「BANNERS of RUIN」内側の要塞での王子戦の感想戦と攻略TIPS。

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本作の真ラスボス、王子。
実はプレイ感想を書いてないけれど2回倒しました。

この戦いには、通常戦闘と大きく異なるルールが採用されています。それは、敵のランク(前列・後列)が両方アクティブである、つまり常に敵6体が行動するということです。
その分火力が控えめになっているーーなんて優しさはないので、この戦闘では一撃で20ダメージとか出す連中から、1ターンに最悪6回の攻撃を受ける可能性があります。ガード値100程度あっても、あっという間に消えるので安心できません。ガードは常に積み続け、攻撃を回避できる「予知」も活用する必要があります。

それから、この戦闘ではキングスガードが生きている間、カードのスタミナコストが+1されます。
引いたカードを見て、必要スタミナにビックリしたのが、王子戦における私の最初のアクションでした。

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順調にスタミナを伸ばしてきたパーティでも、全カード+1は結構な足枷の上、お約束通り疲労困憊も付与されるので、1ターンに使えるカード数が相当制限されます。高コストカードで構成したデッキは、まともに機能しないと思った方が良いです。
コスト増の問題は深刻ですし、王の攻撃力自体がキングスガードの数で増加するので、早くキングスガードに該当する黄金鎧の敵を倒したいところです。ただキングスガードに拘りすぎず、まず倒しやすいシャドウを減らして被ダメージを減らして被ダメージを減らした方が安定しそうでした。

厄介な敵の筆頭はオベリスク。不活性を与えてから強制移動という嫌なコンボで大ダメージを狙ってきます。このダメージが相当痛く、かつ計算もしにくいので、想定外の死は大体オベリスクが引き金でした。「塹壕」があるとある程度耐えられるので、特にとるアビリティがないときは、保険として選んでも良さそうです。
ちなみに、この戦闘では1ターン目に前後列が全入れ替えさせられるのですが、これもオベリスクのスキルだったと思います。前後列入れ替えは、どの戦闘でも初見殺し要素で困ります。2回目に勝ったときは、前後を逆にして挑んだので少し楽でした。

また、頻度は低いですがスパイマスターの「時限爆弾」カードに似た「ハイドストライク」カードを山札に混ぜてくる点にも注意が必要です。

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このカードを引いたら真っ先に誰が対象が確認し、処理方法を考えるべきです。
とはいえスタミナに余裕がないので、役に立たないカードを追放するために使用するのはもったいないです。できる限り、他のカードの効果で巻き込んで追放するのが理想でした。一番良いのは、ターン開始時に一枚のカードを追放できる才能を取っておくことですね。

あとは「武士の構え」というスキルによって、カウンターで疲労困憊を付与してくるグラディウスは、最初に毒を与えて放置するのがおすすめです。

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他にも、厄介な点はいくつかあるのですが、ポイントはこの四つだろうと感じました。

勝利の鍵は、適度に守りつつの速攻だったと考えています。
長期戦は必須だけれど、最初は攻撃的にいくべきですね。敵の数さえ減れば、ある程度ガードを固めて耐え忍ぶ戦いも取れるようになります。
速攻のためには、あれこれ手順を踏むことなく高火力が出せる方法が必要です。使い捨てなら「分断」、繰り返し使用したいなら「誓約者」が適してますが、必ず手に入るわけでなく、使える者が限られたカードはハイドストライクと被った時に見送らざるを得ません。
となると、どんなパーティ構成でも有効な策は、装備を強力な両手武器にした上で、低コストのアタックカードを用意することでした。

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コストが高かったり無力化がついてるので、武器カード自体は使い難いですが、実際に使用するカードは誰でも使えるアタックカードになるので、ハイドストライクは指定されたキャラが処理し、手が空いた仲間の中で武器威力が一番高い者が攻撃するという分業ができます。
味方が一人、二人やられることは想定した方が良いです。初っ端で死ぬようでは困りますが、敵の数が減り始めてからなら、多少死人が出ても粘れば勝てると思います。
死ぬことを前提に、「お香」イベントの「ハンノキの杖」など、死者が出るとデメリットがある制約は選ばない方が良さそうです。

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コストの問題から、かなり臨機応変な対応を求められる戦闘になりますが、難しい分、切り抜けたときの嬉しさはひとしおでした。
ゲームバランスが良いゲームではないので、王子と残り1人くらいになると途端に消化試合になるのは、まぁご愛嬌かな……。

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