現在地:「クリスタルの牢獄」終了まで
※ネタバレを含みます。現在プレイ中の方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
システムなど雑多
サブクエストで犬が登場するものが2つありました! 街中でも犬を発見できました。
各地でトルガルと犬のツーショットを狙ったけれど、なかなか距離感の調整が難しいです。思い通りの位置に立たせることができないので、そもそも隣接させるに苦労しました。
カメラを被写物に寄せたいときは、視野を下げることはわかりました。「ジェダイ:サバイバー」だとカメラ位置を大胆に移動できたので、やりにくいなと思ったけれど、カメラ自体によく触れる人だとズームアウト/インの感覚で、FF16の方がわかりやすいのかも。
なんにせよ、フォトモードを使いこなしてる人は凄いなと思います。
隠れ家で未受注のサブクエストを確認できる上に、そのサブクエストの発生地点まで移動する機能があるのは非常にありがたいです。
サブクエストを探すために各地を回るのは無駄ですからね。他のゲームでは見たことがないですが、非常に良い機能だと思いました。
なお、サブクエストで出会えるザンブレクの精兵たちが弱すぎるのには笑いました。ドミナント頼りの戦争をしているから軍人が弱いのかもしれませんね。戦術なんかも研究されていなそうです。
戦闘面
ガルーダのカウンター技である「ルックスガンビット」をセットして、ボス戦で積極使用するようにしてみました。ダメージソースとしてはかなり優秀です。カウンターが不発でもリスクがないので、実戦で積極的に使っていけます。ただ、同じカウンター技ならフェニックスの「ヒートウェイブ」の方が遠距離攻撃にも対応でき、動きも楽しい気はします。
どちらを使うにせよ、リキャスト時間短縮のアクセサリーは必須ですね。
ティフォン戦はデモンズウォールを繰り出してくる後半の辺りから苦戦しました。
イフリートの現在地とゲートの位置によって難度にバラツキがある上、使い慣れていないワイルドファイアで走るという時点で難しかったです。
3回くらい壁に激突した上に、終盤のQTEで攻撃と回避を読み間違えるという痛恨ミスをしたので、初めて残りHPに危機感を覚えました。これまでは先読みでボタンを押していたけれど、今後は、ちゃんとボタン指示が出てから押すようにします。
ストーリー感想
出来事としては、イーストプール壊滅→シドの仲間に→皇都潜入→マザークリスタル破壊→ティフォン戦→5年後開始まで。
長いので、5年後からの話は丸ごと次回に回します。
ロザリア公国時代からの顔見知りや、クライヴたちを慕ってくれる人々が犠牲になったのは辛かったです。イーストプールで「クライヴ様」として迎えられる辺りは貴種流離譚のような感じで、すごく暖かだったので余計に……。
でもクライヴの立ち直りは早くなって来て、逞しく成長できたなとも思います。
これまでは復讐を理由に他のことから目を背けても自分に言い訳できたけれど、世界の惨状を知ったらそれをなんとかしたいと願う辺り、本当にクライヴもジルも優しい子たちです。このまま母上と対決するのかと思ったけれど、まだ母上は再登場しませんでした。母上はここまでプレイヤーから憎まれる存在になっているので、ちゃんと対決すると思うんですけれど、それがどういうタイミングでどういう展開になるのか、全然予想できませんね。
黒の一帯を広げているのはマザークリスタルである、というシドの説に従うのは、凄まじい勇気だと思いました。
説が正しいとしても、クリスタルに精神的に縋って生きている民衆からの非難は免れないし、万一間違っていた場合には惨劇を自分たちで引き起こすことになるのに、良いのだろうか……と私は少し躊躇したのですが、クライヴはその辺も含めて信じると決めたのですね。
「テイルズ オブ ヴェスペリア」の魔導器も似ているけれど、あの作品では為政者たちの物分かりが良く、魔導器を手放すことを選択できたけれど、ヴァリスゼアはそのレベルにないわけですね。まぁ、私もヴェスペリアは上手くいきすぎたパターンだと思うので、FF16はその辺をどう描くのか楽しみです。
ドミナントだけで行く、と宣言したのにトルガルが同行するのは、一人と一匹でセットだから疑問に思わなかったのですが、エーテル溜まりはトルガルの身に危険がないのか?と不安になりました。
まあトルガルが普通の狼かと問われると、少し悩むところです。回復技もあるし、人間ではないけれどベアラーと言うべきなのかも?
シドの仲間のうち最大戦力である3人がザンブレクに向かうと、フーゴが攻めてきた時の隠れ家はどうなるんだと思っていたら、案の定、殺戮現場になっていて「ギャー」となりました。ハルポクラテスの備忘録などの機能がある以上、隠れ家は安泰だと思っていたのですが、そういう考えは甘いようです。
万一、生き残ったガブがクライヴを逆恨みするような展開だったら泣く自信があります。
「これから物語が大きく展開し、引き返すことができなくなります」警告があったので、マザークリスタル破壊で世界が大きく様変わりするんだろうと構えていましたがーーまさかここで年代ジャンプするとは予想外でした。
クリスタル破壊直前で一旦セーブしてプレイを止めるかどうか悩みつつ、まあいけるだろうと思って進めたら、その後の展開が長すぎて笑いましたよ。
シドは、生きているとクライヴたちが全部シドの指示で動いてしまうので物語の展開上死ぬしかなかったし、喫煙シーンを見るたびに死亡時演出も目に浮かんでいたのですが、召喚獣の力をもらう順番はタイタンが先だと思っていたから、フーゴと決着をつけるより前に退場するとは想定外でした。
ただティフォン=テュポーンで、ラムウ=ゼウスだとすると、この結末もなるほどと思わされました。ミュトス呼びからしても、結構元ネタ神話に寄せているのでしょうか?
力を使い果たしての石化ではなかっただけ、本人としてはやりきった感があって満足かもしれません。
ディオンは駐屯中だから、バハムート戦はないと踏んでいました。では誰がボスとして登場するのか?は何も考えていなかったので、素直に番人のアカシック・ドラゴンを倒して終わりかと思ったのですが、まさかの展開でした。
クライヴに語り掛けていた謎の存在(アルテマ)が、この段階で出てくるとは全体的に展開が早すぎます。クライヴは精神世界に引き摺り込まれすぎとも思ったけれど、ラムウの槍が入ってこれたので、精神世界ではなく異世界だったりするのかもしれません。
本作のストーリーは、国家間の戦争や差別問題といったそれだけでストーリーが成り立ちそうな縦軸に、ドミナント、特にクライヴにまつわる謎を織り込むことで、急展開を起こすのが旨いなと思います。私は一応物書きですけれど一つのテーマだけを語ってばかりなので、ストーリーテラーとは違うんだなぁと本作を遊んでいて思い知らされている気分です。
もう何度も助けられているけれど、ティフォンからクライヴを守ろうと前に出るトルガルの健気さ、忠実さはやっぱり書いておきたいです。
ジョシュアに尻尾を振って応えるのも本当に可愛かったです。
トルガルは一部始終を見ていたけれど、彼は喋れないから、クライヴもジルもあのとき何が起きたのか分からないままなんですね。仕方ないけれど、もどかしい! ジョシュアがクライヴと直接会わない理由が知りたいです。
ジョシュアが「兄さんを守る」と宣言するのは本当に熱かったです。
ただ、今度はジョシュアがアルテマに乗っ取られるとかで、いずれ兄弟対決になるのではと言う心配があり、そんな無情な展開にはしないで兄弟仲良くエンディングを迎えて欲しいと切に願っています。
またジョシュアの目的がアルテマを妨害することなら、13年前やガルーダ戦での行動がそぐわないから、フードの男は2人いるのでは?という点も気になっています。
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