現在地：クリア
無事、ラストダンジョンを攻略してストーリークリアしました。
ラストダンジョンのコル・ヒドラエは、各フロアの仕掛けを解くとボスフロアへの道が開通するタイプのダンジョン。
ーーと思ったら、定番の謎解きらしい仕掛けがあるのは左右２箇所のフロアだけで、残る３箇所は謎解きなしの一本道で中ボスに辿り着いたので、逆に驚きました。
謎解きに関しては、宝箱の開けかたがわからなくて時間を費やしました。他のフロアに行かないと開けられないとは、盲点でした。
マルペルシュロとの戦いは、一戦目の後、場所を変えて二戦目。
一戦目は安定していたので、レベルアップしすぎたか？と思いました。カラスの武器マグナス「デュランダル」を狙って大量に乱獲したので……。
しかし、二戦目は死闘になりました。
途中、カラスとシェラの２人が戦闘不能になり、ギバリがそのターンでデッキシャッフルした時は、初ゲームオーバーだと覚悟したくらいです。そこから状態異常を喰らいつつ首の皮一枚繋いだ後、ギバリが必死に他二人を生き返らせてくれて最終的に勝ったのですが、３人がずっと瀕死状態なので、いつ負けるかとヒヤヒヤしていました。
防御できないと2000超のダメージなのに対して、こちらの回復が800程度と全然足りなかったので、強い回復マグナスを作ってくるべきだったと思います。一番回復量が多いマグナスが一点物の「割れた海の鏡」で、複数持っているのは店売りの「鮎うるか」というレベルでしたので、役不足でした。「カレーライス」とか作って喜んでる場合ではありませんでした。
ミローディアを救う流れになることは分かっていましたが、選択肢も与えられなかったので、ちょっと笑いました。
絶対拒否するプレイヤーいそうですしね。まぁ、ドラクエ方式で肯定するまで無限ループすればいいのですが。
その後、救い出されたミローディアの髪色が変わったことに説明がなくて戸惑いました。
本来は青髪で、一度死んだ時に白髪になっていたのが、エンドマグナスから解放されて本来の姿に戻ったという想像はできますけれど、「兄さん」発言の意味は分からないし、エンディング目前に解決しない謎がポンポン飛び出て、精霊だけ置いてけぼりにされた感があります。
以前もお兄さま呼びをしていたので、兄妹ごっこをしていると解釈したこともあるのですけれど、出逢い回想からするとミローディアは思ったより主従関係を強調していたので、違う気がしてきました。
とはいえ、大陸が落ちていった先で、神々が支えとなり根を張る描写は感動的な光景でした。
結果として人間を救ったということは、神々は人間を恨んでいるばかりでもなかったのかな。
そして祝賀祭を抜け出して、シェラと秘密の開示時間へ。
シェラが最初からカラスとミローディアのつながりを知っていたと分かって、折々の台詞の意図が理解できました。シェラがずっと他の仲間に黙っていた事実や、気絶したカラスをミーマイが自主的に助けてくれたわけじゃなかったということに対しては、少しショックがありました。けれど、最初から、カラスを助けてあげたいと思って氷の国を出発していたと言われると、そりゃあもう仕方ないな！と納得しました。
しかし、このまま素直にエンディングイベントが進むのでなく、意外な人がラスボスとして登場してきたので驚きました。これは知らなかった……！
さすがにイベント戦闘っぽい扱いで、敵の攻撃は弱かったですけれど、そこそこ手間取りました。
精霊（プレイヤー）が現実に強制送還された、という感想をどこかで目にしたことがあったので、急にお別れを強いられるのは想定内でしたが、予想以上に強引な追い出しでした。
あまりに唐突だし、シェラを失った後で消沈しているはずと考えると、精霊を切り離したあと、カラスはそのまま死ぬつもりでーーとバッドエンド方向に想像することもできますね。実際は、この後シェラが帰って来たし、スタッフロールの最後に二人が仲良く旅をしているらしい様子が見られたから、私も安心してバテンカイトスの世界を去ることができました。
なお、カラスとシェラ以外の、精霊とやりとりしたことがない仲間から挨拶されるのは、関わりのなかった「友だちの友だち」から寄せ書きを貰ったような、なんだか変な感じでした。
一方、エイメとフォロンがこっそり姿を見せてくれたのはとてもホッコリして良かったです。
というわけでこれで１は終了なのですが、他のゲームスケジュールの都合もあり、２に手を出すかは未定です。