちにとって憧れのお兄さんとして売り出している面が大きく感じるからです。

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だから、3人もただ可愛いから愛されるというわけでなく、自ら「見せたい自分」「求められている自分」を意識して作り上げた「アイドル」をやっていて、この仕事に誇りを感じさせてくれるのが好きです。

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そして、昨日更新されたメインストーリー第2部6話で、「年上の後輩」であるC.FIRSTに対し「かかってこい」と胸を貸す先輩っぷりも格好良かったです。

賢い羊さん 岡村直央

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サイスタ内では描写されていませんが、確か、伊集院北斗のファンなんですよね。11歳にして、北斗の魅力を理解しているとは、なかなか強者だなと思っています。

しかし、本人は芸能活動をやめたかったのに、母親がJupiterファンだったために、315プロでアイドルの道を進むことになったという経緯は、ちょっと衝撃的でした。

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結果的に、志狼やかのんという友達(兼ライバル)を得て、アイドル活動を楽しんでいるから良かったけれど、Pのスカウトを受けたその時点では我慢をさせていたことが、とても申し訳なく感じました。

引っ込み思案の子供を劇団に入れて荒療治、という話は結構聞くのですが、これは演劇に効果があるのでなく、単純に人と関わる機会が増えることでコミュニケーション能力が発達するということだろうと思います。特に舞台というのは、多数の人間が結集してできるものですから、自身が舞台に立つ立たないに関わらず、人と関わらないでいることはできません(「ガラスの仮面」でマヤがした文化祭の一人舞台だって、裏方の手助けはありました)。
直央の場合、内気ぐせはあまり治っていないけれど、この子役経験のお陰か、コミュニケーション能力は凄まじく発達していると思います。
人の気持ちを汲めるだけでなく、その状況でどう立ち回ったらみんなが幸福かをよく考えています。プライドが邪魔して1人でやろうとする志狼に、自分が先にお願い事をすることで交換条件として勉強を教えてあげられる状況を作るという、かなり高度な「相手を立たせつつ自分の目的を果たす」テクニックを使っているのには唸りました。

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11歳にして出来過ぎな人格ですが、直央としても、他の二人に対する尊敬の念が根底にあるからそういう振る舞いができるんでしょうね。

ビッグスターになる男、橘志狼

CD「ST@RTING LINE」のドラマパートで、翔太が自分のことを「理想の息子」と称していました。Jupiter担当Pとしてはそれを肯定したいと思いつつ、私が315プロで一番「理想の息子」アイドルだと思うのは、この橘志狼くんです。

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勉強はちょっと苦手だし、子供っぽい我儘や癇癪も見せます。裏表なく直球勝負しか知らないから、相手を傷付けてしまうこともあります。でもその腕白さが、正に「男の子」だと感じます。

志狼くんの最大の特徴は、世界一ビッグな男になるという向上心だと思います。

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もふもふえんになる前、直央は天才子役と持て囃され、かのんはキッズモデルとして地位を確立しているのに対し、志狼くんはその他の子役の一人でしかありませんでした。しかしそういった2人への嫉妬心が陰に篭ることなく、「あいつも凄いけど、自分の方がもっとできることを証明する」と真っ直ぐ努力する方向に向かっているのが志狼くんらしいところ。
さすが、プロデューサーに自身を売り込んで来た少年です。

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ただ直向きに生きていることが彼の全身から伝わってくるので、なんの心配もなく、気持ちよく応援できます。

そして、他の2人に対して兄貴ぶって見せるけれど、実際は弟キャラで、2人に助けられることがまだまだ多いところが、志狼くんの可愛さですね。

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姫野かのんは男児である

アイドルエピソードにて、かのんくんから「冬馬くんが好き」と告白されたことで、私はかのんくんが大好きになりました。

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我ながらチョロいJupiter担当Pです。

といっても、最初はただ可愛いなぁと思っていたのです。

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その印象がガラッと変わったのが、前述の「はるかぜバトン」イベント。自分が「子供」な点に価値があることを理解している聡明さと、それを理解しているがために「大人」になる変化を恐れている事実に、心が痛くなって、抱きしめてあげたくなりました。

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かのんくんは、いまはふわふわモコモコ可愛いものが好きで、成長することで可愛い自分でなくなって世間の需要がなくなることを恐れているけれど、もしかしたら、大人になったら無茶苦茶格好いい路線に振り切ったりするかもしれない、可能性の塊だと思います。
現時点でも、男の子らしいやんちゃさだったり、長男らしい面倒見の良さを発揮したりもしていて、決して可愛いだけの男児ではないのです。
そしてもちろん、可愛さを磨き続けて、そのまま可愛い大人になることだって可能なはずです。
君は、まだ未来にたくさんの期待を抱いていいんだよ、と言ってあげたい。心からそう思います。

それにしても、姫野かのんくん(c.v.村瀬歩)は、成人男性が声を当てているとは思えなくて驚嘆します。

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