現在地:Chapter3(Nルート)ミルディン加入まで
Chapter3に入りました。トロフィーを見る限り、12/8現時点では8.7%のプレイヤーしか選んでいない、通称Nルートです。
自分で選んだものの、私も憂鬱です。ストーリー的にも辛いし、戦力的に考えても貴重なホワイトナイトが減る上、ユーリアは仲間になりません。オリアスとデボルドは汎用職だから、面白い動きができるわけでもなく……。
でもこのルートを最初に通過してしまえば、残りのルートをやる気になるんじゃないかと期待しています。あとは、いままで見たことがないザエボス将軍の語録が増えるのは楽しみですね。
攻略はChapter2の古都ライムから。
ここも分断された状態から始まりますが、カチュアを見捨ててしまえば、デニムは仲間と合流して立て直せるので、思っていたほど苦労しませんでした。
失敗したのは、ミッション対策でクノイチを急遽投入したところ、忍術装備を忘れていて無駄行動が多くなったことでしょうか。
ドラゴンやリザードマンなど硬いユニットが複数いるので、全滅狙いだと非常に手間取りますね。特にリザードマンは困りました。物理ダメージを無効化するイベイションが厄介すぎます。まあ結局、ザパンのHPが減ってイベントを進めてしまったので、人以外はほとんど残してしまいました。
その後は、ギルダスに助けて貰いつつライムを離脱。最後の勇姿となるシールドバッシュの瞬間をスクリーンショットに収めました。
なおマルティム対ギルダスの勝敗は、プレイヤーごとに意見があるところだと思いますが、私は素直にギルダスが負けた(ただし命乞い云々はマルティムの出鱈目)と捉えています。
アルモリカ城は、まず城門のザパン&ラミドス戦。
アロセール、プレザンスを入れていたので、たぶん会話は全部確認できたと思います。ラミドスは、最期に謝罪してくれるところも含めて、結構好きな人物だったことを思い出しました。まあ、無情にもアロセールでトドメを刺してしまったのですが。
なお、ラミドスを倒すとザパンが逃げることを忘れていて、このマップも敵ユニットを全滅させられませんでした。全滅に拘りはないのですが、このマップでは「医薬品調合書II」がトレジャーになっていたので、他に重要トレジャーを見落としていたら怖いなと不安になりました。
続くヴァイス一騎討ちは、ナイトのまま挑みました。
当初、ヴァイスのWTが早いので戦々恐々としたのですが、デニムがファランクスを発動すると喰らうダメージが大幅に減るので、意外にあっさり勝てました。スキル発動のバフカードを1枚取ったのが有効でした。
また試しにアイテム「神獣の玉版」で回避を上げたところ、効果中は必殺技も回避できたので、ほぼ攻撃に専念できたのが大きかったです。
レオナールに止められ、一瞬悩みつつ解放軍に帰還する道を選択。前述通りNルートに入りました。
Chapter切替時はイベントが続くので最初気付かなかったのですが、なんとアロセールが離脱しませんでした!?
忠誠度が大幅に減少しただけで、離脱には至らなかったようです。アロセールは確定離脱だと思っていたので、逆に驚きました。まあ、舌打ちされるようになってしまったので、どこかで改善しないと離脱の危機ではあるのですが。
暗黒騎士団の一幕は、初見のプレイヤーに意味不明なのはもちろん、そもそもなぜヴァレリア解放戦線がプランしー救出をしたのか、謎があると思っています。ロンウェー暗殺に舵を切って同士も減っていたのに、プランシーを助ける人員を割く余裕があったのでしょうか。
ここで余計なことをしたせいで暗黒騎士団に目を付けられ、組織崩壊につながることを考えると、悪手だったように思います。もしかしたらセリエとしては、幼馴染の少年に最愛の妹を預けたから、その父親を助けてやることで貸し借りを清算したかったのでしょうか……。
ヴァイス討伐の命を受けたことで、遂に付いてこれなくなったカチュアが離脱。公爵の猫撫で声を聞いていると、選択肢を誤った感がより強まります。
Nルート最初の戦闘は、ガルガスタン兵の公開処刑という憂鬱な仕事ですが、ここで処刑される兵の中にかの無念のディダーロがいました。
運命の輪の時点から、この展開でしたっけ? SFCオリジナル版で一度だけNルートに進んだときは、特に名もない雑兵だったと記憶していたので、汎用グラフィックでない兜なしのキャラクターがいるぞ?と驚き、さらにそれがディダーロだということにも驚きました。
それにしても、ディダーロのオリジナル版からの出世具合はとても面白いです。元々ガルガスタン人のユニークキャラクターが少なすぎたから、こうやって印象が深まったのはリメイクの良い点だと思います。
そんなこんなで、ようやくミルディンと合流できました。騎士団にたった一人のホワイトナイト参戦です。
ミルディンがカノープスを出迎える時の声が、普段と違う明るく安堵した声で、グッときました。その後、状況説明に移ると以後は平静な声に戻って隙を見せないのですが、それはいつもの自分を取り戻したという形で、それまでは気を張っていたのだろうと思います。一人で寝たきりのウォーレンを抱え、よく耐えました。ゼノビアの仲間に会えて、本当に嬉しかったんだろうなぁと思います。
Nルート専用のやりとりに関しては、本気でギルダスの生存を信じているのか、デニムが落ち込まないように気遣っただけなのか、どういう心理なんだろうと考えてしまいます。
最初は、ミルディンはウォーレンの予言を知っているから、生存を信じているーーとも思ったけれど、Nルートだとカーテンコールのイベントが発生しないから、ウォーレンが予言をしなかった、あるいは違う予言をした世界線だと思われます。本当に望みがあるなら後押ししそうなカノープスが黙っているし、ランスロットも戻っていない以上、望み薄だと思っていそう、と思うと本当にNルートを選んで申し訳ない気持ちにさせられました。
ミルディンは、無口クールキャラという設定の割に、結構長いセリフを喋ったり、「〜でしょ?」と柔らかい語尾を使うのが好きです。ゼノビア組では最年少なだけに、少年たちに対して兄の気分を抱いているのかもしれませんね。
デニムへの共感というだけでなく、ヴァイス自身を気に掛けているように見える辺り、ウォルスタ解放軍の中で多少なりとも交流があったのでしょうか。私からすると、ヴァイスが先にデニムを殺そうとしたのだから、ヴァイスが追われる側になるのは因果応報と思ってしまうので、甘ちゃんのCルート経由デニムが躊躇うのはともかく、ミルディンがこんなに優しいのは不思議です。
あるいは、自分の親友(ギルダス)の代わりに、まだ助けられるデニムの親友(ヴァイス)を助けようという気持ちの表れなんでしょうか。
あまり遊ばないルートだけに、考えさせられます。
その後、早速ミルディンの装備等を整えようとしたら、槍を装備していたので面食らいました。専用装備は運命の輪時点から取り上げられていたけれど、槍でしたっけ?
一応片手剣スキルも持っていましたが、現状属性剣があるわけでなく、いったん槍のままで進めようかと思います。
それから、本作では運命の輪のアクションスキルが再調整されていますが、なんと「ベロシティチェンジ」がオートスキルに変わっていました!
アクションスキルでも強かったのに、確率とはいえオート発動です。これは、上手く発動すればパーティ全体のWTの回転に大きな影響を与えますね。ホワイトナイト強過ぎです。
パラディンにここまで有用な能力があったか?と、ランスロットが団長の威厳を保てるか心配になってしまいました。