Switch用ソフト「ラルフと青いボール(Ralph and the Blue Ball)」をプレイしました。
タップで家内を探し回り、犬のラルフくんのおもちゃを探してあげるゲーム。全8ステージ。
唐突に別のゲームの話をするのですが、実は「Shy Cats Hidden Orchestra」に引き続き、また猫を探すゲームを買ってあります。
しかし猫ゲームばかりプレイしていると、犬派として面目が立たないので、犬ゲームを……と探したところ、11月16日に発売したばかりの本作を発見し、プレイすることにしました(笑)。
なお、ラルフくんはその場に居るだけで撫でたりしても反応はなく、逆に途中ステージで登場した猫はタップすると鳴いてくれたので、結局猫ゲームだった気もします。
一応、目に見える場所にあるおもちゃは少なくて、棚を開けたり布団を引っぺがしたりして見つける必要があります。この操作感は、荷解きゲームの「unpacking 」を少し思い出しました。
と言っても、本作は1つのステージが1部屋だけで、しかもかなり狭め。実際は何度か詰まるところがあって、当初の予想より手間取りましたけれど、総プレイ時間は30分かからなかったかな……と思います。
最初に詰まったのは3ステージ目(トイレ)。
目標の青いボールは見つかったのに、骨が見つからなくて、挫折するかと思いました。洗面所の水が抜けることに気付けなかったのが敗因ですが、そもそも、トイレに犬のおもちゃを置くな……!
まあ、なぜかトイレに鍵の掛かる格子扉があったり、床下に鍵が隠されていたことで、現実的ではない構造だと言うことはよく思い知りました。
次が5ステージ目(キッチン)。
最早、冷蔵庫や冷凍庫におもちゃが入っていることにはツッコミも入れなかったのですが、ここも青いボールより骨の場所がわからず、苦戦しました。
最終的にローラー作戦(総当たりで少しずつずらしてタップして回る)を開始。結果、テーブルクロスが捲れた瞬間は、「!!?」となりました。これ以前のステージにあった「動かせる床」などは、ドットで模様がついているなど差分があったから気付けたのですが、テーブルクロスはまったく分かりませんでしたね。
しかし、この辺からこの理不尽な隠され方にも慣れてきて、以降はサクサクと解けました。
庭ステージなんて、即座にビニールプールを破って水を抜いた自分に、過去ステージから学習している!と自賛しました。
ちなみに、ステージをクリアすると、ラルフくんからその部屋に対する感想が聴けた上で、さまざまなカットの写真も見られます。ということで、実際に飼われていた犬がモデルのゲームなんですね。
プレイヤーが家探しした後の状態が、犬が大暴れした後の状態に近いことから、飼い主さんは、きっと悪戯っ子だったのだろうラルフくんを思い返して楽しめるのでしょう。まぁ、窓を割ってるのはさすがに誇張表現だと信じたいですが……。
残念ながら、内容は非常に薄いゲームでしたので購入はお勧めしませんが、自分の飼い犬がモデルのゲームが欲しかった開発者の気持ちにはとても共感できました。