三本足鳥の囀＠麻生壱埜

サイスタの「GROWING SIGN@L」イベントで実装された楽曲について、ユニットメンバー各人のソロ歌唱バージョンで収録したシリーズの第三弾。
なかなかリリースされなくてジリジリしていましたが、無事全曲を完走できました。
今回も長文化防止のため、一人一文縛りとしています。

Multiple Entertainment Show!

元々好きな曲なので、３パターンのM.E.Sを満喫しました。
特に「学問というEntertainment Show!」や「楽しもう！」は音程違うのでは？と驚くほど三者三様で、でも全部S.E.Mらしさに満ち溢れていて、やっぱりS.E.Mは最高の教師ユニットだと思いました。

道夫	ザ・お手本な歌だけれど、伝えたいメッセージがビシバシ伝わってくる熱さもあって、さすが硲先生でした
類	硲先生や次郎ちゃんと同じ歌のはずなのに、無茶苦茶のびのびしていて「自由」に感じる歌で、このCD中一番笑いました
次郎	予想以上に癖が強くて、類に感化されている？と思ったけれど、それ以外はエッチとしか言いようがない！

Change to Chance

2Dの時は面白おかしいダンスだと思っていた振り付けが、3DMVだと同じ振りなのに格好良く見えて焦った一曲だったりします。

輝	もともと輝の印象が強い楽曲だと思っていたのですが、オリジナルでもそのパートを輝が歌っていたっけ？と思うくらい、完全に自分の歌にしていました
薫	最初、桜庭先生ってこういう歌声だった？と驚いたのですが、初期に比べて大人っぽく成長したのかな……と思います
翼	ちゃんと翼の声で歌唱しているのだけれど、この曲をキャラを保って歌のはかなり難しいのではないだろうか、と気付かされて震撼しました

VIVA!! ファミリーリズム

この曲のフルは7thライブのサプライズで１回聴いただけなので、こんな展開する曲だったんだっけ！ということにまず驚きました。Wの二人の歌声はまったく聞き分けできていなかったのですが、ソロで聴くことで分かってきました。

悠介	とても真っ直ぐな声に、可愛さだけでなく逞しさもあることに気付いて、好きかも……と思い中です
享介	悠介よりも作った声で、あざとく歌っている感があり、享介の方が弟であるということを思い出しました

Platinum MASK

曲が好きなので、ソロバージョンも楽しく聴きましたが、Beitは３人の全く違う声質・歌唱が一緒になることで、足し算でなく乗算で魅力を増すユニットなんだ、と気付かされました。
２回ある台詞パートは、オリジナルで聞けない２人分の破壊力が素晴らしかったけれど、ユニット版で聴き慣れた当人を聴くとやっぱりこれがしっくりくる、と感じますね。同時に、Beitの３人がお互いにそう言っている光景が目に浮かんできました。

恭二	かなり力強くグイグイ迫ってくる歌いかたで、もしかして作中劇の俺様キャラの雰囲気を残そうとしている？と面白く感じました
ピエール	ピエールも意外と力強い歌唱ですが、時折「病んでる」印象がすると思っていたら、不意打ちで「気付いてしまえよ」を喰らい、ヒヤッと背筋が伸びました
みのり	前二人に比べると柔らかい歌唱で、一番ユニット版の印象に近く、なんだか安心して聴けました（そして「僕らだけが、本物だから」に撃沈）

JOYFUL HEART MAKER

これも好きな曲だけれど、５人楽曲だからこそ良い歌かもしれない、と少し不安になりつつ視聴したところ、初手の隼人でその心配は吹き飛ばされて、１人ずつの魅力を思い知らされました。

隼人	ビブラートの効かせ具合など、ソロで顕著になる歌の上手さにドキドキしました
旬	旬ってこんな思い切りよく格好いい歌いかたもできたんだ……と、良い方向に驚愕させられました
夏来	この曲の強さとテンポで歌い続ける夏来が想像できなかったので、歌い切った瞬間「夏来、頑張ったな！」と思いました
春名	曲との相性の良さで突っ走っているけれど、結構高音がギリギリで歌っているところに、他のメンバーより音楽経験が少ない春名のイメージが重なってテンションが上がりました
四季	４人それぞれ良かったけれど、やっぱりHigh×Jokerのメインボーカルは四季だな！と感じる〆の歌唱でした

私はCD購入するユニットを限定しているのですが、ソロ歌唱によってユニット単位での歌唱による良さが改めて引き出され、「Multiple Entertainment Show!」と「Platinum MASK」のオリジナル版も買いたくなっちゃいました。