現在地:行き先「ノヴァ・ガロン」解放まで

ジェダイサバイバー

トロフィー「悲劇」獲得。
こんなに嬉しくないトロフィーも久し振りですね。

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前作フォールンオーダーが発売されたのが2019年。それから、我々の見ていないところでもずっと戦いを続けて成長したカルの姿を本作で知って、苦難の時代を必死に、でもジェダイとして真摯に生きる元パダワンを、旧三部作(オリジナル・トリロジー)ファンとしては弟や息子のような感情で見守ってきたわけです。今作で大人になったとはいえ、子犬のようだった時代を知っているが故に、できれば幸せになって欲しいと願いながら。
シアがカルの提案に同意してくれて、マンティスの「家族」が揃ってタナローで暮らせると確信したあの夜は、この5年間、いやオーダー66以降の10年間で、カルにとって一番幸せな時間だったでしょう。
それだけに、あと一歩で本当に実現できた幸せを壊されたことが悔しく、やるせないです。

落とす前振りだと勘付いていても、本当に、前夜は幸せだったんですよ。

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グリーズが紅茶を運ぶのを手伝ってくれと言って、それに応じたと思ったら自分のコップしか持って行かないメリンには笑わされました。みんなグリーズ弄りが大好きですね。

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シアがタナローに行くと答えてくれて嬉しいカルや大喜びのグリーズも微笑ましかったし、カルがメリンの手を取ったことにはキャーキャー言って悶えました。

そういった、暖かい気持ちが無に帰す裏切りでした。
ボードの裏切りフラグ自体は、観測所の攻略中から気になっていたんです。娘の話を連発し始めたり、「すべてはあの子のため」と言い出したので、悪い傾向だと思っていました。
しかし、元ジェダイとまでは読めませんでした。

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プレイヤーとしては、ジェダイがブラスターとジェットパックを装備しているわけないという固定観念を利用された感がありますが、マスター2人に対してもよく隠し通したなと驚くばかりです。フォースセンシティブ同士でも、実際にフォースを使うまでわからないものなのでしょうか。
後は、スピンオフができる度にオーダー66を生き延びたジェダイが増える、と冗談で言っていたけれど、割と本当になりつつあるなと思いました。

帝国軍が迫る中、コルドヴァを撃って逃走するボードを追い、スピーダーでのカーチェイスに突入。

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念願のスピーダーバイクを操縦できて、スターウォーズファン感覚ではとても嬉しいのに、こんな時なのか!と頭の中がぐちゃぐちゃに掻き乱されて、情緒の着地点が見当たらなくて大変でした。

そして、お互いに片手サーバー、片手ブラスターでの戦いが始まりました。
この野郎、セーバーが赤いぞ!と思ったら、これはダガンのセーバーを持ち出していたのですね。前作のカルは、ジェダイであることを隠しつつもセーバーは捨てられなかったけれど、ボードは身の安全のために捨てたのかな、と考えさせられました。

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この戦いの最中、医療用スティムを使おうとしたところで、ようやくBD-1を置いてきてしまったことに気付いて真っ青になりました。まぁ、お陰で負け戦であることも気付きましたが、BD-1がいないとここまで心細いのかと改めて思い知りました。

カルが気絶している間は、まさかのシア操作による防衛戦!

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今作でカルも相当強くなったと思っていたけれど、マカシっぽい突き主体で機敏な動き、範囲バリアー技、輸送船や天井をフォースで落とすパワー等々、マスタークラスの強さを体感できて興奮しました。
しかもスティムを使わずに回復ができた辺り、もしかしてシアはフォースヒーリングの使い手だったんですかね。続三部作で当然出てきた能力なので個人的には「なし」派だったんですが、ゲーム的には助かるので「あり」派に転向しました(苦笑)。

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なお、いつもは敵兵をプルで引き寄せてセーバーを突き刺すアクションを多用しているのですが、シアでそれをやるのは気が引けたので、大人しく切って回りました。

いったんマンティスに合流できたところで、そのまま3人で飛び立ってくれ、と願いましたが、それは叶わず。アーカイブの間でシアがBD-1を先に帰す流れで、もう生きて戻れないなと私も覚悟を決めました。

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が、その直後、何度も振り返りながらも命令に従い走っていくBD-1の健気な姿に、やっぱり生きて帰って欲しいよーと覚悟が崩れました。

ベイダー戦はファンサービスの面があるのかなと思います。

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実はあまりに急展開だったので、難易度をパダワンに下げたままベイダー卿と戦ってしまいました。そのため、初見で勝ちましたが、それでもベイダーの強さは実感できました。自分でも驚きの集中力を発揮してほぼ全パリィし、赤攻撃は完璧に避けたのに、フォース攻撃の数々で負けそうでした。

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ベイダー卿のHPバーをあと一歩まで追い詰めた辺り、シアは本当にすごいマスターでした。勝てないことは分かっていたけれど、もっとあっさり斬られて終わりかと思っていたので、まさかここまで良い勝負ができるとは驚きでした。
ベイダー卿は、前回の水攻めも焦っただろうけれど、ここまで燃えると、トラウマも刺激されて怒り心頭だったんじゃないでしょうか。

最後の言葉が「トリラ」だったのは、シアの中で永遠に残る後悔が言わせたのか、或いは彼女の目には迎えに来たトリラが見えていたのか……。

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たぶん、絶命の瞬間に間に合ったわけでなく、カルはエコーを読み取ったのかなと解釈しています。こういう時、サイコメトリー能力は便利だけれど、辛くもありますね。

アーカイブに戻ってきて、カルがいるのを見つけた瞬間駆け出したBD-1の目が、まるで泣きそうな感じに見えて心がギュッと掴まれ、抱き合う二人に泣かされました。

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BD-1としては、コルドヴァの遺体も気になるだろうけれど、まずカルの無事を確かめたいのと、こんなに悲しい時に一人にしてごめんね、と謝っているようでした。カルがまた、BD-1の顔を見た後、力の入らない腕で縋るような抱き方をするのが、可哀想で可哀想で……。

生き残った男の子と女の子が成長して、また生き残ったことに、本人たちが自責の念を感じているのが歯痒いです。カルもメリンも責任感が強く、真面目であるからこそ、復讐のため全部投げ捨てちゃいそうなんですよね。そうなると、どう足掻いてもハッピーエンドは望めなそうでしんどいです。
止まない「俺のせいだ」発言を咎めるグリーズがいてくれてまだよかったけれど、軽口を叩き合っていたマンティスの空気はもう戻ってこないのかと思うと、また辛くなりました。

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