Switch版デッキ構築型ローグライクゲーム「BANNERS of RUIN:破滅の戦旗」を始めました。
現在地:チュートリアル+キャンペーン1回(敗北)
ネズミやクマなどの獣人たちがパーティを組んで、復讐のため街に潜入し、仇敵を倒すーーというダークファンタジーなローグライクゲーム。
元々、デッキ構築は好きですし、獣キャラでのダークファンタジーという尖ったビジュアルや設定も心くすぐるものがあり、興味が湧いたので購入しました。
1回目の挑戦はこんな感じの成果でした。
行程全体のどの辺まで進んだのかわからないのが困りものですが、2回の中間地点を通り過ぎて、ネームドボス(スピッター)までは進みました。
各区画が3エリアに分かれている様子なので、この敵が「外の区画」の最後の障害だったーーと思われます。
この中ボス戦、中盤まではそう悪くない手応えで進んでいたのですけれど、毒ダメージが「ターン経過ごとに増加する」という仕様に気付くのが遅れ、手に負えないダメージを喰らうようになって壊滅しました。クマの意志を残しておいて、状態異常解除をさせればよかったんでしょうけれど、真っ先にクマが死んだんですよね……。
というわけで、難易度は高め。守りを固めて蓄積ダメージを減らし、着実に進む力が試されます。
まだ1回遊んだ時点ですが、他のデッキ構築型ゲームと異なる本ゲームの特性は、下記の点にあるかなと考えています。
- カードの実行には、実行者のスタミナ+意志を消費する
- デッキはパーティ共通だが、種族固有のスキルカードや装備した武器固有のカードは当人にしか使えない
- 1回の配付カード数が少ないので、デッキ圧縮しないと運に左右される
特に最後の要素は他のデッキ構築型ゲームよりシビアで、まだ序盤だからだと思いますが、場に出るカードが少なすぎ、引きによってはスタミナが余ることもありました。もちろん、有用カードばかり引くと、今度はスタミナが全然足りないのですが。
デッキからカードを引くスキルカードが本作にもあるなら、強いと思います。
この手の海外ゲームだとよくあることなので、日本語の訳がイマイチなのは予想した通り。
メッセージとカードで名称が違うなんていうのは、最早お約束みたいなものです。無骨な手斧=粗雑な鉈は、まあ想像ついたから良いですけれどね。
ただスクリーンショットでもお気付きかと思いますが、そもそも文字が小さくて見辛い、アイコンもパッと見てイメージし難く意味がわからない、カードの効果説明も、途中にわからない用語が複数あっても、解説は1つ分しか表示されていないとか困ったところがあり、文章だけでなく問題があります。
UI関係も、独自の操作性が足を引っ張っています。カード選択が右スティックなのも個人的にはやりにくいし、ヒントメッセージを閉じるのに「右スティックを押す」というSwitchではなかなか見かけない操作を求められたのにはビックリしました。
一番困っているのは、武器の装備・交換。チャートリアルでは出てこなかったので、初めてこの画面が出た時はどうすれば良いんだ?と戸惑いました。
恐らく左枠が入手品で、直接パーティの装備を変えるか、右2枠の保管エリアに置くようです。しかし武器もデッキの一部なのに、この画面だけで装備を変えるか否かを考えないといけないのは難しかったです。また、右2枠に武器を保管してると「未装備なので誰も使えないカード」としてデッキに混ざるようで、すごく邪魔されて困ったこともありました。
あと、仲間を増やす方法も、最初に教えておいて欲しかったですね。
酒場カードが沸いたときに備えて金は常に貯めておく、という点は超重要攻略要素だと思いました。
とはいえ、1回プレイした後、反省点を活かして次に行こう!と思ったくらいには、面白みを感じています。
クリアまでは頑張ってみるつもりです。