現在地:近未来編・クリア
アキラの念力で、ブリキ大王を動かそうと試みる場面から再開。
操縦室へ向かう方法としてアイテムに触れる順番などを指示されたので、地下に続く階段の途中にあったいろいろな置物の間を行ったり来たりするんだと勘違いし、順番はメモするにしても行き来が面倒だなと思いました。が、すべて1階の店内にあるアイテムだったので拍子抜け。これだとセキュリティが甘いのでは?と思いました。
最終的に、トイレの個室が降下してドッキングするのは笑ったけれど、後々、起動したブリキ大王は公園の湖から姿を現したので、壽商会の真下ではなかったのか?と位置関係に混乱する原因にもなりました。
ブリキ大王自体は、この時点では動かせず終了。
このイベントの後、藤兵衛のアイテム改造が解禁されたので、しばらくアイテムの変換をしていました。30〜40分くらいは費やした気がします。
話しかけて、アイテムを選んで、セリフをいくつか送ってようやく変換されるという流れ自体が長い上に、4割くらい失敗するので、結構イライラしました。
ちなみに、アイテムを選んだ後の待ち時間をZR長押しでスキップできることに気付いたのは、30回くらい変換した後でした。
その後は、ちびっこハウスの子供が誘拐されたことを切っ掛けに、筑波研究所に乗り込んで黒幕などを知ることに。
シンデルマン博士の「生きているのにシンデルマン」という名乗りは、不覚にもちょっと笑いました。
妙子の言っていた「ケンイチさん」が無法松のことだというのは、全く思い至らなかったのでビックリしました。通り名で登場したアウトローが、ごく普通の姓名(松井ケンイチ)を持っていることを知ることで、アキラからはなんでもできるスーパーマンに見えた無法松が、特別なところはない一般人だ、と腑に落ちていった気がします。
それに、無法松がブリキ大王を動かすと言い出した時は、彼も念動力が使えたのか……と思ったのですが、どうも使えないからこその「無理を通す」発言だったみたいですね。そういう点でも、無法松は特別な力はない人と描写されていたように思います。そして、だからこそ彼が限界を超えて意志を示したところが格好よく見えるし、アキラの覚醒に繋がるのでしょう。
ただ、マタンゴを大量服用して精神力を高めて云々のくだりは、そもそもマタンゴとは何かの説明がないので、この展開に進むために突然出てきた都合の良いアイテムに感じました。
スクウェア・エニックスでマタンゴというと、「お化けきのこ」の亜種しか思い浮かばないのですが、バーで出していたということは酒ですよね。しかし、バーの人間はみんなトリップしていたし、大量服用で死に至るとまで言うなら、違法薬物というのが実態でしょうか。
無法松が初登場した瞬間は、クーガー@スクライドの原型みたいなキャラだと感じたので、兄貴キャラと思っていたのですが、最終的にアキラは無法松のハーレーとたい焼き屋の屋台を引き継いだし、カオリの台詞も踏まえると、擬似父子関係だったように思います。
ブリキ大王を動かして、圧倒的な火力で陸軍を蹂躙するのは楽しかったです。
日暮里へ向かう直前にタロイモが離脱したので、アキラだけで決戦かと思いきや、このままブリキ大王を操作しての決戦でした。もしかして、アキラのレベルを上げたり装備を整えたのって、あまり意味なかったですかね……。
最終決戦BGMは、もちろん「MEGALOMANIA」。
主人公の感情が昂った瞬間に本曲のイントロが始まり、そのままバトルに突入するという流れが熱かったです。ゲーム音楽が名曲たり得るためには、やはりプレイの記憶との紐付けが必要だと改めて思いました。
液体人間の池は、テイルズオブアライズの虚水を思い出してゾッとしました。
虚水は本当にただの液体だけれど、液体人間は意識があるのがホラーですね。ただ「ひとつになれる」と主張していたところを見ると、液体人間個々ではタロイモやワタナベ父の例のように本人の意識があっても、混ざると自我は無くなるということだったのでしょうか。
決戦後、黒幕たちが液体人間に飲み込まれたのは気分がスッとしたけれど、ブリキ大王のコックピットにも侵食してきたのは気持ち悪かったです。
一つの時代をクリアしたことで、セーブデータにアイコンが表示されたのですが、近未来編は後ろから二番目でした。次の主人公は右に行くか左に行くか、少し悩ましいです。