現在地:Chapter3 コリタニ城陥落
コリタニを北から強襲する作戦を決行。
地図で大外回りするルートを見ると、改めてとんでもない進軍ルートだなと思います。
そもそも、アシュトンの補給なしでこんな長距離の船旅できるんでしょうか。ヴァレリアは島国だから、意外と航行技術が高いのかもしれませんね。
哨戒に出てきたヘクター・ディダーロの姿に、当初は「いい上司だな」と思ったのですが、ブリガンテス城攻略を進めるうちに、ディダーロ親子の国家への忠誠を美談として良いのだろうか?と疑問に思い始めました。
運命の輪のプレイ時は思っても見なかったのですが、今回Lルートをやり直していて、このディダーロに無念さはないと感じました。無念だったのはむしろ、彼らの周囲の人々でしょう。
私はブリガンテス城前哨戦で南を選んだのですが、その結果、東雲のカークリノーラスは、ヘクターに裏切られて孤立して死んだわけですよね。また、コリタニ城への急報を直談判した女騎士のように、ディダーロ家を信じて命を投げ打った者もいるわけです。
親子は、デニムが信用できるかどうかは別として、この機に体制派の力を削ぐという政治的な意図で芝居をし、彼らを信じていた人を騙したと言えるわけです。こうしてみると、この親子も騎士より政治家なのかもしれないと思いました。
最終的に命で贖ったのも、家名を守るためでしかありません。真にこの先を考えるなら責任を負って生きるべきですよね。ランスロット・ハミルトンが言うように……。
ジュヌーンは、リメイク版キャラデザインでは一番好きなキャラクターですが、今回は声もまた素敵で惚れ直しました。
美男子から美形声がするのは良いですね!
コリタニ城内部はグアチャロ将軍と対峙するパターンになったので、救護兵を殺したことを猛烈に非難されました。確かにあの戦闘は非戦闘員を手に掛ける展開なので、決して良い行いではないのですが、ウォルスタ人弾圧に加えて血の粛清も主導していた男から言われると、反発心を覚えますね。固有顔のせいで、余計に憎々しく感じました。
ドギツイ発言の内容はタルタロス卿と似たようなものだと思います。しかしタルタロスは自分でのし上がった人だから説得力があるけれど、グアチャロのような弱者側に身を置いたことが一度もない人間がいうと、強者の勝手な理論にしか聞こえません。
逆に、ザエボス将軍との問答で色々納得させられるのは、将軍がガルガスタン最後の将として追い詰められた状態になってから対峙するからかもしれませんね。
そのザエボスもストーリーに登場。
Lルートだと「英雄と呼ばれた男」として、デニムのことを結構評価しているんだなと改めて感じました。
そして、アルモリカに戻る前にラヴィニス救出を済ませました。加入フラグが成立しているか心配で、ブリガンテス城の攻略後にセーブデータを分けたのですが、無事統合できて一安心です。
ここでちょっと気になったのが、デニムのこの台詞です。
バルマムッサで違う道を選ぶこともできた。レオナールさんの代わりに死ぬこともできたーー
バルマムッサで違う道(C)は選べます。けれど、レオナールの代わりに死んだらゲームオーバーなので、それは選べない道です。
でもこういう台詞が出てくると言うことは、もしかしたら当初もう一つ用意されていた分岐が、「レオナールに斬られて死ぬ」なんですかね。「デニムの死後カチュアが復讐するルート」と言う話も聞いた記憶があるし、レオナール戦はChapterの切り替わりだから、そんな気がしてきました。とすると、ヴァレリアの真の王位継承権者に弟の仇と狙われるレオナールは、絶対死んじゃいますね。どう足掻いても、姉弟と関わった時点でレオナールには生きる道がないのか……(苦笑)。
最後に編成に関して。
オリビアをシャーマン二人目にしました。
あまりにシェリーが強いので、今後12人マップになるならシャーマンは2人いても良いと思い切りました。オリビアはクレリック育成だったからINTは劣るし、禁呪IIを持っていないので火力は少し劣りますが、相性のいい敵を選んで召喚をぶつければ、結構な火力を出してくれます。
さらにラヴィニスが加入したことでヴァルキリーが被るので、セリエ姉さんもシャーマンにしちゃおうか?と悩んでいます。ただ、妹たちより更にINTが低いので、本当に運用するなら相当ドーピングしないと駄目そうです。