現在地:クリア(魔界〜魔王城入口)
魔界突入からエンディングまで走って、ノートの裏表紙にたどり着きました。
最後にけんたくんからゲームの感想を聞かれるのですが、全力で「面白かった!」を選びました。
しかし予想外に魔界の出来事が多かったので、感想は2回に分けます。今回は、魔界突入から魔王城の入口到着まで。
魔界は、まず湖で戦闘開始するのですが、これが結構大変でした。
特に一番手のダッツーと戦う時は、最初音量を下げていたのでSEに気付かず、ヒントをもらう前に結構ダメージを喰らいました。体力回復のタイミングもなく、回復アイテムを複数使うハメになったので、この調子で最終戦まで保つか少し不安になったくらいです。
そして「食物連鎖」の名の下、倒した敵が次の敵に食べられて、新たな敵と戦うという三連戦仕様。
ギガシャークも、いままでのような弱点見え見えの敵と違い、色々偽装しているので結構悩まされました。
最終的にゲフードンが登場。これで連戦は最後かと息切れしながら身構えていたら、なんと勇者も食べられてしまい、さっき戦った魔物たちと協力してゲフードンの胃から脱出するという、とても賑やかで楽しい展開が待っていました。
仲間たちを置いてきてしまった寂しさはダッツーたちとの和気藹々に癒され、孤独感もいつの間にか消えていました。
胃の中では、探索して脱出に使えるアイテムを探していきます。
銀消しやルーレット合わせなど、まだ新しい遊び要素が出てくるのが凄いですね。
メインは胃と胃酸に見立てた「フラスコと酢」を使った実験で、コインのサビを落としたり、リトマス紙の色を変えたりと、小学生男子の楽しいアイデアが詰め込まれていました。
たまごを酢に漬けるとどうなるか、とか知らないことも多くて、私もワクワクさせられました。
脱出後は、マインスイーパーなどちょっとしたミニゲームを挟んでから本筋へ。
どうやって救出するのかなと思っていた鶴が、バナナの皮に滑らない靴を譲ってあげることで解決するのは笑いました。その状態で靴を履く余裕があるなら、絶対皮の上から移動できたよね(笑)。
カワウソのところで宿泊すると、すっかり仲良くなった魔物たちと一緒に安眠しているのだから、勇者は豪胆だなぁと思いました。
なお、バトル石の存在をまったく認識しておらず獲得数ゼロだったのは、自分でも驚きました。
忍者とか剣は全部回収してあったので、バトル石を集めていればメダルも揃っただろうに、悔しいです。
ここから先は戻らず、メニューにも行けなくなる警告を受けた後、飛べるニワトリと合体して魔王城に向かうことに。
飛びかたがどう見ても横スクロールSTGの自機だと思ったら、案の定、シューティングゲームが始まりました。対地ショットがないので、低い位置にいる敵を倒すには自分の高度を下げないといけないのが少し大変でした。
助けた鶴は、出現した瞬間に顔見知りだと気付かず撃ち殺してしまったのですが、口上をちゃんと聞いていたら展開が違ったのか気になります。このゲーム、オートセーブしかないから、気になる選択肢の差異を確認できないのは残念です。
最後に待ち構えていたのは、スフィンクスならぬスフィンドッグス。
旅の思い出を振り返る三択クイズがどんどん出題されたのですが、学校で出会った仲間を選ぶところで、ボスたちを選びたくなりました(笑)。
ここも、ミスったときにゲームがどうなるのか、相当気になりました。
そして、本当に救いたいものを問う最終設問は「姫を救う」にしました。
この勇者なら、世界を救うなんて大きな目標より、好きな女の子を助ける身近な目標の方が力を発揮できるだろうと思ったからです。
しかしここでこの選択をしただけに、勇者とレイ姫の結び付きがこの後より強く感じられ、結末に痺れることになるのですがーー
そんなこんなで、次回の感想に続きます。