現在地:「贄の王」終了まで

FF16

ネタバレを含みます。現在プレイ中の方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

システムなど雑多

各地の協力者たちとの話も、終わりが見えてきました。
復讐鬼のカンタンは生き残り、死亡フラグと無縁だったテオドールがアカシア化して死ぬという、それまでの展開に反した結末が待っていたりして、なんとも言えない後味です。

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サブクエストが悲しい展開だと、プレイヤーがサブクエストを進めなければ彼等は普通に生活できていた、と思ってしまう面はありますね。メインストーリーが一本道なのは構わないけれど、サブクエストは、選択肢によって分岐すると良かったんじゃないでしょうか。

戦闘面

前回手に入れた召喚獣シヴァの力で試行錯誤。
「シヴァステップ」について、最初は解説を鵜呑みにして、ステップ移動で回避するフィートだと思っていました。

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それなら不要だと思っていたのですが、敢えてこのタイミングで移動能力を新たに用意するということは、オーディン戦で必要なのかなと思い、使ってみたところ、どちらかというと攻撃をフィートで避けることで敵を氷漬けにするパーマフロスト効果が大事なフィートだと気付きました。これにより、カウンターで敵を行動不能にしているような感じです。

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更に、「ダイヤモンドダスト」が超広範囲な上に、時を止めつつ攻撃するから、ボス戦でダウン時のダメージを伸ばすのにも使えるーーという感じで、思ったより強力な召喚獣な気がしてきました。「転生の炎」よりリキャストが早いので、「ダイヤモンドダスト」を雑魚一掃用にも使えそうです。
というわけで、雑魚用のバハムートはお払い箱になりました。

バルナバス戦は、形態変化はあるけれど、一度倒した後にHPバーが復活して最初から……というタイプではなかったので、さほど長く感じず、また攻撃タイミングなどが比較的わかりやすかったので楽しく戦えました。

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斬鉄剣技シリーズが色々あるのは面白かったです。こういう技名、バルナバスが勝手につけたのか、歴代オーディンのドミナントに受け継がれているのか……。

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あんなに作中では圧倒的強さを見せていたのに、いざ実際に決着をつけられる戦闘シーンとなると、クライヴの圧勝になってしまい、なんだか呆気なかった気もします。 

メインストーリー感想

ウォールード上陸→オーディン戦まで。短いのですが一旦区切ります。

ディオンは、フェニックスと共に戦う決意をしたなら戻ってくるのかーー

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と思いましたが、ジョシュアはクライヴと共に灰の大陸に出発してしまい、ディオンはそれに間に合わなかったので、どうするんだろうと思っていました。
そうしたら、なぜか騎士団を率いてダルメキア共和国に出張していたので、謎の行動力というか、迷子力に笑いました。皇子様、ロザリアの要人を救ってくれたのは助かりますけれど、フェニックスに翼を預ける発言をした後の行動がこれなのは、ズレてませんか(笑)。

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結果として、ここでロズフィールド兄弟が灰の大陸に行ったことを知ったから、首都で合流できるのでしょうけれど、万一最後までこの調子で、本筋から離れたところで終わったら指差して笑おうと思ってます。

灰の大陸出発時の、クライヴ、ジョシュア、ガブというパーティ構成はなかなか面白かったです。

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しかし結局は、途中でジョシュアと別れ、ガブと別れ、という形でまたトルガルとの二人旅になって残念でした。トルガルは最高の相棒ですけれど、物静かだからちょっと寂しいのです。ただ今回はクライヴも心細い面があったのか、幻想の塔に向かう道以降、道々や戦闘中にトルガルに話し掛ける回数がいつもより多かったように思います。

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ジョシュアは守るべき弟というイメージがあったけれど、ジョシュアがクライヴを殴る流れを見て、一人の男としてはクライヴよりよっぽど真っ当に成長しているなと思いました。

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もちろんクライヴも真面目でいい男だけれど、他人に相談したり頼ったりせず自分の中でなんでも完結してしまうのは、自己肯定感が育たなかった青年期と、他人と関わらなかったベアラー兵期間が尾を引いているのかなぁと思います。
そして、トルガルは殴る気配を察知しても、こういうときは間に割って入ることもなく、案外悠然と見守っているんだなぁと知見を得ました。

幻想の塔は、この手の高い塔を登り始めるのも、ある種FFシリーズの伝統かと思いながら攻略しました。

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それなりに長い道のりでしたが、遺跡内の連戦に関してはフェニックスゲートの経験があったから、その時に比べればボリューム感が想像できるだけ楽でした。なにより、FF12のリドルアナ大灯台に比べたらどんな塔も小規模に感じます。

バルナバスは、最終的にミュトスでなくクライヴ・ロズフィールドと認識して戦ったのはよかったですけれど、結局母親から教え込まれた教義に従い、アルテマに従うだけの手駒で、灰の大陸に一代で国を起こした王という格好良さを私は感じられませんでした。

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最期まで自分の役割を全うしたのは、敵ながら天晴れな執念と思うけれど、結局やっていることが格好悪くてね……。
でも、戦闘中に半ば恍惚で発狂したようなところは、スレイプニルと主従だなと感じてちょっと好きになりました。


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