第十二回S.E.M(セム)編

GROWING STARS

格好悪いところが格好良いS.E.M

元高校教師3人、平均年齢28歳という、315プロでも抜群に「理由あって」を体現したユニット。
SideM布教者間では「新人PはBeitとS.E.Mで殴れ」と言うそうですが、私はまさにS.E.Mで殴られたタイプです。

S.E.Mについては、2014年に放映されたアニメ「アイドルマスター SideM」第5話(先生よ、大志を抱け!)が、いまだに好きです。※今年10月7日よりBS11等で再放送!

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これこそ「約20分で知って好きになるS.E.M回」だと思います。

Let's Think! 何だっていい…
そう、君の『面白い』から色んな疑問探して
そうさ一緒に答を見つけて辿り着くため…俺たちがいるのさ!

S.E.Mのいいところは、色々あるけれど、結局はユニットのコンセプト「勉学の楽しさを伝える」が明快で、そこに邁進している点だろうと思います。
私自身がある程度の年齢になってから勉学の楽しさを知ったので、若い頃の自分にもっと勉強しろと言いたいと思っています。S.E.Mみたいに、その言葉が相手に届くまでアプローチを変えて言い続けてくれる先生がいたら、それこそ恩師だったろうと思います。

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とはいえ、何歳になっても学ぶことは大事ですからね。大人になってからだとしても、S.E.Mに出逢えてよかったと思います。

S.E.Mに関しては、初見のインパクトとギャップも好感度を高めている要素です。

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元教師、平均年齢28歳といういい大人が、超絶奇抜なシルバーとピンクの宇宙服風コスチュームを着て、コミカルな振り付けのダンスを踊るという見た目でインパクトを与えたあと、学生に勉学の楽しさを伝えたいという心の熱さ、そのためにはどんな仕事にも全力で取り組む真摯さを見せてくるから、最初に受ける「ダサい」感がひっくり返って好きになります。
最初からピシッと決まったスーツ姿とかだったら、ここまで彼等の言葉は響かなかったでしょう。

S.E.Mは我々の学びを応援してくれるアイドルユニットであり、我々はそんなS.E.Mを応援したくなる、気持ちのいい循環が生み出されていると感じます。

行動力の化身、硲道夫

硲先生といえば、冷ややかそうな外見や固い話しかたに反して、315プロ有数の熱い男であることがまず大きな特徴だと思います。
そして、その情熱をエネルギーに行動する男でもあります。

スカウトを受けた組ではなく、自分から「アイドル活動で勉学への意欲を目覚めさせる」という解を得て、教師を辞めてオーディションを受けるという決断ができるところが凄まじいですね。

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英雄と同じパターンですけれど、年齢が一回り違うし、なんと同僚を巻き込んでいます。こうやってみると、硲先生も結構他のメンバーを振り回しているんだなぁ。

というわけで、見た目通り超真面目キャラでありながら、四角四面の堅物ではなく、他人の意見を積極的に聞き入れてチャレンジするタイプです。

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公式相関図において、硲先生が類を地球外生命体だと思っていることが何度見ても笑えるのですけれど、そんな謎の生命体を信頼できる仲間と思い、彼の自由な発想から出てくる意見もよく評価・採用しています。自分から羽目を外すことはなくとも、意外とルールに捉われない柔軟性を持っているのです。本当に可愛くて素敵な人だと思います。

ただ、どうしてこんなに教育者として熱心になれるんだろうと思っていたのですが、他ならぬS.E.Mの最新曲「Multiple Entertainment Show!」にて「推したい教科 教えたいのが教師(=強推し)」という凄まじい言葉遊び歌詞が登場したことで腑に落ちました。

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それなら硲先生は、数学が最推しの勉学箱推しなのでしょう。
硲先生は知的好奇心の強い人です。だから、知らないことを知る勉学がなにより好きで、その「好き」を他人にも感じてもらいたいんですね。ということは、硲先生の本質は古論クリスと近いのか……と段々硲先生が見えてきました。

人生をenjoyする舞田類

誕生日当日のやりとりとアイドルエピソードの時点では、類は純粋な「ネアカ」だと思っていました。いや、今でもその印象自体は変わっていません。

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誕生日パーティの開催を自ら強請るのは、よほど愛されている自覚があり、且つ自分の意に沿ってもらうことに躊躇がない人でないと、なかなか言えませんよね。極論、自分がハッピーなら相手もハッピーだと思っていそうです。

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しかし、決して自分勝手にし放題で生きてきたわけでないのですね。
類は人の輪に入るのがうまい反面、多数の人と接するからこそ、あまりにネアカすぎる人柄が目立って「変わり者」という扱いを受けてしまうのでしょう。一方、本人は自分が「変」という自覚がないため、「自覚なしに他人に迷惑をかけているんじゃないか」と不安を抱くときもあるのですね。

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類みたいな315プロでも指折りのコミュニケーション強者でも、人間関係に悩むことがあるんだと知ると、言わんや自分をば、と少し気楽になりました。

類といえば、ルー語ならぬ舞田語の使い手であることも言及したいところです。
単に部分的に英単語に変えているだけですが、たまに、アスランのゲヘナ語以上の難解さだと思います。

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特に、アイドルエピソードで登場した「1ストーン2バード」は、最初なにを言ったのか分からずポカンとした後、一石二鳥だと気付いて爆笑しました。そこを英語にするなら、素直に英語の諺(Kill two birds with one stone.)に置き換えてよ!
あと、英語ができる代わりに日本語能力が壊滅的なので、教員免許がよく取れたなぁと思います。S.E.Mの他の二人はインテリ属性なのに、一人だけメンタル属性なのも納得です。

のらりくらり山下次郎

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次郎先生は、私生活がほぼ開示されているし、心の声もたくさん聞かせてくれて、我々がとても共感しやすい「普通」の人柄を見せてくれています。個人的にも好きなキャラクターです。それなのに、彼を語ろうとすると、意外となにも知らない……と思い知りました。

考えてみれば、肝心のアイドルになった理由も茫洋としています。
金銭目的でアイドルになったと言っていますし、実際アニメでもエピソードゼロでも「many many money」に飛び付いたわけですけれど、桜庭や道流のように事情があって大金を必要としているわけでなく、当てる自信があるわけでない競馬で浪費するくらいなので、切実さがありません。
なので次郎先生の「お金が欲しい」は「棚から牡丹餅で大金が手に入ったらいいなぁ」という願望程度のものだと感じます。
ーーもっと言ってしまえば、次郎先生は実際は金銭だけでは動かないタイプに見えます。まあ、この葛藤シーンは笑ったけれど(笑)。

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エピソードゼロで「テキトーに生きてきた」と言っていた通り、浮雲のようにフラフラしている感はあるけれど、じゃあ大金を積まれたらなんでもする守銭奴かと言われると、そんなことはありません。

それから外見は「胡散臭いおじさん」ですけれど、現実の30歳はこんなに老けていないし、次郎先生より歳上のアイドルはみんな若々しいので、この「中年」っぽさも作為じゃないかと疑う気持ちが湧いてきました。

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本人も語った通り、硲先生がアイドルやるなんて言わなければ、そしてその夢に誘ってこなければ、やる気ない中年教師の擬態で、のらりくらりと適当に過ごしていたんでしょうね。
でもそんな謎に満ちた次郎先生だけれど、優しく真面目な人柄が滲み出ているから、好きになれるんだなと思いました。

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