11月11日発売、PS4版「タクティクスオウガ リボーン」コレクターズエディション開封
SFCオリジナル版、PS移植版、PSPリメイク版(運命の輪)とプレイしていますし、運命の輪からストーリーの変更はないということなので、さすがに悩みました。
ーーと言いつつ、スクウェア・エニックスe-STORE専売のコレクターズエディションを予約購入しました。収録物で一番欲しい「タクティクスオウガ リボーン オフィシャル スクリプトブック」は、単品購入もできたのですが、どうせ購入するなら、信者らしくお布施として一番豪華なバージョンにしました。
コレクターズエディションは、ゲーム本編(PS4版)、セレクトアルバム(15曲収録)、オフィシャルスクリプトブック、アートオブタクティクスオウガリボーン、タロットカード、タロットカードポーチ、タロットカードマットの7点を、専用スリーブ付きの箱に収録した限定商品。
付属するものがキャラクター絵のグッズ類でなく、名前の通りコレクターが素直に欲しいものだった点も、個人的には良かったです。
まず、予想以上の箱の大きさに圧倒されました。
箱自体は縦41cm、横23cm、厚さ16cmで、しかも重さがあります。
一体なんの重みだろう?と思ったら、ほぼスクリプトブック、つまり本の重さでした。
A4サイズ、全3巻を合計した厚みは8cm近く。鈍器です。
内容は基本台本なのですが、各キャラクターがいる場合/いない場合のセリフ変化、カーテンコールのシナリオまで全収録されていて、これには大満足でした。表紙が神々なのも素敵です。
もう一冊の本であるアートブックは80ページで、この手の特典画集としてはかなり充実した内容。
「運命の輪Art Works」(2011年5月24日記事参照)と比較すると、リボーン用の書き下ろし絵、新規にキャラクターグラフィックが追加されたディダーロ、グアチャロ、神々のイラストが追加されている代わりに、ラフ画や吉田明彦氏の旧作イラストはなし。
ピクセルアートはArt Worksより大きく載っていて、モブ死体や飛ぶ鳥など、すごく地味なものも追加されています。
あとフィールドのゲーム中マップ自体が載ってるのも今回のアートブック特有ですね。
画集として見ると、もちろん単品販売されたArt Worksの方が内容量が濃いですが、新規要素もあるし、私が過去に限定版や予約特典で入手した画集タイプのグッズ内では、一番クオリティが高く満足できる一冊でした。Art Works未所持なら、確実にお勧めできます。
セレクトアルバムは、レコード風のパッケージ。
CDの収納箇所はそこか!と少し驚きました。曲名がサントラと同じ英語タイトルなので、サントラモードの名称と擦り合わせでちょっと悩みます(笑)。
15曲約55分もあるので、戦闘曲だけでなくタクティクスオウガらしい印象的なシーンの曲がラインナップされています。「Limitation(明るさの限界を突破)」のように終盤の曲も入っているのは、こういう特典サントラでは珍しいかもと思いました。
タロットカードは、絵柄は「運命の輪」の予約特典時のものと同じ。裏面は今回の箱と同じ、二頭のグリフォン柄に変更されています。
運命の輪のものとは紙の厚みがまったく異なり、重厚感があります。
今回の限定グッズと運命の輪を左右に並べるとこんな感じ。
光の加減もありますが、若干今回のカードの方が発色が良くなった感じがしました。まあ、正直コレクターズエディションを買うような信者は、まず間違いなく運命の輪のタロットも持っているから、これはおまけですね。
意外と嬉しかったのが、ヴァレリア島の地図のタロットカードマットと、神竜騎士団の紋章付きポーチ。購入時点では、マットが一番使い道がなく無用の長物だと思っていたけれど、広げた瞬間、予想以上に厚手かつ滑りにくい質感が気に入りました。
ポリエステル(合成ゴム底)だから、ランチョンマットとかデスクマットとして使えそうかなと思っています。
ポーチの方は、紋章がちゃんと刺繍だったことに世界観が表れていて満足です。
そんなわけで内容物にはとても満足したけれど、とにかく箱の巨大さにどうしたものか……と悩まされます。箱にも神竜騎士団の紋章がついているからもったいない気持ちになるけれど、物で部屋が圧迫されるのも嫌なので、処分してしまうと思います。手頃なサイズならそのまま保管したのに、残念です。