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ストーリーテラー

前回書いた感想からの発展はありませんでしたが、面白かったです。
設問数が少ないのでクリアまでそれほど時間は掛かりませんでしたが、途中、いくつか悩むお題がありましたので、それぞれの感想を残しておきます。

8章「告発(夫人の告発により捕まる執事)」

追加条件が難しかったです。

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基本お題自体は、執事が公爵を殺す現場を夫人が見てから探偵に告発することでクリアしました。
しかし「公爵が家にいない」という条件を出されてしまったので、どうやって執事に罪を犯させるのか、そして探偵に犯人をどうやって知らせるのかで悩みました。
幽霊の夫人は告発できないので、最終的に執事を逮捕できても、お題に沿ったと判定されないのですね(交霊術のシチュエーションを使うと幽霊が告発できる)。

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結論として、人殺しさせなくても告発可能ということがわかるまで、右往左往しました。

9章4「不運(女王に襲い掛かる4つの悲劇)」

使えるシチュエーションが限られているので手順は分かりやすかったのですが、なにを持って「4つ」と数えるのかがよく分からなくて、妙に時間がかかりました。

10章4「陰謀(全員を殺し独裁者となる男爵)」

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男爵は簒奪を目論んでいるので、王と女王を殺すのは簡単だけれど、男爵は王位にしか興味がなく、メイドは王が好きなだけで他の誰と組み合わせても基本行動しないので、どうやって男爵にメイドを殺させる動機を与えるのかピンと来なかったのですが、色々なシチュエーションを作って順番を入れ替えているうちに判明しました。

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メイドが女王になるまでは理解できるけれど、王を亡くした元メイドの結婚相手が王配になるのはガバガバ世界観ですね(笑)。

12章3「サロメ(自らの娘に殺されるおこりん)」

まず、このキャラクターたちの中で殺人を起こす方法に悩まされました。
娘(ももりん)に殺される、というオチから、ももりんが親に殺意を抱く展開を逆算してなんとか成立。

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このお題は、珍しく追加条件も一緒に1発クリアできました。逆に、どういう方法であれば追加条件を満たさずに殺人を起こしてクリアできたのか疑問です。

12章4「ゴドー(永遠に待ち続けるちびりんとおこりん)」

シチュエーションが「待つ」しかない設問。他にできることがないので、「待ち続ける」をちびりんとおこりんがすれ違い続ける状態と解釈して、一人ずつ待つ状態を繰り返させてみたのですが、これではクリア判定にならず、悩むことになりました。
諦めていったんパスして、再挑戦するため扉ページに戻ったときに、タイトルが「ゴドー」であることに気付きました。

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「ゴドーを待ちながら」だから、2人で一緒にゴドーを待つというシチュエーションの再現だったんですね。それが分かったのでクリアできましたが、該当ページでは気付けないのでちょっとした罠だなと思いました。「ゴドーを待ちながら」が常識問題のように出されるところは、さすが英語圏のゲームです。

最終章4「四角関係(王族を殺し結ばれる騎士とメイド)」

悩みました。
これは「王族を殺す」の条件を満たすことを最優先で考えたらなんとか突破できたのですが、最終的に騎士とメイドが結ばれるオチへの説得性がなくて、ちょっと納得いっていません。もしかしたら違う展開方法があったのかしら……。

全ての設問をクリアしてアンロックした「戴冠式」の先に最終問題があると予想していたのですが、残念ながらあとがきページで終わりでした。
販売価格を考えると、倍くらい問題があっても良かったと思いますけれど、手触りの良い楽しいゲームでした。

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