「BANNERS of RUIN」内側の要塞でのスパイマスター戦の感想戦と攻略TIPS。
番人突破後、ラスボスである王子との戦いの前に登場するスパイマスター。
直前に味方が全回復しますし、敵の初期配置は1体だけなので、初見の3人パーティでも倒せたし、通過するだけなら特に問題ないと思います。
しかし、できれば次の戦闘に備えて完封したい敵です。対処法さえ間違えなければ安定した戦いができると思います。
ーー攻略する必要があるほど強い敵でないのに記事を書こうと思った一番の理由は、プレイヤーによっては、スパイマスター戦の特殊ルールに気付かずに終わってしまう可能性があり、もったいないなと思ったためです。
この戦闘は5人以下のパーティで後列に空きがある場合に限り、スパイマスターが3〜4ターンに一回「影の出現」という特殊行動を取ってきます。
この行動は、敵の増援(シャドウ)一体が味方後列の空きスペースに現れるというもの。シャドウは、そのターン終了時に目の前(前列)を攻撃した後、スパイマスターがいるランクに移動します。
後列からの攻撃は、ガードで耐えられるので、ある程度ガード値を確保できるならそんなに脅威ではありません。
4〜5人パーティの場合、シャドウを出現させるか否かを事前編成でコントロールできる点が特徴だなと思いました。
正直言えば、スパイマスター一体だけ倒せば済むという点から、後列に空きを作らない方が楽に勝てると思います。
私の場合、後列に空きがあった上攻撃力が低かった初回は、19ラウンドかかって勝利しました。シャドウを倒す前に次のシャドウが出てきて、面倒なことにもなりました。まあ後列に1匹下げれば、敵の手数を減らせるので、それはそれで楽でしたけれどね。
後列に空きを作らなかった2回目は、10ラウンドで勝利しました。
しかし「味方側のエリアに敵が現れる」という体験はこの戦闘でしかできないので、一度は後列を空けて戦闘した方が、開発者も嬉しいだろうなと思いました。
なお、スパイマスターの攻撃自体で特殊なのは、山札に「時限爆弾」を混ぜてくるというもの。
このカードを引いて、場に残したままターンを終了すると、最後にカードを使用した者が23ダメージを受けるというマイナス効果カードです。
味方の1人がスタミナ5を払って使用するか、または他のカード効果を使って場から追放すれば効果は発動しませんけれど、時限爆弾を破棄できないときは、ダメージを喰らう者をガードが高いキャラクターに調整しておけば十分です。
次の王子戦で出てくる類似カードへの対処を学ぶために、このカードを混ぜてきているのかなと感じるので、もしかしたら、スパイってそういう意味だったの?と思ったりもしました。