スマートフォン向けアプリ・シネマティック錬金術RPG「レスレリアーナのアトリエ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~」
https://www.gamecity.ne.jp/atelier/resleriana/
23日午後に「そういえばアトリエのソシャゲはいつ開始?」と気になって調べたら、サービス開始当日だったので、これも縁と思ってインストールしてみました。
アプリゲームではあるけれどナンバリング作品だ、と開発が言うとおり、ビックリするくらいクオリティが高くて驚きました。
特にグラフィックに関しては、過去のシリーズ水準で考えればこのままコンシューマーに出していいのでは?と思うくらいです。
またアプリゲームとして考えても、一度クリアしたクエストは無制限にスキップできたり、スタミナ回復の機会が複数あったり、作りたいアイテムから逆引きで素材の入手クエストに直接ジャンプできたり、戦闘演出の短縮機能やスピードアップなど、大体の欲しい機能は揃っています。
リタイアするとスタミナ返還されるのも、とりあえず挑戦がしやすくてよかったです。
オプションの充実具合は意味がわからなくて笑ってしまいました。
前情報をまったく仕入れていなかったのですが、ダブル主人公、かつ歴代キャラクターが登場するストーリーだったんですね。
全作品遊んでいるアトリエファンなら、どこを見ても豪華メンバーで嬉しいだろうと思います。私もある程度は馴染みがあるので、懐かしい気持ちになりました。最初の星3キャラ確定ガチャにコルネリアがいたので、コルネリア!と叫びながら引いたら、コルちゃんの声が聞こえてガッツポーズしました。
一方、アプリオリキャラなのかシリーズ既存キャラなのか、イマイチよく分からないままキャラがどんどん登場するので、本作が初アトリエのプレイヤーには少し敷居が高いかも?と感じました。あるいは逆に、全員知らないキャラだから気にならないのかしら。
私などは、ライザは容姿だけはよく知っている子なので、逆に「こういう声でこう喋る子だったのか」という部分が新鮮でした。
また、1話で同行してくれたシャーリーは、見た目も人柄も良い子でありつつ、思い切ったところもあるようで、原作に興味が湧きました。
あと、ヴァレリア側で少しだけ登場したアーシャとトトリの可愛さには目を見張りました。
ヴィオラートが一番やりこんだから思い入れはあるけれど、調合時に会えるモデルで見ても、全体的に芋っぽいことは否定できないなと思いました(苦笑)。まぁ、そこがヴィオらしさなのですが。
ストーリーは、1話をなんとか終えたところ。
かなりボリュームがあるので、この分量で3話まで実装されているの?と驚きました。ただ、何パート構成か分からない状態の上、自分で止めない限りずっと話が続いていくため、余計に長く感じた可能性もあります。
ストーリー進行で諸々の要素がアンロックされる仕様なので、育成のためにストーリーを進める必要があり、その点で少しストレスを感じることもありそうです。
例えばすでにレベル上限に達している状態だと、「明日の経験値クエストまでに上限解放したいから、ストーリーを進めなければ」と思って着手するわけです。そう言う時に長々話が展開されると、イライラしそうだと思いました。
1話のお話自体は、世界観と主要なキャラクターの紹介をしつつ、王都での生活の始まりと最初の挫折まで描いて、次回への引きもあるという丁寧な話作りでした。
まだ主人公2人が出会っておらず、それぞれに相棒的キャラクターがいることもあって、一体どういう経緯でオープニングやガチャ演出のような仲に発展するんだろう、と不思議な気持ちです。
敵キャラっぽい様子のキャラも顔見せだけしたけれど、早々に敵が明らかになっているのはアトリエシリーズでは珍しい気がしますね。
戦闘は、敵をブレイクして防御力を削いでから攻撃を叩き込むという、近年よく見掛けるタイムライムバトル。
固定メンバーで強制出撃させられるヴァレリア側戦闘で一度負けたくらい、1話後半から結構ギリギリの戦いが増えてきました。
強いキャラを引くのも相当重要な感じです。役割分担はあるけれど、いまのところ私の手持ちにはアタッカーとブレイカーしかいないので、やられる前にブレイクして倒す!というゲーム性になっています。これだと、光玉(赤)クエスト中級みたいにブレイクからの復帰が早い敵パーティには大苦戦でした。
シリーズの肝である「調合」は、キャラの手持ちが揃わないと特性付与が満足にできないようで、まだガチャ回数が少ない私では楽しさが見出せてきません。
どの特性が発現するかも運次第のようです。まあこの辺は、アプリゲームだから仕方ないですね。
アプリゲームとしてはしっかりした作りで期待できそうですが、ガチャのキツさと拘束時間の長さを考えると、他のアプリと並行でのプレイは想定されてないのかもしれません。