Switch版ダンジョン防衛ストラテジー「Legend of Keepers:Welcome to the Dungeons Company」をプレイ。
現在地:マウグ・ステージⅠクリア
ダンジョン・カンパニーに雇われたダンジョンマスターとなって、侵入者たる勇者に対し従業員(モンスター)や罠を配置して財宝を守るという、ダンジョン運営ゲーム。
ーーということしか知らずにプレイを開始。チュートリアルもやや不親切だったので、最初は操作に戸惑いながら手探りでのプレイになりましたが、気付いたらチャンピオン勇者が登場する最終週(38週)まで一気に進めていました。
ダンジョンは、罠を設置できる部屋、従業員を設置できる部屋、など構成が決まっていて、最後は必ずプレイヤーであるダンジョンマスターが迎え撃つ形。
もちろんマスターの部屋より前に勇者たちを撃退できればそれで良いのですが、ハード以上の難易度の回はそう簡単ではなく、毎度総力戦という感じでした。
従業員を配置した部屋では、戦闘が待っています。
素早さが高い順に行動できるオーソドックスなターン制バトルですが、敵の勇者は殺すのでも、士気を奪って逃げ出させるのでも良いという、2通りの対処があるのが特色でしょうか。遊んだ範囲では、殺すことによるデメリットはなさそうでしたので、基本殺すつもりで戦う方が楽だと思いました。死人が出ると士気が下がるから、他の2人を殺した結果、3人目は逃げ出すことがあった程度です。
だいたい、勇者側には一つ目の罠無効だとか、最初の攻撃無効だとズルい能力があるので、その能力を解除してから本気の攻撃を与えられるように立ち回りを考えたりできるようになってからが本番。
罠の効果も含めてバフデバフの種類が多く、効果がいまいちよく分からないものもありましたが、使いこなせると強そうでした。
勇者パーティとの属性相性、従業員同士の相性、配置ポジションなど配慮することが多いし、勇者に倒された従業員の気力がゼロになる前に休ませて回復しないといけないなど、管理要素が多くて悩ましいです。
勇者が来ない週は、モンスターやマスターを鍛えたり、買い物したり、イベントをこなせるのですが、任意の行動が取れるわけでなく、恐らくランダムに決まった2〜3個の選択肢から選ばされます。
この辺は、少しローグライクといえる要素ですね。
UIはかなり特殊です。
たとえば、この画面で右のウィンドウにカーソルを動かしたいときは、十字キーやアナログスティックを右を動かすのでなく、ZRキーを押す必要があります。右のウィンドウの欄外右に小さくZR、左のウィンドウの欄外左に小さくZLと書いてあるのが、それを示しています。
このように、なにをするにも、指示がボタン操作なのです。
慣れたら早いのかもしれませんが、どう操作するのか全然わからなくて困惑しましたし、ボタン表示を探すのに毎回苦労します。
好きなジャンルということもあるし、実際よくできたバランスで面白いのですが、Switch版を買ったのは失敗だったと思っています。理由は以下の2点。
- 携帯モードで遊ぶには文字が小さい
操作ボタンも説明テキストも目を凝らさないと読めなくて、辛いです。 - エラー落ちが多発する
カンパニーの女性との会話シーンになるとほぼ落ちます。自動セーブから復帰はできますが、そうすると会話シーンはスキップされた扱いになっていて、どういう会話があったのかわからないまま次のダンジョンに行かされるので、ストーリーが分かりません。
そんなわけで、ゲーム自体は面白いのにストレスが溜まるので、プレイは続かないかもしれません。
安価なゲームだからPSで買い直しても良いですが、PSはPSで他にやるゲームがある点が悩ましいですね。