現在地:ストーリークリア
国を救い、宮廷鍛冶屋になりました。
ストーリー的には、概ね想像の範疇でしたが、ラスボスが「邪神」というには結構話が通じて、悪い存在ではなさそうだったのが意外でした。
ラスボス含めて、終盤に超文明っぽいものが突如関わってきたので、もしかしたら世界観を共有する別作品が存在する、ないし続編の予定があるのでしょうか。
真の黒幕である冥界神教徒のアウラが生き延びたままである点は、クリア後に続きがありそうな気がしています。
主人公のフォルカーは終始いい子だったけれど、身内にはやや辛辣になる面があって、エンディングでピッテが役立たずだったことを指摘したのは酷いと思いました(笑)。
とはいえ実際、ピッテに教わったことって二、三種の素材の作りかた程度ですし、それならホリックに教わることもできたと思うので、お店のブラウニーがどういう役に立っていたのかは疑問です。
それより、フォルカーは幼馴染のヴァレリアがお店を切り盛りしてくれていることに、もっと感謝の念を抱くべきだと思いますよ。闘技場受付のハンナさんが売り子になりたがった時に断ったけれど、ヴァレリアは単純に厚意で店番をしているんだから、真面目に経営するならハンナさんを雇い、ヴァレリアを解放することも検討すべきなのでは?と思います。
鍛冶の腕前は一流になったけれど、店の経営者としてはまだまだ勉強してもらいたいところですね。
序盤から終盤まで、やることは一切変わらないゲームだったと思います。
単調作業の繰り返しですけれど、短期目標がいくつも提示されて、それをこなしているうちに話が進むので、飽きることなく続けられました。
終盤の戦闘難易度は本当にキツかったのですが、ラスボス前に装備を整えたらかなり楽になりました。
熟練度100の高レアアイテムで装備を固め、且つ回避重視のステータスにしたら敵の物理攻撃は脅威でなくなりました。さらにスキルとルーン石でMP回復を積むことで術技もほぼ使い放題になったためです。
ラスボス二連戦より、沈黙を喰らいまくったアウラ戦の方が激闘でした。
状態異常が結構きついので、神官の「状態異常耐性強化」スキルを全員に取得させ、麻痺と沈黙はルーン石や装備も使って無効にしました。こちらも状態異常を使いこなそうと思ったけれど、ボス敵はほとんど状態異常無効だし、雑魚はどうせMPを使うなら殴って倒した方が早いしで、あまり活用できませんでしたね。
思い出深いのはゾンビ系のモンスター。
倒しても戦闘不能回避スキル(ガッツ)によって一定確率で踏みとどまることに、中盤からすごい悩まされました。連続で7回くらいガッツされると、いつまでこいつを殴り続けるんだ?と思いましたね。ゾンビの表現としてはよくできていたと思います。
色々な職業を使いたいと言っていましたが、ラスボス戦前になると、全員が賢者か忍者のどちらかをセットする状態になってしまいました。
忍者は、作中の説明だと中庸職みたいに書かれていたけれど、実際はかなりの万能職だと思います。雑魚には乱れ手裏剣で全体攻撃できるし、ボスには属性耐性を下げる技を使うことで、術師の火力に貢献できます。
終盤は属性耐性を持つ敵に苦しめられたので、賢者より忍者の数を増やす方がよかったかもしれません。
実は中盤すぎるまで、メニューの「トロフィー」で条件を満たすごとにアイテムをもらえることに気付いていなくて、かなり無駄にしてしまいました。
素材やルーン石はともかく、採取量を増やすつるはしや保管素材数を増やすカゴ、販売数を増やす棚は、もっと早く入手したいところでした。