Switchダウンロード専用レトロ風RPG「神奏三国詩」を開始。

神奏三国詩

現在地:第二章「英雄との出会い」終了

突然ですが、私は三国志オンチです。子供の頃に読んだ岩波少年文庫版の朧げな知識しかありません。吉川英治版に挑戦した際、人名が全然把握できないことに絶望して3巻辺りで積んでしまいました。
そんなわけで、本作が徐庶を主人公にした三国志ifモノと聞いても「だれ?」状態でした。
それなのに本作をプレイしたのは、ゲームなら三国志の人物を少しは覚えられるんじゃないかと期待したためです。
実際、顔グラフィックと合わせてなら、人物関係がある程度掴めました。

神奏三国詩

従兄弟なのに同じところに黒子があるから、馬一族の遺伝子強いな!
馴染みがないキャラも、能力値等から歴史上のポジションが想像できます。例えば廖化は、周倉や簡雍と違って能力設定(名将)があることから、歴史上名のある人物だろうと想像が付きます。なんせ名将能力と言うことは、夏侯惇と同等ですからね。

神奏三国詩

ただし「相国」などの用語や地名は説明なしに使われるので、まったく三国志知識がないと少し辛いかなと感じています。

ストーリーに関しては、第1章が「黄巾の乱」、第2章が「反董卓連合軍」と、一応、歴史に沿った展開はしています。

神奏三国詩

今のところ劉備元徳が存在せず、そのポジションに徐庶が収まっているという印象です。最初に張飛が仲間になるので、そう感じたのかもしれません。
マップの道に従って進むとイベントフラグが立っていき、話がサクサクと進行していきます。人はバッタバッタ死ぬけれどノリは軽く、「時代は黄巾賊なんだよ」という勢いのある台詞には笑いました(笑)。

神奏三国詩

仲間もサクサク増えていって、早々に戦闘に出せる最大五人まで揃いました。
早速、麋竺(び じく)など名前が読めないキャラクターがどんどん登場するので困りました(苦笑)。仲間になればステータス画面に読み仮名が表示されるので、それ頼りです。

戦闘は、非常に独特のコマンド戦闘。

神奏三国詩

見た目はシミュレーションRPGのようでもあって、武器種によって攻撃範囲、キャラクターによって移動できるマス数が違うなど、位置取りを考える戦略性が一応あります。

神奏三国詩

しかし、移動方法は前進/後退しか選べず、上下左右のどの方向に進むかはターゲットに応じてシステムが勝手に決める上、攻撃範囲に入るまで移動可能分動いてしまうので、パーティ内で移動力の差があるとこんな風に無茶苦茶な隊列になる問題があります。

神奏三国詩

そのせいで、移動力の高いキャラクターには初手スキルを使わせ、一歩出遅れさせることで盾役が最初に接敵するようにするとか、妙な気の使い方をする羽目になっています。周倉(移動力4)が突出しがちだったところに、馬超・馬岱(移動力3)が来てくれて少しマシになりました。

現在の編成はこんな感じ。

神奏三国詩

現状、主人公の徐庶が一番弱くて使い難いのですが、編成所に送ることもできないし、仲間総入れ替えで強制出撃の時もあるので、使い続けています。
仲間は田農のように外れることがあるようなので、あまり固定はせず、役割に応じて入れ替えていくのが良いのかなと思います。ただ回復技を持っているのが麋竺しかいないので、麋竺は外せませんね。回復アイテムもあるけれど、金に余裕がないので技回復で進めていきたいと思っています。

十数歩も歩くとエンカウントする遭遇率ですが、「突撃」状態にすればオートで戦ってくれることに気付いてから手間が緩和されました。
ただ、回復などは使ってくれないので、一戦ごとにHPチェックは必要ですね。

グラフィックはRPGツクールレベルですが、キャラクターの顔グラフィックだけは高解像度で気合いが入っています。店員のお姉さんのイラストがとてもエッチで思わず赤面した後、ドット絵を見て「色味はあってるけど……」という正直な感想を抱きました(笑)。

神奏三国詩

今のところ「ゲーム」としては人に勧められる内容でないですが、テンポ良く進む物語がどう展開するかまったく想像できず、自分としては楽しくプレイできています。

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メール
URL
コメント
閲覧制限
投稿キー
(スパム対策に 投稿キー を半角で入力してください)