現在地:現代編クリア

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オープニングが終わったあとの画面に「!???」となりました。
格闘ゲームじゃないか!

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というわけで、現代編はなんと、ただ戦っていくだけのシナリオ。

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メニューから対戦相手を選び、戦闘前の敵の台詞、戦闘、勝利後の敵の台詞、と流れてメニューに戻ります。主人公のレベルアップも装備品の追加もアイテムもないので、本当に戦闘システムがコマンド式になった格闘ゲームフォーマットの章でした。

こういう流れなので、主人公の高原日勝が最強を目指す格闘家ということ以外、なにも分からないストーリーでした。
オープニングシーンが高層マンションらしき一室でトレーニングしている様子だったから、実は結構な資産家なのかなぁ、などと想像しました。

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資産家格闘家は、ストリートファイターのケンのようにライバルの設定では見掛けるけれど、格闘ゲームの主人公では珍しい……と思ったら、鉄拳シリーズの三島一族がいました。仁以外はヒールキャラすぎて、主人公であることを忘れがちです(苦笑)。

最初のナムキャットで苦戦したので、戦闘システムの理解にしっかり取り組むことになりました。
実は、本作のバトルに関してはレベルを上げて物理で殴る戦法で進んで来ていたのです。しかし、この章で装備もなにも調整できない接戦を強いられたため、初めて試行錯誤しました。

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例えば、ずっと「敵の向きを変える」技の存在理由が謎だったのですが、向きを戻すのもアクション扱いになるので敵の行動頻度を下げられるとか、色々効果があったんですね。敵の持っている技の攻撃範囲が分かると、この辺をより効果的に狙えそうです。現代編だと対戦相手が使ってきた技の一部をラーニングできるので、それで攻撃範囲を大体掴むことができました。
敵が強い技を使ってこない間合いが分かると、交戦中に移動する意味や吹き飛ばし技の使い道が見えてきて、戦いに幅も生まれました。

あとは、積極攻撃すると倒してしまうことがあったので、ラーニングのためなるべく危険を避けつつ攻撃を受けるように立ち回りました。
しかしトゥーラ・ハンが「クロスヒールホールド」とやらを使ってこなかったので、全部の技はラーニングできなかったようです。

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あと、マックス・マーガンの技待ちをしていたら死ぬかと思いました。
選択画面最右のジャッキー・イヤウケアは相当難敵だったけれど、決して左側のメンバーが弱いということはなく、みな強かったです。あ、間違いなく最弱のグレート・エイジャは除きます(笑)。

対戦相手たちのセリフはそれぞれ2つしかないけれど、どういうキャラクターなのか伺える感じ。出会い頭は挑発してきても、最終的に、負けを認めたり勝者を称えてくれるので、結構清々しい感じでした。

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それだけに、ラスボスのオディ・オブライトに全員殺されたという結末は衝撃でした。
ラスボス戦は、これまでにラーニングした技を駆使して戦うんだと想像していましたが、どちらかと言うとこの章で戦闘システムの理解度をどこまで上げたかが勝敗の分かれ目でした。

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浴びせ蹴りが当たって向き変更さえできれば、結構余裕がありました。

戦友は全員死んでしまったし、強敵を倒して「最強」になっても、今度はその最強を狙う敵が現れて戦いを仕掛けてくるという、終わりのない戦いが始まったエンディングなので、あまり達成感はありませんでしたが、日勝的には望むところ、ということで一応ハッピーエンドなのだろうと思うことにしました。

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